この企業で募集中の長期インターン
株式会社インバウンドホールディングス
マーケティング/広報 大阪府【土日OK】民泊×SNS運用をお任せ!企画をゼロから創るインターン
参加したインターン先企業名: 株式会社インバウンドホールディングス
参加したインターン: 事務/アシスタント
名前: 松本環菜
大学名: 大阪市立大学 医学部看護学科
学年(取材時): 既卒(学部)
私、少し珍しい経歴なんです。実は既卒で、インターンとして働いています。 今年の3月に医学部看護学科を卒業し、看護師として病院で働いていました。仕事はやりがいがありましたし、患者さんに感謝してもらえるたびに「この道を選んで良かった」と思う瞬間もたくさんありました。 でも、心のどこかでずっと引っかかっていたんです。「もっと広い社会に関わる仕事をしてみたい」「自分のアイデアで何かを動かしてみたい」そんな気持ちが少しずつ大きくなっていきました。 今ならまだ、27卒として“新卒採用”に挑戦できる。そう思って、思い切って看護師を一度辞め、就職活動に向けての準備を始めました。ただ、知識も経験もない自分がいきなり就活に飛び込むには、何かが足りない気がして。だからまずは、実際に会社の仕組みや働き方を知るために、インターンへの挑戦を決めました。
求人を見て、「経営者に近い視点で働ける」という言葉に惹かれて応募しました。 看護師として働いていた頃は、目の前の患者さんに寄り添う日々。その時間が好きでしたし、やりがいもありました。でもふと、「自分の関わる世界って、病院という一つの空間の中だけなんだな」と思った瞬間があって。 社会の仕組みやお金の流れ、組織がどう動くのか、そういう“全体を動かす側の視点”を知ってみたいという気持ちが強くなっていったんです。経営者の近くで働ける環境なら、会社という組織がどう回っているのかを肌で感じられるはず。 そんな思いで、このインターンなら今まで知らなかった世界を見られるかもしれないと思い、挑戦を決めました。
現在は管理部に所属し、主に経理や総務の仕事を担当しています。 入金の照合、請求書の作成、備品の発注、社内アプリのマニュアル作成など、いわば“会社を裏から支える”仕事です。 最初に経理ソフトを触ったときは、「会社ってこんなふうにお金が動いているんだ!」と驚きました。看護師の頃は“人”を通して仕事を見ていましたが、今は“数字”を通して会社を見る。たとえば入金データを見ながら「この取引先はこういう事業をしているんだ」と調べたり、「この数字の先には人の動きや決断があるんだな」と感じたり。 一つひとつの作業の向こうに“会社のリアル”が見える瞬間が、とても新鮮で面白いです。 総務の仕事では、社員の方が働きやすくなるように仕組みを整えたり、ちょっとした困りごとを解決したりもしています。「ありがとう、助かった」と言ってもらえると、「あ、私いま確かに会社の一員なんだな」と実感でき、それが大きなモチベーションになっています。
最初は本当に分からないことだらけでした。経理用語も処理手順もまったくの初心者で、ひとつひとつ確認しながら進める毎日。 それでも上司の方が丁寧に教えてくださって、「どんどん質問していいよ」と言ってくれたので、遠慮せずに何でも聞ける環境がありました。教わったことはすべてメモに残し、自分用のマニュアルにまとめ直して少しずつ定着させていきました。 だんだん慣れてきて業務の流れが見えてくると、数字の動きから会社の仕組みが線でつながっていく感覚が生まれて。「この発注はここにつながっているんだ」と理解できたときの嬉しさは、まるで小さなパズルが解けたような気分でした。 インターンを始めるまでは、一般企業ってもっと堅い雰囲気なのかなと思っていたんです。でも実際のオフィスはとてもフレンドリーで、初日から「前から知り合いだったっけ?」と思うくらい、皆さんが自然に話しかけてくれました。 分からないこともすぐに相談できますし、意見も伝えやすい。朝礼の改善案をインターン生に相談してくれることもあるんです。社員さんとの距離も近く、イベントや食事会では普段聞けない話をたくさん聞けます。 インターンを通して、想像していた以上に学びが多く、毎日新しい発見ばかりで。一歩踏み出してみて本当によかったと、心から感じています!
一番変わったのは、「伝える力」だと思います。 看護師のときは、相手の気持ちを汲み取り、寄り添うことが中心でした。でも今の仕事では、「どう話せば伝わるか」「どうすれば相手が理解しやすいか」を意識しながら話すようになりました。 たとえば報告や相談をするときも、結論から話す・根拠を添えるなど、伝え方を少しずつ工夫しています。その積み重ねで、人前で話すことへの抵抗も減ってきました。 以前は発言するときに緊張していましたが、今では「自分の意見を伝えてみたい」と前向きに思えるようになりました。 これは間違いなく、このインターンを通して得た自信だと思います!
管理部の仕事を通じて、会社全体を支える力をもっと磨いていきたいです。まだまだ覚えることは多いけれど、仕組みを理解して、より正確に・効率的に動けるようになりたい。 この会社は、「やってみたい」と声をあげれば、挑戦できる環境があります。だからこそ、管理部の仕事にとどまらず、営業や新規事業など、会社の外とつながる仕事にもチャレンジしてみたいと考えています。実際、周りの社員さんやインターン生の中にも、複数の業務を掛け持ちして新しい領域に挑戦している人が多くて、そんな姿を見るたびに刺激を受けています。 就職活動ではメーカーを中心に、ITや広告業界にも興味があります。どんな道に進んでも、数字で会社を理解し、論理的に伝える力を自分の強みにしていきたいです。 そして、ここで得た「主体的に挑戦する姿勢」を忘れずに、これからも成長していきたいと思います。
もし少しでも迷っているなら、迷っているうちに、ぜひ一歩踏み出してみてほしいです。 インターンはアルバイトでは味わえない、“会社の中”をリアルに体感できるチャンス。 日々の業務を通して、仕組みや経営の裏側に触れることで、働くことの面白さと責任の重さを肌で感じられます。 私自身、「今しかない」と思って飛び込みました。正直、不安もありましたが、やってみたからこそ分かったことが本当にたくさんあります。数字の動き一つにも意味があって、人の行動や決断がその先にある。そんな“会社が生きている”瞬間に立ち会えるのは、インターンならではの経験だと思います。 新しいことを学ぶたびに、自分の世界が広がっていくのを実感しています。 勇気を出して一歩踏み出せば、自分でも知らなかった強みや可能性に、必ず出会えるはずです。