エンジニアスキルだけじゃない!大学院生から始めた長期インターンで身についた3つのスキルとは・インターン募集情報ならゼロワンインターン

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2023.03.17

エンジニアスキルだけじゃない!大学院生から始めた長期インターンで身についた3つのスキルとは

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参加したインターン先企業名: ソーシャルデータバンク株式会社
参加したインターン: エンジニア/プログラミング
名前: 島田鉄平
大学名: 慶應義塾大学
学年(取材時): 既卒(修士)

なぜソーシャルデータバンク(以下、SDB)でインターンを始めたのですか?

研究室の同期がSDBに入社し、その同期からの誘いで大学院1年生のときに自分もインターン生として入社しました。 もともと自分はIT関連に漠然とした興味があったことに加え、信頼する友人からの紹介を受けたという理由でインターン生として入社することを決意しました。 その後、数年のインターン期間を経て改めて正社員として入社しました。

インターン生時代はどのような業務をやっていましたか?

僕がインターン生として入社した当時はそもそもインターン制度が確立されておらず、エンジニアを育成するノウハウがない状態でした。そのため、まずはプログラミングの学習フローを確立するところから始めました。 僕はWebアプリケーションを作るエンジニアとしては未経験だったので、自分で勉強を進めながら同時に学習フローを確立していきました。この業務をインターン生として入社してから1年ほど行っていました。 上記の勉強がある程度終わったら、そこからプロダクト開発を進めていきました。

業務のどのようなところにやりがいを感じていましたか?

学習フロー確立の業務では、理解していく楽しさがありました。 例えば、自分は高校時代、化学の授業が好きで、特に化学式とかをそのまま暗記するのではなく、なぜその式になるのかという裏側を理解するのが好きだったんですね。 同様にプログラミングでも、ただものを作るというよりかは「どのように作るのか」「こうしたらなぜ動くのか」といった部分まで深掘りしていくのは楽しかったです。 プロダクト開発に移ってからは、プロダクトを作ることそれ自体ももちろん楽しいですが、身近な人の悩みを自分の持っているスキルや自分の作ったプロダクトを使って解決し、その人の役に立てることにやりがいを感じています。

島田さんが自身のプロダクトで人の役に立ったエピソードはありますか?

大学院にいた時代、サークル活動における検温提出のシステム自動化をしたことがあります。 検温の収集にあたり、未提出の人にはリマインドをする必要があるのですが、毎度手動でその作業を行うのが大変な状況でした。 そこでSDBで培ったプログラミングスキルを使ってシステムを自動化し、未提出の人に対して自動でLINEのメッセージを送信しリマインドできるような機能を実装しました。 それにより、今まで人力で行っていた作業が自動で行えるようになったと同時に、そうした自動化は結果的に回答率を上げる効果もありました。 それまで手動でリマインドをしていたときは回答率が10%ほどしかなかったのですが、システムを自動化したことにより、みんな新機能を面白がって提出するようになり、最終的に回答率がほぼ100%ほどにまで上がりました。

エンジニアインターンを始める前に準備しておいた方がいいことはありますか?

弊社にはプログラミングの学習システムがあるため、弊社でインターンを始める場合には、特に予習しておかなければいけないことはありません。 ただ、同じ勉強を毎日コンスタントにやる力は身につけておいた方がいいと思います。プログラミングの学習を挫折せずに継続していくために、友達と一緒にインターンを始めるのも一つの方法だと思います。

SDBのインターンを通じて身についたスキルは何ですか?

大きく分けて3つあります。 1つ目は、技術的なスキルです。SDBでのインターンを通して、Webアプリが全く作れない状態から作れるようになりました。 2つ目は、チームビルディングとコミュニケーションです。 人と一緒に働く以上、相手に対して直して欲しい部分は出てくると思うんですね。そうなったとき、それを相手にどう伝えるのかを学ぶことができたと思います。 自分が思っていることを相手に直接伝える際、相手の直してほしい点に加えて良かった点も含めて伝えるなど、チームビルディングをする上でのコミュニケーションスキルが身につきました。 3つ目は、関係者全員の幸せを考えることです。 インターンとして入社したばかりのときは、能力がなくできることも少ないんですね。そういったとき、自分ができることを探す姿勢が大事だと思います。 自分の場合、学習フローが確立しておらず、Webエンジニアとしてのスキルも未熟だったとき、何よりも早く成長してお給料に見合うだけの成果を出すこと、初心者でないと持てない視点を大切にすることの2点を考えていました。 後者については、正社員の自分が現在持っている知識を3年前の自分は持っていないんですね。逆に、今の自分が、初心者がどのようなところにつまずいているのかを初心者の視点で理解するのは難しいです。 そのため、自分が初心者だった時代には、後から入社してくる人のために資料を作るなど、初心者の視点を持っているうちに、後から入った人の道標になるようなものを残していくことを意識していました。 このように、その時々に自分が組織や会社に対して何が提供できるのかを考える癖がついたと感じます。

上記のスキルアップのために意識していたことはありますか?

