この企業で募集中の長期インターン
株式会社VEXUM
営業 大阪府[ガチで挑む学生、集合]営業・コンサルに必須の力を実務で
大学3年の後期、周りと同じように就活を始めたものの、正直「将来こうなりたい」というイメージがまったく持てませんでした。説明会や選考に行っても、どこか“流されているだけ”という感覚がずっとあったんです。 思い返すと、僕は小2から大学3年の引退までずっと野球一筋。大学では「今度こそいろんなことに挑戦したい」と思っていたのに、気づけばまた野球部にいて、「やっぱり野球はおもろいな〜」って野球してました。笑 何かに挑戦したい気持ちは確かにあるのに、気づけばまた同じ流れに戻ってしまう。そのことにずっとモヤモヤしていたんです。
「このまま流されて大学生活が終わるのは、なんか違う」と、思い切ってフィリピンへ語学留学に行きました。 実はずっと留学に興味はあったんですが、部活と授業で時間もお金も余裕がなくて諦めていたんです。でも大学生である今しかないと思って飛び込みました。 初めての海外では、まったく違う価値観の人たちと毎日話しているうちに、驚くほど自分と向き合う時間が増えました。「自分ってどう生きたいんだろう?」と、今まで考えてこなかったことに向き合わざるを得なかったというか。 帰国後は「起業してみたい」という興味が強くなり、コミュニティに参加したり、経営者の方に会いに行ったり、起業プログラムに通ったり、とにかく動き続けました。でも、話を聞けば聞くほど、自分が本気でやりたいと思える事業アイデアは一つも出てこなかったんです。 そのとき、ようやく腑に落ちました。「社会を知らないまま“やりたいこと探し”をしても、そりゃ見つからないよな」と。 だからこそ、「まずは社会に触れてみよう」「実際に働く経験を積んで、自分がどう感じるかを確かめよう」と思い、長期インターンに挑戦することを決めました。
僕がインターンしている VEXUM(ベクサム) は、一言でいうと「AIや自動化の力で、企業の業務を根本から楽にしていく会社」です。ただツールを渡すだけではなく、実際にクライアントの現場に入り込んで、業務の流れを一つずつ洗い出しながら、どんな仕組みが必要かを一緒に考えていきます。 「ここはAIで自動化できますよ」「このエクセルの手入力はやめましょう」 そんなふうに現場の課題を整理しながら、最終的にはクライアント自身が使いこなせる“内製化された仕組み”に落とし込んでいくのがVEXUMのスタイルです。 そして、その仕組み作りはAIを駆使して進めていきます。だからこそ、現場に寄り添いながら最先端の技術に触れられるという点が、この会社で働く大きな魅力だと感じています。
正直に言うと、最初から「AI業界で働きたい!」という強いこだわりがあったわけではありません。インターンを検索していて、たまたま出会ったのがVEXUMでした。 決め手になったのは、会社の事業内容以上に、最初に面談してくださった人事の方との出会いです。話している中で、「この人と一緒に働きたい」「この人みたいになりたい」と心を持っていかれてしまって。僕はもともと「何をやるか」よりも「誰と働くか」を大事にしたいタイプなので、その感覚はかなり大きかったです。
僕は「アドバイザー」という立場で、クライアントの現場に入り込む形で働いています。簡単に言うと、現場の課題を一緒に見つけて、AIで解決していく仕事です。 まずは担当者の方に業務の流れをヒアリングし、「どこに無駄があるのか」「どこを仕組み化できるのか」 を一緒に整理します。たとえば、毎回手入力している資料を“ボタン一つで作れる形”にしたり、時間のかかっていた集計作業を自動化したり。現場の人が使いやすい形になるように、必要なツールやシステムを設計していきます。 コードを書く作業はAIに任せて、僕たちはヒアリングや要件整理、品質チェックなど“人が判断すべき部分”に集中します。ここを丁寧にできるかどうかで、最終的な仕組みの使いやすさが大きく変わるんです。 学生でもクライアントの現場にどっぷり関われるのは、この会社ならではだと思います。名刺交換をして、課題を議論して、仕組みを提案して、実際に使ってもらうところまで関わる。「学生だけど、ちゃんと現場の一員として期待されている」という感覚があり、その責任感がおもしろさにもつながっています。 それに加えて、最近は人事の仕事も任せてもらっています。人に惹かれて入った会社で、自分も「一緒に働きたい」と思ってもらえる存在になることを目標に頑張っています!
入ってすぐの頃は、しっかりと研修の期間がありました。AIの基礎知識やリテラシーを学ぶ時間があって、そのあとに実際のクライアント事例を使った小さな開発に取り組み、業務の流れをつかんでいきました。さらに、挨拶や名刺交換といったビジネスマナー、顧客対応のロールプレイなども丁寧に教えてもらいました。 AIもビジネスマナーもほぼゼロの状態で入った僕にとって、この初期研修は本当に大きな支えでした。「スキルがないと無理なんじゃないか」と不安に思う学生の気持ちはよく分かりますが、僕自身まさにその状態からのスタートです。未経験でも安心して挑戦できるインターンであることは間違いありません!
