2025.05.22
社会人に必要な思考力が身についた、成長実感のある長期インターン
長期インターンシップに参加しようと思ったきっかけや理由はなんですか?
大学入学と同時に飲食店でアルバイトを始めました。約3年間働く中で仕事にも慣れ、ある時ふと「このままでは同じ作業の繰り返しになってしまうな」と感じました。
「もっと社会人のようなスキルや思考力を学生のうちに身につけたい」
そんな思いが芽生えたことが、長期インターンを探し始めたきっかけです。
また、できるだけ裁量権を持って挑戦できる環境に身を置きたいと考え、大手企業よりも少数精鋭でインターン生との距離が近い会社を魅力的に感じました。インターン生の受け入れ実績が少ない企業にもあえて目を向け、自分の意志や姿勢を見てチャンスをくれるような職場を求めて応募していました。
この長期インターンでどんな経験をしましたか?また、そこから学んだスキルや考え方などがあれば教えてください。
長期インターンを通じて最も大きかった学びは「考えること」そのもののレベルが変わったことです。与えられた作業をこなすだけではなく、目的を理解しそのうえで最適な手段を自分で考えて提案する。これは学生生活ではほとんど経験することのなかった視点でした。
例えばオウンドメディアの運用では、「このコンテンツは誰の役に立つのか?」「本当にこの順番・構成で伝わるのか?」「数値が伸びない原因はどこにあるのか?」といった問いを常に考えさせられます。最初はどう考えれば良いか分からずただ正解を探そうとしていましたが、次第に「仮説を立てて実行する」ことの重要性に気づき、これが実行できるようになってきました。
また、社員の方々からのフィードバックも私の思考に磨きをかけてくれました。「それは何のためにやるの?」「その根拠は?」といった問いかけに最初は厳しく感じることもありましたが、今振り返るとどれも自分の思考の幅と深さを広げる貴重な機会でした。
この長期インターンを通じて、単に「作業ができる」のではなく「考えながら動ける人」になるための土台を築けたと感じています。
今回の長期インターンを通じて、最も印象的だったエピソードについて教えてください。
長期インターンを通じて最も印象的だったのは「人との関わり方」に対する価値観が変わったことです。
これまでの学生生活では自然と気が合う人や話していて楽しい人と一緒にいることが多く、人間関係もほとんどがプライベートの延長線上にありました。しかしインターンで実際に業務を進めていく中で「仕事がしやすい人」と「プライベートで仲良くできる人」は必ずしも同じではないということに気づきました。
例えば、性格や趣味が似ている人でも仕事になると方向性や進め方のズレを感じることがあります。一方で、普段はあまり雑談をしないような人でもタスクの進め方やフィードバックの仕方がすごく的確で、仕事のパートナーとして信頼できると感じることもありました。
この経験から、相性ではなく信頼や役割理解で成り立つ関係の大切さを実感しました。そして、そうした関係性は仕事を円滑に進めるうえでとても心強い存在になります。社会に出れば年齢も背景も価値観も異なる人たちと一緒に働くのが当たり前です。だからこそ、プライベートの延長ではない「仕事の人間関係」を経験できたことは学生生活では得られない貴重な学びでした。
今回参加したインターン先のチームや企業文化の中で、特に魅力を感じた点があれば教えてください。
一番魅力的に感じたのは、業務中は徹底的に考えさせられる一方で業務外ではとてもフラットであたたかい人間関係が築かれていることです。
日々の業務では社員の方々から厳しくも本質的なフィードバックをいただく場面が多くあり、考えが浅かったときや目的を見失いかけたときには鋭い問いが飛んできます。最初はその厳しさに戸惑うこともありましたが、それだけ真剣に向き合ってくれているという姿勢に次第に信頼と感謝の気持ちが生まれるようになりました。
一方で、業務が終わるとふとした雑談が飛び交ったり昼食を一緒にとったりと気さくで自然なコミュニケーションがとても心地のよい環境でもあります。特に印象的だったのが、月に一度の1on1ミーティングです。この時間では業務の振り返りだけでなく私自身の気持ちやプライベートの悩み事にも寄り添ってくださりインターン生である自分の意見や悩みを丁寧に聞いてもらえる貴重な場でした。
こうした厳しさとあたたかさが共存しているからこそ安心して挑戦できるし、素直に反省し前向きに成長し続けることができたのだと思います。このバランス感覚のある企業文化は今後どんな組織に身を置くことになっても自分の軸として大切にしていきたい価値観になりました。
最後に、他の大学生に長期インターンシップをおすすめする理由があれば教えてください。
私はすべての大学生に長期インターンを一度は経験してみてほしいと思っています。
単に実務経験が積めるからではなく、思考力の質が明らかに変わるからです。
大学生活ではレポートや試験、アルバイトなどの与えられた課題をこなすことが多く、思考の深さが求められる機会は限られていたように思います。
しかし、長期インターンでは業務の背景や目的を理解したうえで自分の頭で考えて動くことが求められました。「この企画は誰のためか?」「なぜこの数値が伸びなかったのか?」「改善するにはどこに手を加えるべきか?」といった問いに対して常に自分なりの仮説を立てて行動し、検証していく必要があります。最初は中々実行できず苦労しましたが、正解のない問いに対して仮説を立てて実行する力こそが社会に出てから本当に必要になる力だと今では確信しています。
大学生活の中でただ過ごすのではなく、少しでも「自分を変えたい」「成長したい」と思った瞬間があるのなら長期インターンはその第一歩になるはずです。自分の視野や思考を広げる挑戦の一つとして、私は長期インターンをおすすめします。
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