1つ目に、技術的なスキルに関して意識すると良いのは、インプットする量を増やすこと、正確に理解すること、アウトプットすることです。 まずインプットを増やすにあたって僕がよくやるのは、Twitterで技術系のアカウントをフォローしたり、Podcastで技術系の話を聞いてみるなど、日常の中でインプットの量を増やしています。 次に正確に理解するというのは、自分が書いたコードによってなぜ動いたのか、動かなかったのか、どのように調べたらより早く動かせたのかを正確に理解することです。 初期の頃にありがちなのは、プログラミングのコードをネットからコピペして満足してしまうパターンです。これではただコピペしているだけなので、再現性がなく、学びには繋がりません。 最後のアウトプットはインプットとセットで行います。 頭では理解していても、実際に手を動かしてみると分からないところが出てくることは多々あるので、インプットとセットで行うことが重要です。 さらに欲を言えば、自分でサービスを作ることに加えて、実際に運用されているサービスの開発に携わることが良いと思います。というのも、個人的に作ったサービスは実際に使われているわけではないので、ユーザーからのフィードバックをもらえる訳ではなくサービス運用を学ぶこともできないので実用的ではないんです。 エンジニアになりたい人は自分で勉強することももちろん、現場に行って実際に開発をしてみて、実務経験を積む方が効率よく成長に繋がります。 2つ目に、チームビルディングスキルを向上させるために意識していたことは、振り返りです。 例えばチームでミーティングを行った後に、さらに伸ばしたい点や直すべき点など、何かしら自分なりに改善点を見つけるようにします。改善点を見つけるために重要なのは、違和感をキャッチする力なんですね。 この「違和感をキャッチする力」は、自分の中の基準の問題だと思います。自分の基準が高ければ高いほど、基準と現実との差に違和感を覚えるので、改善点を見つけることができ、チームをもっといい状態にできます。そのため、常に自分の基準や理想を思い描くことが大事だと思います。 3つ目の、関係者の幸せを考えることに関しては、単に考え続けることが大事です。 組織に対して自分が何もできていなかったら悔しいじゃないですか。そのため、その悔しさを解消できる方法を自分なりに考えることが大切だと思います。できるかどうかはおいておいて、自分の理想を持っておくことがやはり重要です。

インターン生活で印象的だった出来事は何ですか?

年末にインターン生が1年を振り返る「締め会」というものを行っているのですが、そこでの出来事が印象的でした。 当時自分は大学院2年生で就職先が決まっていたのですが、事情があり、内定を辞退して就職活動を再開するという状況にあり、メンタル的にも良い状態ではありませんでした。 そんな中行われた締め会では、自分の年下のインターン生たちがそれぞれ辛かった時期の話やそれを乗り越えた話をしているのを聞き、自然と心が動かされました。 自分も辛い状況でしたが、他のインターン生も辛い状況と向き合って前に進んでいることに気付かされ、背中を押されたのはとても印象に残っています。

インターン生活の中で困難に感じた出来事はありましたか?

「自分の興味」と「実務で求められること」との間のバランスを保つのが難しかったです。 大前提として、自分の興味は納得するまで深く理解するところにあります。しかし、自分が書いたコードがどのようにコンピュータが解釈して01の二進数の世界に落とし込み実行するのかという仕組みを理解することは、実務としては求められていません。 このように、自分の興味と実務の線引きをするのが大変でした。 また、ビジネスサイドのコミュニケーションも難しいと感じました。 営業サイドでは目の前にいるお客さんを第一にすべきですが、開発チームは個々の顧客への対応というよりもむしろ、ユーザー全体のことを考えて行動する必要があるため、両者でぶつかり合うこともありました。 開発チーム内外でのビジネスコミュニケーションを円滑に行うことは、現在でも自分の中で課題になっています。

正社員としてSDBへの入社を決めた経緯は何ですか?

入社前後のギャップが少ない企業選びをする中で、最終的に選ぶ形になりました。 実は、SDBに正社員として入社する前、既に内定をいただいていた就職先がありました。 結果的に自分のやりたいことと実際の環境がマッチしていなかったことを理由に、大学院2年生の10月に内定を辞退してしまったのですが、再度就活を進め、SDBを含めた数社に内定をいただきました。 そこで、どの会社に就職するかを考えた際、入社前後のギャップが少ない会社が適していると考えました。最終的に事業内容、社員の方々など、会社の内情をよく理解しているSDBを選びました。

正社員になられてから、島田さんの内面に変化はありましたか?

僕はインターン生として入社し、関係を構築していき、最終的に正社員として入社するという理想のロードマップを歩んだインターン生第一号なので、正社員でありながらもインターン生代表として頑張らなければいけないという気持ちが芽生えました。 業務の面では、インターン生時代に得た技術力ないし文化が正社員になってからも変わらず通用するのだということを実感できました。

島田さんの考えるSDBの魅力は何ですか?

自分のやりたいことに合わせて、ポジションを提供してくれるところです。 例えば、もともと弊社のインターンはエンジニア育成のために始まったのですが、エンジニアを進めていくにつれて、エンジニア以外の業務に興味を持ち始めることもあるかもしれません。 そうなったとき、弊社のインターンでは、個々のスキルや興味に応じて適したポジションを用意していただけるんです。 その分、新しいポジションにおいて結果を出すことは必要にはなりますが、自分にとって最適の居場所を用意していただけるのはSDBの魅力だと思います。

SDBでのインターンはどのような学生に勧めたいですか?

エンジニア1本でやっていきたい人はもちろん、やりたいことが漠然としている人にも合うと思います。 入り口としてはエンジニアですが、エンジニアをやっていくうちに興味関心が移り変われば、別の領域にも派生して挑戦できます。 実際、インターンや会社のブランディングも立ち上がっているし、カスタマーサクセスの部署もあります。 そのため、将来の就活に対して不安があるとか、何かしらやってみたくても何をやりたいか分からないという人にはとても適している環境だと思います。

長期インターンを検討している学生に向けてメッセージ

人間の直観は大体間違いないと思っているので、やりたい、面白いと思ったらまずはやってみるのが良いです。 結果的に上手くいかなかったとしても大丈夫、という精神で思い切って飛び込んでみるのもありだと思います!

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