参加したインターン先企業名: 株式会社インフィニティエージェント
参加したインターン: 営業
名前: 大島夢叶
大学名: 法政大学
学年(取材時): 大学2年生
私がインターンを探し始めたのは、大学2年生の夏休みが始まるタイミングでした。 周囲の友人たちが3年生からインターンを始めることが多い中、少しでも早く実務経験を積むことで、就職活動や将来的な社会人生活に備えたいと考えました。 実際の仕事を体験することで、学生のうちに社会人としての準備を整えることができると感じ、長期インターンに応募しました。 応募した時点では希望の業界や職種はなかったのですが、企業に直接貢献できるような業務をしたいと考えていました。
会社の明るく楽しそうな雰囲気に惹かれたからです。 求人サイトに掲載されていた写真で社員の皆さんが笑顔で働く姿を見て、何となく自分に合っていそうだと感じたのが決め手でした。
ただ単に指示された作業をこなすだけではなく、自分の頭で考え、責任を持って取り組むことで、自分の行動が会社にとってプラスになるような仕事をしたいと考えました。 また、裁量のある仕事を経験することで、成長ややりがいを実感できるようなインターン先を探していました。
「一社員として働く」という点に不安を感じました。 企業の一員として責任ある仕事を任されることに対して、自分自身に務まるのか不安な部分もありました。 しかし、実際に働いてみると、社員の方が親身になってサポートしてくれたおかげで、不安は次第に解消されました。 自分で考え、責任感を持ちながら働くことが求められる環境で、少しずつ自信を持てるようになりました。
私の担当業務は、テレアポを通じた営業活動です。 企業に電話をかけて商談のアポイントを取るのが主な仕事で、最初は決められたトークスクリプトに沿って話を進めます。 しかし、企業の方から予想外の質問をいただくことも多く、その場で柔軟に対応する力が求められます。 また、アポイントが成立した後の日程調整も担当するため、単なる電話業務にとどまらず、相手とのコミュニケーション全体を円滑に進めることが重要だと思っています。
入社後、最初の5日間は社員と一緒にロールプレイング形式の研修を行いました。 社員が企業担当者役を務め、電話対応の練習を繰り返しました。 初めはとても緊張して変に噛んでしまうことも多々あったのですが、この研修のおかげで、実際の営業活動に入る前に自信をもった状態で臨むことができました。 社員から的確なフィードバックをもらえるので、改善点を意識しながら練習を重ねることができました。
大まかに1日に1件アポを獲得することを目標としていますが、厳しいノルマは設けられていません。 また、個人目標だけでなくチーム全体の目標も設定されているため、適度なプレッシャーを感じつつも、チームで協力して成果を出すことを重視しています。 このような環境のおかげで、過度なストレスなく、やりがいを感じながら目標達成を目指せています。
入社して1ヶ月ほど経った頃、インターン生の中で最も多くのアポイントを取ることができたときは、本当に嬉しかったです。 それまで営業力に関しては自信がなかったのですが、成果を上げることで「自分でもできるんだ」という自信に繋がりました。 努力が結果に結びつく瞬間を実感でき、自分にとってかなり達成感がありました。
1つは、社員や先輩のアドバイスを受けて、自分の改善点と向き合ったことです。 私はよく話すスピードが早いというフィードバックをもらうことが多かったのですが、それを受けて、なぜそうなってしまうのかを自分なりに分析して、実践に活かすようにしていました。 もう1つは、上手な人の真似をすることです。 自分が電話をしていない間も、周囲の社員がどのように話しているのかを注意深く聞き、自分との差分は何かを分析するようにしていました。
営業の仕事の魅力は、成果が数字として明確に表れることです。 アポイントを取れた瞬間は、自分の努力が実を結んだことを実感でき、やりがいを強く感じます。 また、達成感が自己成長の手応えとなり、「もっと成長したい」というポジティブな気持ちが湧いてきます。 こうしたモチベーションが、新たな目標設定を促し、さらなるスキルアップや自己研鑽への意欲に繋がっているように感じます。
インターンシップを通じて身につけたスキルは、主に3つあります。 1つ目は、相手の心情を読み取り、それに応じたコミュニケーションができる力です。 企業の方々と話す中で、相手によって話し方や接し方の工夫が大切だと感じ、相手の特徴や心情を理解しながら適切な対応ができるようになりました。 2つ目は、社会人の方々との接し方を学んだことです。 社員と一緒に仕事をする中で、ビジネス上でのコミュニケーションや礼儀、関係構築の大切さを学ぶことができました。 最後に、責任感を持って物事に取り組む力が身についたことです。 以前は嫌なことがあると逃げ出したい気持ちになってしまうこともあったのですが、営業インターンを通じて、任せてもらった業務は最後まで責任を持って遂行する力、忍耐強く向き合う力を培うことができたと感じています。
社内は明るく、社員同士が積極的にコミュニケーションを取る雰囲気があります。 私も入社当初から社員の方々に声をかけてもらい、熱心に向き合って指導していただいたおかげで、働きやすさを実感しています。 また、部署を越えた交流の場も設けられており、他部署の社員とも話す機会が多くあります。 全体的にフレンドリーな方が多いため、インターン生の私も自然に馴染むことができました。
入社前は、営業に対して「断られることが多く、厳しい仕事」というイメージを持っていました。 実際、そのイメージは間違っていなかった部分もあり、営業の仕事が決して楽ではないことを実感しました。 しかし、自分の話の繋げ方や伝え方次第では、こちらの伝えたいことを真剣に受け止めていただき、結果としてアポイントに繋がることもありました。 「自分が頑張った分だけ結果が返ってくる」という実感を持てる点に営業の魅力を見出せたのは、良い意味でのギャップでした。
基本的に週2〜3日、お昼から夕方まで1日5時間程度勤務することが多いです。 シフトは半月ごとの提出で、やむを得ず直前で予定が入ってしまった場合や大学等の外せない予定がある場合には調整してもらえます。 個人的には大学生活との両立はしやすい環境だと感じています。
長期インターンでの学びが大学生活で明確に活かされたと強く感じた場面はまだ少ないのですが、いくつか効果を実感する経験もありました。 例えば、先日の大学の発表で、営業活動を通じて人前で話すことに慣れていたおかげで、緊張せずに自分の意見を発信することができました。 また、インターンを通じて目上の方々と接する機会が増えたことで、教授とのコミュニケーションも以前より自然に取れるようになり、質問なども積極的にできるようになったと感じています。 普段の業務で多くの人とコミュニケーションを取る中で、目上の方と話すことへの抵抗感やハードルが下がったのが、インターンで得た大きな成長の1つだと思います。
今後は、営業のスキルをさらに磨き、自分の営業スタイルに対して自信を持てるようになりたいです。 数をこなすことで、アプローチの方法や話し方を自分の中で確立し、自信を持って仕事に取り組めるようになるのが目標です。
長期インターンを始める前は、私自身も不安でいっぱいでした。しかし、実際に挑戦してみると、インターンを通じてしか得られない学びがたくさんあることに気づきました。 例えば、社員の方々がしっかり話を聞いてくれたり、悩んだときに一緒に解決策を考えてくれることも多く、安心して取り組むことができました。 また、責任ある業務を任される場面もあり、その中で自分自身の成長ややりがいを実感しています。 もし、長期インターンに挑戦するか迷っているのであれば、経験としてとても価値があるので、ぜひ挑戦してみてほしいです。 挑戦することで新しい自分に出会い、成長できるきっかけが得られると思います。