参加したインターン先企業名： グローカルデザインスクール株式会社
参加したインターン： 企画
名前： N.S
大学名： 明治大学
学年（取材時）： 大学4年生
大きく2つの理由があります。 まず1つ目は大学の農学部に通っていることもあり、元々農業について関心があったからです。 就職活動をする中で”どのような形で農業に関われるか”を考えていると、「教育と農業」という関わり方を見つけたので興味を持ったことがきっかけです。 2つ目は、内気な自分を変えたいという思いがあったからです。 自分の意見を伝えることや論理的に話すということが大学のゼミなどを通じて苦手であるということを認識していたので、活動の運営やミーティングをする中で、話す経験をつけ、克服したいと考えていました。
週1回の活動のサポートと活動内容の流れの決定、そして広報、年1回の合宿の企画業務に携わりました。 活動に関しての業務では、事前にどんなワークをするか予習もしくは準備をして、当日臨みます。 活動の最後には、活動の振り返りをコーチと行うため、次回に向けて自分がどのように関われば良いか確認することができます。 広報では、HPの更新とインスタグラムの投稿に携わりました。 ジュニアビレッジの活動を広め魅力を伝えるためのツールとして、閲覧者が文章を読んで活動を容易に想像できるような文章の構成を考えるなど、客観的に物事を見る力がついたと思います。
子どもの成長と農業を通じて商品開発、そして販売を行うことで地域活性の2つの”未来”に直接関われることが1番の魅力だと思います。 子どもの成長に関して、1年間という短い間でありましたが、当初よりもチームの中でまとめることや発言することが得意になった部員が増えたように感じます。 ジュニアビレッジを通じて、新たな価値観や考え方を学び、将来大人になった時に少しでも役に立てたらよいなと考えると、とてもやりがいを感じます。 毎週関わる中で、インターン生のことをあだ名で呼んでくれたり仲が深まることも嬉しかったです。 地域活性については、それぞれの拠点で「横須賀のカラフル野菜を広めたい」「横浜のフードロス削減」などコンセプトを決めて、商品を販売しているため、活動を通して商品が出来上がる過程を一緒に歩むなかで、”地域の未来を創造”することに関わる実感が湧きました。
印象に残ったことは、活動を通して部員の考えや行動を新たな影響を微力ながら与えられたのではないかという場面に遭遇したことです。 活動当初は問いを投げかけても「わからない。」と考えるのを放棄してしまっていた子が、商品の販促に関して具体的な策を提案していたのを見て、活動を通じて何かを感じ取ってくれたことにとても喜びを感じました。 他にも、ワークの中で部員の考えを深掘りすることを意識し、私から部員に”どうして？なぜ？”と問いかけをすることで、部員から「そういうことか！」と新たに考え方を吸収してくれた姿に嬉しかった記憶があります。 自分の関わり方で、誰かの行動や価値観を変えることで明るい未来を作っていくことにとてもやりがいを感じました。
コロナ渦の大学生生活ということもあり、大学内でも思うように活動ができなかった中で、長期インターンを通じて、熱い志を持ったインターン生の仲間に出会えたことは、内気な自分を変えるきっかけになりました。 こんな自分でも、子どもの成長を含め、誰かの成長や価値観に影響を与えられるということで自信もつきました。 活動の中で、広報に関わるなかで「魅力を発信すること」と自分が試行錯誤して問いかけをすることで部員に新たな気づきを与えられた「私にしかできない考えを与えることで各々の未来に関われること」が自分の中で好きだということに気づいたので、多くの人に影響を与えられるように自己研鑽をしていきたいと思っています。
