参加したインターン先企業名: ジルミナ株式会社
参加したインターン: デザイナー
名前: 大曽根 実咲
大学名: 明治大学
学年(取材時): 既卒(学部)
長期インターンを始めて正社員になるまでの経緯を教えてください。
大学時代に雑誌制作サークルに入っており、そこで実際にプロが使うようなソフトを使って雑誌のページを作っていました。
その活動がすごく楽しくて、もっとデザインに携わりたいと思い、デザインを仕事としてできる場を探し始めたのが長期インターンを始めたきっかけです。
大学1年生から当社でインターンをしておりまして、去年の4月に正社員として就職しました。
なぜジルミナ株式会社(以下、ジルミナ)を選ばれたのですか?
長期インターンを始める前から、ただの単純作業ではなく、実際に社員の方々と同じように働きたいという思いがありました。
その点を考慮した上で、当社では実際のクライアントの依頼に携われることから、自分に合った職場環境だと思い選びました。
長期インターンを始める前に不安はありましたか?
インターン生だから雑用や単純作業ばかりやらされるのではないか、という不安はありました。
しかし、入社してみてそのイメージはガラッと変わりました。 特に当社では社員と全く同じようにのびのびと働ける環境があり、雇用形態に関係なくやりたいことをやらせていただける環境だったので、自分に合っていると感じています。
ジルミナでの具体的な業務内容を教えてください。
私はWebデザイナーをやっておりまして、広告掲載用の画像・動画制作やWebサイトの制作を行っております。
具体的には、まず広告運用担当者からの依頼に沿って広告を作成します。
その後、完成したものを運用担当者やクライアントに見ていただき、問題が無ければ配信という流れになります。
広告配信後には配信結果を数字で見ることができるので、数値分析をした上で改善点をみつけて広告を改善したり、次回の案件に活かしています。
インターン生として入社した当初からその業務を行っていたのですか?
最初はペルソナ設計やロジックツリーを書くなど、マーケティングに関する思考を鍛えていました。
いいデザインを作るためには、デザイン以前にマーケティングの思考が必要だったからです。
同時に、実際の案件の制作にも関わり、フィードバックをもらいつつ、実践形式で成長していきました。
制作する広告のイメージをクライアントと擦り合わせる際、意識していることはありますか?
制作の意図を聞くようにしています。
依頼者側がデザインに詳しい方とは限らないので、クライアントから来た依頼は具体的にどのような意図があるのかを事前に聞くようにしています。
社内でも、広告制作の意図のすり合わせを目的に、月に2回ほど進捗報告の時間を設けています。
広告作成業務のやりがいは何ですか?
広告の効果が数値になって表れたときにはやりがいを感じます。
広告はターゲットを絞って配信することが多いため、具体的なペルソナを作り、ユーザーに実際にクリックしてもらえるような広告を作るために試行錯誤しています。
そのため、それが明確に成果になると達成感があります。
広告のターゲットによってデザインの雰囲気は大きく変わるのですか?
そうですね。
多くの案件に携わる中で、ユーザーに刺さりやすいデザインが徐々に分かってくるのですが、それが自分の予想と当たっている時もあれば違っていることもあります。
そのため、予想が違っていれば数値を参考にして軌道修正しています。
デザイナーインターンを始める上で準備しておくべきことはありますか?
当社の場合、基本的にデザインソフトを使えることが条件にはなっていますが、実際ソフトの使い方に関しては本1冊買ってもらえれば大体学べるのでやってみてほしいです。
ただ、個人的に一番やってみてほしいと思うのは、自分で目的を作り、それに沿ってアイデアを考えて実際に作品を制作してみることです。 カフェの広告を作ってみるでも何でも良いので、とりあえず手を動かしてみることが大事です!
インターン生の期間を通じて身についたスキルは何ですか?
デザインやコーディングスキルはもちろん身につきましたが、ビジネスコミュニケーションスキルも養えました。
依頼に沿った広告を制作して提出するのは、ただ制作しているだけでは身につかない能力だと思います。
そのため、そうした力が養えたのはインターン時代の大きな成長だと感じています。
インターン生時代に、スキルアップのために意識していることはありましたか?
インプットの量を増やすことを意識していました。
業務時間中は基本的にアウトプットの時間になるので、それ以外の時間は書籍をたくさん読み、インプットしていました。
当社は会社所有の書籍を購入できる制度があるので、それを利用して1ヶ月に2〜3冊は絶対に読むようにしていました。
正社員として入社した決め手は何ですか?
一番大きかったのは会社の環境に魅力を感じたことです。
共に働きやすいメンバーが揃っていたり、労働環境が整っている点に加え、個々の成長を正当に評価していただけるところが自分に合っていると感じました。
インターン生時代と正社員の現在で心境の変化はありますか?
インターン生時代は自分のスキルアップが主な目的でしたが、現在ではそれにプラスしてマネジメントの側面まで考えるようになりました。
具体的には、チームの売り上げをどのように上げていくかであったり、今後どのように事業を展開していくかといった高い視座を持つようになりました。
大曽根さんの考える長期インターンの良さは何ですか?
一番は会社がどのような場なのかを知れることです。
大学生が実際に就職するまでに、社会人がどのような思考を持っているか、何を重視して働いているかを知ることができる機会は少ないです。
その点、長期インターンでは実際に会社の中で働く経験ができるので、「働くとはどういうことか」を体得できる良い機会になると思います。
長期インターンを始めたい学生にメッセージをお願いします
インターンをやってみたいという気持ちを大切にしてほしいと思います。
もちろん私は自分に合った会社に出会えて、結果的に正社員として入社しましたが、いろんな会社さんに出会ってみることが大学生にとっては刺激的なことだと思うので、ぜひチャレンジしてみてほしいと思います!
特に当社はインターン生でもやりたいことがあれば挑戦させてもらえる環境が整っています。
そのため、将来的にやりたいことがある学生さんや、色々なことにチャレンジしたいと考えている学生さんに是非来てほしいです!