参加したインターン先企業名: 株式会社Lang-8
参加したインターン: ディレクター
名前: 伊藤 なな
大学名: 東京国際大学
学年(取材時): 大学4年生
大学3年生の当時、就職活動を意識し始めたのがきっかけです。 周りの友達もインターンシップを探している人が多く、キャリアセンターの先生方にもおすすめしていただいたので、長期インターン先を探すことにしました。 私は英語を話すことができるので、語学力を活かせる企業を探していたところ、Lang-8に出会いました。
日本語力が不安でした。 日本でアルバイトはしていたのですが、会社の中で議事録を書いたり、メールでのやり取りの経験はありませんでした。また、大学ではほとんど日本語を使いません。 そのため、日本語を使って仕事をすることができるのかという点は不安でした。
主に3つの業務を担当しています。 1つ目は、ライバーマネジメント業務です。 弊社はHiNativeという語学学習アプリを運営していて、その中にライブ配信機能があります。 そこで私は、ライバーの方のパフォーマンスアップや楽しんで配信を継続してくれることを目指してマネジメントをしています。 例えば、定期的にライバーさんとミーティングを行うことで、アプリを使う上でライバーさんが困っていることや気づいたことの相談に乗っています。 また、私自身も配信をしているので、配信をする中で気付いたことやティップス(助言やアドバイスなど)を共有しています。 2つ目は、イベント企画業務です。 ライブ配信のイベントを企画したり、アプリ内に掲載する資料・バナーを作成しています。 イベントを提案・企画する際には、ライバーさんやリスナーさんがどのようなイベントを楽しいと思ってくれているのか、どのようなイベントがあればライブ配信機能自体がより盛り上がるのかを考えながら、CEOを含めたチームメンバーとディスカッションしています。 またイベント終了後、イベントの結果に関して、数字を元に全員で確認するところまでやっています。 3つ目は、英語の翻訳です。 新しい機能がつく場合など、社内から一旦日本語で上がってくる情報を、リリース前に自然な英語に訳す作業を担当しています。
私が最近提案したのは、「民族衣装イベント」です。 HiNativeのライブ配信では、さまざまな文化を持つライバーさん・リスナーさんが集まっています。 そのため、各国・地域の方がそれぞれの民族衣装を披露する場を設ければ、ライブがカラフルになり、お互いの衣装を見ることができる素敵な空間になると思い提案しました。 実際このイベントは多くのライバーさんやリスナーさんが楽しんでくださり、HiNativeならではのイベントを企画できたと思っています。
特にライバーマネジメントのお仕事の中で、自分がマネジメントしているライバーさんがHiNativeでのライブ配信を楽しんでくださっていたり、どんどん活躍の幅を広げたりしているとやりがいを感じます。 マネジメントの過程で、私が共有したティップスをライバーの方が配信中に実行してくれて、実際に効果があったとき、ライバーさんからお礼の言葉をいただけるのもとても嬉しいです。
そうですね、最初の段階から担当させていただいていました。 私はライブ配信チームでは最初のインターン生だったため、初めは分からないなりに自分でやるべきことを考えて進めていました。 とりあえず最初は自分自身が配信をすることで、ライブ配信に関する知識をインプットするところから始めました。 そこである程度経験を積んでから、ライバーさんに向けた説明会やマネジメントでのティップス共有などを行っていました。
まず初めに、ライバーさんのお問い合わせ対応を行います。 具体的には、アプリの機能に関する質問対応や、今後の配信方針の相談対応をしています。 その後は、私がマネジメントをしているライバーさんとミーティングをすることが多いです。 ミーティング1回あたり40分ほどで、ライバーさんの状況を聞きながら、私が配信する中で得た知識を提供しています。 また、アプリに関してフィードバックをいただき、それを社内に共有することで、アプリの満足度向上を目指しています。 その他には、適宜説明会や資料の翻訳といったタスクを行っています。
1つ目は、マネジメントスキルです。 現在かなり多くのライバーさんのマネジメントを担当しているのですが、ライバーさんのパーソナリティや意向、配信実績によってマネジメントの仕方も変わってきます。 ライバーさんそれぞれの配信を見た上で、「このライバーさんにはどのようなコミュニケーションやアドバイスをすればいいのか」を考えながら臨機応変に接するスキルが上がりました。 2つ目は、日本語スキルです。 会社の中で日本語を使ってビジネスコミュニケーションをとる機会が多いため、自然と日本語能力を培えました。 3つ目は、プログラミングスキルです。 まだ勉強中なのですが、マネジメント業務でデータ処理を行う際に扱う簡単なコードは書けるようになりました。
多くの数値データがある中で、自分の欲しいデータをピンポイントで取り出す際に使います。 具体的には、ご協業先の会社の方から「ライブ配信事業関連のデータが欲しい」という依頼を受けた時などに使います。 インターン生になったときはプログラミングをやるなんて全く想像していなかったですが、実際に練習してみると意外と楽しいです。 コードを書いているときは難しいと思うこともありますが、実際に自分の書いたコードが機能した時にはとても嬉しいですし、安心します。
私の大学では授業が全て英語なので、日本語でタイピングをする機会が全くありませんでした。 しかし長期インターンシップを始めて、日本語でタイピングをしながら議事録を書いたり、日本語を母語としたライバーさんとお話しするようになりました。このような「実践」の中で少しずつ成長を感じています。 座学で日本語を勉強するよりかは、社内のインターン生と話す方が、色々な場面での言葉の使い方を学べることもあります。
責任の重さに対するイメージは変わりました。 正直インターンシップを始める前は、アルバイトとインターンシップの違いをそこまで明確に把握していませんでした。 しかし、実際に色々な業務を任せていただく中で、アルバイトと違って学ぶことも多く、今後の将来に役立つことを実践できていると感じます。
社員の方もインターン生の方も良い人ばかりな点です。 みなさん私にとって尊敬できるところがあるので、私のモチベーションにもなっています。 また、語学力を活かせる環境も魅力です。 私自身語学に興味があるので、いろいろな言語が飛び交う社内でコミュニケーションをとりながらお仕事ができるのは私にとって非常に魅力的です。
個人的には、積極的に挑戦したいと思える方におすすめしたいです。 私自身、マネジメントやプログラミングの経験がない状態で長期インターンを始めましたが、実際に挑戦したことで新しいスキルの習得ができました。 そのため、積極的に挑戦しつつ、自分のアイデアや意見を発信することに抵抗がない方だと合っていると思います。
私の実体験では、長期インターンをする方が通常のアルバイトに比べて卒業後のキャリアに直結すると考えています。 自分の新たな長所の発見や成長の機会にもなると思うので、検討していらっしゃる方はまず挑戦してもらえると視野が広がると思います。