今は休学中なので、使える時間はほとんどインターンに注いでいます。週4〜5日ほど稼働していて、神戸から本社のある大阪・本町や、担当クライアントのオフィスに通っています。片道1時間弱ですが、奈良や京都から来るメンバーも多く、関西全体から学生が集まっている雰囲気があります。 基本的にはクライアント先に常駐して業務を進め、常駐がない日は本社で別案件を進めたりしています。 クライアント先では学生とは名乗らず、“VEXUMの担当者”として見られます。大学生が企業の現場を任されるというのは、その分プレッシャーも大きいですが、だからこそ得られる経験も圧倒的です。名刺交換をして議論して、課題をまとめて、“現場の一員”として扱われるあの感覚は、普通の学生生活ではなかなか味わえないと思います。
初めてクライアント先に行ったときです。とにかく緊張しっぱなしでした。最後に業務日報を書くときも、何を書けばいいのかまとまらず、異常に時間がかかりました。「日報すらまともに書けへんやん、自分…」と、今では笑えるんですけど、当時はめちゃくちゃ落ち込んでました。 その時は上司に「今日はマジできつかったです」「正直、無理かもしれないです」と全部正直に話しました。上司はめちゃくちゃ忙しいはずなのに、否定せずにただ話を聞いてくれて、僕が落ち着くまで時間を取ってくれました。「今日はここまでできたからOK」「最初だから仕方ない」と言ってもらえて、かなり救われました。 前までの僕なら、多分そこで誰にも相談せずに勝手にフェードアウトしていたと思います。でもそのときは、「逃げる前に一回ちゃんと話してみよう」「ありのままの自分でぶつかってみよう」と決めて向き合えた。それが、一つ目の大きな壁を越えた瞬間だったと今は思っています。
僕はもともと、部活でも勉強でも、しんどくなると一歩引いてしまう“逃げ癖”がありました。「挑戦したほうがいい」と分かっていても、何か理由をつけてやらない。ずっとコンプレックスだった部分です。 インターンを始めてからも、もちろん壁はいくつもあります。クライアントの期待に応えられなくて落ち込むこともあるし、業務量に追われて「これ間に合うんかな…」と焦ることもあります。でも決定的に違うのは、“すぐに逃げなくなったこと”でした。 「無理や」と落ちる前に、「とりあえずやってみよう」「一回やり切ってから悩もう」と思えるようになったんです。 そうやって一つひとつ越えていくと、“悩みのレベル”がどんどん上がっていく感覚があります。数ヶ月前なら折れていたはずの壁を、今の自分はちゃんと越えられている。それに気づいた瞬間、「あ、自分ちょっとずつ成長してるな」と実感できるようになりました。 その経験があるからこそ、今は研修中の子や新しく入ってくるインターン生に対して、できるだけ噛み砕いて寄り添ってあげたいと思っています。入社したばかりの頃は、みんな忙しそうに見えるし、質問しづらいと思うんです。だからこそ、後輩とは心の距離を近く、ほんの小さなことでも声をかけられる先輩でいたいと思っています。
正直に言うと、「将来のビジョンがカチッと固まった」という段階まではまだ来ていません。ただ一つハッキリしたのは、「今の自分にはまだ“これがやりたい”というものはない」ということを、ちゃんと認められるようになったことです。 インターンをしていて感じたのは、「やりたいことがある人は、もうすでにやり始めている」ということでした。世の中の半分もいないんじゃないかな、と個人的には思っています。だから、「やりたいことがない自分ってダメなんかな」と責めていた時期もありましたが、今は「ないって分かっただけでも一歩進んだやろ」と考えられるようになりました。 一方で、AIというこれからの武器になる領域で経験を積めていること、クライアントワークやマネジメント、人事など人と関わる仕事を同時に経験できていること、「会社のためにもっと貢献したい」と自然に思えるようになったことなど、得られているものはたくさんあります。起業するにしても就職するにしても、このインターンでの経験は必ず自分の武器になるな、という実感は日に日に強くなっています。
AIの知識があるかどうかは、正直そこまで重要じゃないと思っています。僕自身、入る前はAIの知識はほぼないレベルでした。それでも、好奇心と主体性さえあれば、未経験からでも十分挑戦できます。 VEXUMは学生主体の組織で、「これやってみたいです」と言えば、本当に任せてもらえる会社です。人事の仕事も「僕やりたいです」と手を挙げて、任せてもらえるようになりました。関西一帯から学生が集まっていますし、奈良や京都から通っているメンバーも多いので、「自分の住んでいる地域にインターンがない」と感じている人にも、ぜひ挑戦してほしいです。
「スキルないし…」「自分にできるかな」と不安になる気持ちは、めちゃくちゃ分かります。でもインターンは、“できる人”が行く場所じゃなくて、“やってみたい人”が成長していく場所だと思っています。 VEXUMの長期インターンは、主体的に動く学生を本気で応援してくれる環境です。「これやってみたいです」と言えば、むしろ「いいね、やってみよう」と背中を押してくれる。そういう会社なので、迷っているなら一歩踏み出してみてほしいです。 迷っているということは、心のどこかでは「やりたい」と思っている証拠やと思うので。その気持ちを無かったことにせずに、一緒に壁にぶつかって、悩みのレベルを上げていけたらうれしいです!