長期インターンを始めたきっかけを教えてください。
長期インターンを始めたきっかけは、ちょうど新卒での営業職に興味を持ち始めていた時期に、コスモ石油案件の学生リーダーを務めている先輩から紹介してもらったことです。
営業という仕事に興味はあったものの、実際にどういうものなのかは分かっていませんでした。
それなら学生のうちに現場を経験してみようと思い、週1〜2回の頻度で参加を始めました。
現在はどのような仕事をしていますか?
ガソリンスタンドで、給油に来られたお客様に車検のご案内をして、見積もりのご予約をいただく営業を担当しています。
1日の流れとしては、出勤後にまず朝礼があります。
そこでその日の目標や、意識すべきポイントを確認してから現場に立ちます。
給油に来られたお客様は「車検の話を聞きに来た」わけではないので、限られた時間の中でどう興味を持っていただくかが勝負ですね。
学業や部活との両立はできていますか?
できています。
土日はラグビークラブの活動があるので、そこは動かせません。
だから、大学の履修を工夫して平日に休みの日を作って、そこにインターンを入れています。
時間割の組み方の段階から逆算して考えているので、授業も部活もインターンも、
どれかを諦める必要がないんです。やりたいことが複数ある人でも、工夫次第で十分に両立できると思います。
入社前のイメージと、実際に入ってみてのギャップはありましたか?
かなりありました。
参加する前は、長期インターンというと、硬くて仕事一色の真面目な組織をイメージしていたんです。
でも実際は、活動後に飲み会があったり、夏には合宿があったりして、想像以上にメンバー同士の距離が近いんです。もちろん仕事のときは真剣にやりますが、その外側にちゃんと人と人としての関係がある。そのギャップは、いい意味で裏切られました。
お客様とのやり取りで、印象に残っているエピソードはありますか?
最初に見たとき「怖そうだな」と感じたお客様がいらっしゃったんです。
正直、この方は話を聞いてくれないだろうと勝手に思い込んでいました。
でも実際にお声がけしてみたら、とても気さくに会話してくださって、最終的には見積もりのご予約までいただけたんです。
このとき、見た目や先入観でお客様を判断していた自分に気づきました。話しかける前から「無理だろう」と決めつけるのは、ただ自分の可能性を狭めているだけなんですよね。それ以来、一人ひとりのお客様ときちんと対話することを大事にしています。
仕事のなかで失敗した経験と、そこからの改善について教えてください。
予約の件数が伸びない時期があって、焦りからうまくいかなくなったことがあります。
とにかく件数を取らなければというプレッシャーで、説明が早口になり、一方的に話してしまっていたんです。当然、お客様の反応は悪くなります。反応が悪いとさらに焦って、もっと畳みかけてしまう。完全に悪循環でした。
そこから抜け出せたのは、上司やインターンメンバーとロールプレイングを重ねたからです。
自分の話し方を客観的に見てもらってフィードバックをもらい、トークの構成や話の強弱、お客様の反応を見ながら提案することを意識するようにしました。
そうすると、会話に余裕が生まれるようになったんです。
焦って詰め込むより、余裕を持って対話したほうが結果的に伝わる。これは大きな学びでした。
夏合宿での経験について教えてください。
普段は1人で現場に入ることが多いので、どうしても自分の結果だけを見がちになります。
でも夏合宿に参加して、他の事業で活動しているメンバーとも交流したことで、見え方が変わりました。
それぞれ担当している現場は違っても、みんな同じ目標に向かって取り組んでいる。
自分は個人で戦っているのではなく、チームの一員なんだという意識が強くなりました。
普段1人で稼働しているからこそ、ああいう場でメンバーと直接顔を合わせる時間の価値は大きいと思います。
インターンを始めてから、ご自身にどんな変化がありましたか?
コミュニケーションの取り方が大きく変わりました。
始めた当初は、自分の伝えたいことを伝えるので精一杯でした。
用意したトークをどう話し切るかばかり考えていたんです。
でも現場に立ち続けるなかで、お客様には「じっくり説明を聞きたい方」と「要点だけ知りたい方」がいることに気づきました。同じ説明をしても、響く人と響かない人がいる。だから今は、相手の表情や話すテンポを見ながら、伝え方そのものを変えるようにしています。相手に合わせて調整する力は、インターンに参加していなければ身につかなかったと思います。
今後の目標と、将来のキャリアについて教えてください。
営業インターンを通じて、人とコミュニケーションを取ることや、チームで目標を追いかけることにやりがいを感じるようになりました。
だから将来は、人と直接関わりながら、チームで目標に向かっていく仕事がしたいと考えています。
CHANTOの中での目標は、後輩の育成に関わることです。会社からも「営業の言語化を進めて、後輩育成などチームに貢献したうえで卒業してほしい」という期待をいただいています。
自分が感覚でやれるようになったことを、人に教えられる形に落とし込む。それができて初めて、本当に身についたと言えるんだと思います。残りの期間で、その経験を積んでいきたいです。
最後に、営業未経験で不安を感じている学生へメッセージをお願いします。
僕自身、始める前は営業がどんな仕事かも分かっていませんでした。それでも今こうして続けられていますし、得られたものもたくさんあります。
営業インターンで身につくのは、営業スキルだけではありません。
うまくいかなかったときに原因を考えて、やり方を変えていく改善力も身につきます。
これはどんな仕事に就いても必ず活きる力だと思います。
だから、向き不向きを考えすぎないでほしいです。
やってみないと、自分に向いているかどうかなんて分かりません。
まずは挑戦してみることが、一番大事だと思います。