参加したインターン先企業名: 株式会社NearMe
参加したインターン: エンジニア/プログラミング
名前: 朝日開斗
大学名: 早稲田大学
学年(取材時): 既卒(学部)
単純にインターンが面白そうだと思ったのが直接的なきっかけです。 僕は元々ゼロワンインターン経由で別のインターンをやっており、それを辞めた後に2社目を探していました。 求人を見ていく中で、「数理最適化」をテーマとしている株式会社NearMeを見つけ、事業内容も興味深いと思い応募してみました。 現在はインターン期間を経て、正社員として働いています。
独学で勉強していましたね。 プログラミング自体は大学3年生の頃くらいに独学を始めていましたし、1社目のエンジニアインターンではドローンのプログラムをやりました。 なので、ある程度実務経験は積んでいました。
僕個人としてはコードにずっと触れていたいという思いがあり、それが可能なインターン先を探していました。 特にインターン時代は、他の業務よりもコードの研究をしたいと強く思っていたので、それを軸に企業を中心に探していました。 単純な作業ではなく、しっかりと思考できるようなところで働きたかったんです。そういった点でNearMeは自分に合っていると思いました。
色々やってはいましたが、インターン時代の前半はNearMeで扱っているコードのキャッチアップが多かったです。 Rustという最近ホットになっている言語があるんですが、それのキャッチアップは自分にとってかなり難しくて大変でしたね。 後半は、このRustという言語を実際に扱った開発を進めていきました。 例えばですが、NearMeではWebサイトではなく「相乗りタクシーの配車のアルゴリズム」を開発するので、地図情報を多く使うんですね。 そのため、Rustを使用して、地図情報をどのようにプログラムで扱うのかを思考していきました。
1つ目は、新しい業務に挑戦でき、すぐにフィードバックをいただける点です。 具体例として、新しい機能の追加が一番分かりやすいかなと思います。 新しいことに自分なりにチャレンジした後に、社内に報告をして、社内の方からリアクションをいただけると嬉しいですし、やりがいにもなりますね。 2つ目は、自分の作ったものが正式に受け入れられるときにもやりがいを感じますね。 GitHubというプラットフォームを使って開発テストをして、GitHub上で「プルリクエスト」として申請し、それが他の開発者に許可されると本番環境に出すことができるんですね。 自分が開発したプログラムのプルリクエストが許可されたとき、自分の機能が受け入れられたと実感が湧いてやりがいを感じます。
それは最初だとまだ難しいと思いますね。 まずは、業務経験を積み、「自分のこのライブラリを使えば表現できるかな」という予想を自分の中で立てた上で提示できるようになれるといいと思います。 提示した案が社内で受け入れられてもらえて初めて、新機能の追加に着手できます。
まずは何かしら作品を作ることです。 入りたい会社のサービスに合わせて、それに近い作品を自分なりに作ってみることがスキルや意欲をアピールする上で重要だと思います。 まずは応募要件を見て、例えばPythonが必要ならそれに向けて少しずつ勉強して、モノにしていくことが大事です。
僕としては、やはり自分で作り出した機能が受け入れられる瞬間が一番の魅力だと思います。 ソフトウェアの世界だからこそ、ハードウェアの世界よりも思いついたものを形として表現しやすいです。 技術さえあれば、自分の考えたものがしっかりと実現できるのが魅力ですね。
色々なプログラミング言語を何種類も扱うので、それらの組み合わせや相性、それぞれの言語の立ち位置が改めて分かるようになりました。 NearMeにはそれぞれの言語を使った機能があるので、自分で作ったコードと比較することで得られる学びが度々あるんです。 もちろん技術の向上だけでなく、ビジネススキルも成長しました。 外部の方と接しやすくなったというか、いい意味で緊張感が無く接することができたり、外部の方へのプレゼンテーションが円滑にできるようになりました。
責任感が養われたことです。 インターンを始めたことで、自分がどう立ち回るべきかを改めて考えられるようになりました。 いきなり何もやらずに社会人になる人と、例えばバイトやインターンを経て社会人になる人は全く違うと思います。 僕は社会人になるためのワンステップとして長期インターンを位置付けていて、いきなり高い段差を上るよりかは、途中に低いステップとしてのインターンがあったほうが自分のためになると思っています。
業務の面白さに惹かれたのが一番大きな理由です。 インターン生時代から取り組みが面白いと感じていた部分があったのと、正社員として入社すれば、このまま自分のやりたいコーディング業務を続けられると思いました。 詳しいキャリアプランを考えていたわけではなく、自分のやりたい業務を引き続きやりたいと思って入りました。
僕は日頃からパーカーを着ていて髪は金髪ですが、それでも受け入れられる比較的自由な社風なので働きやすいです。 もちろんしっかり働くときはしっかり、抜くところは抜くという感じでメリハリがついているので、すごく居心地がいいですし、働く上で重要なことだと思います。
実務もですが、どちらかというと「自分はこれをやりたい。研究したい。」という研究欲がある人には是非おすすめしたいです。 実際に採用されてきた人も、ただタスクをこなしてお金を稼ぎたいというよりかは、知的好奇心旺盛な人が多いと感じています。 このように、じっくり考えて進めていきたいという欲がある人にはおすすめです。
本当にインターンをやりたいと思っているのなら、迷わないはずです。 現段階で迷っている部分があるのなら、もう一度自分を見つめ直してじっくり考えてみてください。 その上で、受けたいと少しでも感じた企業があったら、すぐに申し込みをしてみてください。あまり深いことは考えず、どんどん応募して自分の思いを伝えるといいと思います。