この企業で募集中の長期インターン
参加したインターン先企業名: 株式会社ARTerrace
参加したインターン: マーケティング/広報
名前: T.H
大学名: 青山学院大学
学年(取材時): 大学4年生
2025年の抹茶ブームやクワイエットラグジュアリーの流行を見ていたとき、日本文化と世界のトレンドの親和性が高まっていると感じました。ではその源流である日本の伝統工芸は、世界にどう届いているのだろうと気になって調べていくうちに、伝統工芸品は所謂アートとは異なり、二次売買価格が元の三分の一ほどにしかならないという現実を知りました。作品の価値に対して、流通の仕組みが追いついていない。そこに課題を感じた私は、伝統工芸の新しい市場づくりと情報発信に取り組んでいるARTerraceにその課題解決の糸口を見つけられると思い、長期インターンシップに即決で応募しました。
ARTerraceは工芸作品ECサイトと一次情報を発信するメディアも運営しており、作家のアトリエに直接訪れ、動画による取材を行っています。作家の考え方に触れたいという思いから、 主に動画編集を担当し、SNS用のショート動画からテレビCM、東京国立博物館で上映される動画まで、幅広いフォーマットを経験しました。映像編集のプロフェッショナルから、カットの判断や使う映像の吟味について直接フィードバックをもらえる環境は、他ではなかなか得られないものでした。AIが生成するものとは異なる、人間にしか判断できない細かなニュアンスを分析、言語化してもらいながら、プロフェッショナルの成果物を間近で見続けられたことが、最も大きな学びになっています。また、ECサイト運営に関わる業務も担い、オンライン上での顧客の体験価値について細部まで考えるなど、目立たずとも重要なビジネスの裏を支える現場も経験しました。
入社前は、人間国宝の作品をはじめ、由緒ある格式高い作品を扱う会社ということで、さぞ厳格な雰囲気だろうと想像していました。しかし実際は和気あいあいとしていて、社員の方にも代表にもすぐ話しかけられる距離感でした。疑問があればその場でフィードバックをもらえる環境は、思っていた以上に働きやすく、イメージと現実のギャップに良い意味で驚きました。
日本の美意識と本物のクラフトマンシップに日常的に触れられる環境は、伝統工芸に関わりたいと思って応募した自分にとって刺激的でした。そして出社が推奨されている点も大きな魅力です。リモートワークが当たり前になった時代ですが、対面で会話しながら仕事を進めることの価値を改めて感じました。学生のうちにインターンをするなら、より多くの人と直接話すことが何より大事だと思っているので、この文化は自分には合っていました。
長期インターンの価値は、就活の武器になるというだけではないと思います。実際にその分野で働いている人の考え方や世の中の見え方、組織の外部との関わりは、入ってみないと分かりません。長期インターンを募集している会社の多くは、新たな価値を提供しようとしている会社だと思います。好奇心が旺盛な人や、一般的なアルバイトよりもダイナミックに問いを立てて仕事をしたい人には、ぜひ挑戦してほしいと思います。 その中でも、日本の伝統工芸という他にない領域で働けるARTerraceのインターンシップは、美術や日本文化に関心がある人にとって特別な選択肢だと思います。ぜひ一度、飛び込んでみてください。