この企業で募集中の長期インターン
参加したインターン先企業名: 株式会社Rainmakers
参加したインターン: マーケティング/広報
名前: 野本響葵
大学名: 立教大学
学年(取材時): 大学2年生
最初のきっかけは、大学経由で参加した大手機械メーカーでの短期インターンでした。配属先は「デジタル変革本部」で、AIを活用した企画やコンサルティング業務のサポートを担当。文系の自分にとってまったく新しい分野でしたが、チームで課題を解決していくスピード感や発想の幅広さに強く刺激を受けました。 一方で、大規模な組織だからこそ関われる範囲が限られていて、自分のアイデアが実際の仕事に反映される機会はありませんでした。 だからこそ次は、現場の一員として動き、自分の意見や工夫で価値を生み出す経験をしてみたい。そう思ったのが、長期インターンを探し始めたきっかけです。
インターンを探していたときに大切にしていたのは、自分がワクワクできて、しっかり成長もできる場所かどうかということでした。 大学ではミスターコンテストに出場していて、その活動を通してスキンケアやメイクなど、美容のことに自然と関心を持つようになりました。見た目を整えることで自信がついたり、人の印象が変わったり。そんな経験から、「この楽しさを仕事でも活かしたい」と思うようになったんです。 そんなときに出会ったのが、今インターンをしているRainmakersです。 自分にも身近な人気コスメブランドを手がける化粧品メーカーで、ブランドプロデューサーとして著名な方が携わっているほか、広告にはタレントも多数起用されています。企画からPRまで一体となった発信力が魅力の会社で、「ここなら自分の興味を思いきり活かせそうだ」と感じました。
面接で「希望すれば企画や商品開発だけではなく、広告・PRにも挑戦できるよ」と聞いて、その言葉にすごく惹かれました。ここなら一つの仕事にとどまらず、いろんなことに挑戦できる。成長のチャンスがたくさんあると感じました。 何より初めてオフィスを訪れたときの光景が衝撃的でした。社内の一角にはコスメがずらりと並び、まだ世に出ていない新商品のパッケージやポップが置かれていて。他にも展示資材などがたくさんあったのですが、それらすべてがポップアップイベントで使うものだと聞いて、「本当に現場で動いてる会社なんだ」とワクワクしました。 美容が好きな人たちに囲まれて、自分もその中でいろんなことを吸収してみたい。そう思えたのが一番の決め手でした。
今は主に、化粧品業界のトレンドや競合他社のリサーチを担当しています。人気のインフルエンサーや話題のポップアップイベントを調べたり、実際に他社のイベントへ足を運んで雰囲気を体感したり。現場の空気やお客様の反応を自分の目で見ることで、企画のイメージを少しずつ掴めるようになりました。 また、自社で開催されるポップアップイベントの企画づくりにも携わっています。12月に予定されているイベントに向けて、「学生目線で何か提案してみて」と任せてもらい、同じチームの先輩インターンと一緒に一から企画書を作成しました。学生の感覚を大切にしてくれる環境なので、「この視点、面白いね」と意見を取り入れてもらえるのがとても嬉しいです。 そのほか、社員の方の業務をサポートすることも多く、任される範囲はとても広いです。「学生だから」と線を引かれることがなく、責任をもって仕事を任せてもらえる。そんな信頼関係の中で働けていることにやりがいを感じています。
一番印象に残っているのは、ポップアップ企画のプレゼンです。 チームで考えた案を社員の方々の前で発表し、フィードバックをいただきました。「思っていた以上に完成度が高くて驚いた」と言ってもらえたときは、本当にうれしかったです。 もともと企画やデザインには少し苦手意識があり、最初のころはリサーチにも苦戦していて。でも過去の資料を読み込んだり、実際のイベントを見に行ったりするうちに、少しずつ全体のイメージがつかめるようになりました。自分の中にあったアイデアが、少しずつ“企画”という形になっていく感覚がすごく面白くて、今ではその過程を楽しめるようになりました。
一番悩んだのは予算の見立てでした。 備品レンタルの相場は調べられても、実際の交渉や社内の基準を知らない段階では、どうしても精度に不安が残ってしまって。新しい企画を形にしようとすると費用が膨らみやすく、「この提案で本当に現実的なのかな」と悩むことも多かったです。 だからこそ、チームのインターン同士で役割を分担し、不明点を洗い出して社員の方に先回りで確認するようにしました。ドキドキしながらも協力して進めたあの経験は、次の提案づくりにしっかり生きています。
実際に働いてみて強く感じたのは、「学生の視点にも想像以上の価値がある」ということです。自分では当たり前だと思っていた感覚や、日常的に触れているトレンドの情報が、社会人の方々にとっては新鮮な発見になる。 その反応を見て、「自分の視点にも意味があるんだ」と気づかされました。一緒に働く中で、世代によって感じ方や関心の方向が少しずつ違うことにも驚きました。それまで“当たり前”だと思っていた世界が、実はとても限られた範囲だったと実感し、視野が一気に広がったんです。 そして今では、そうした違いこそがチームに新しい視点をもたらす強みだと感じています。 「学生ならではの考え方って面白いね」と言ってもらえた瞬間は、自分の感覚が誰かの役に立てたようで本当にうれしかったです。この経験を通して、以前よりも自信を持って意見を発信できるようになりました。
明るくて前向きなエネルギーに満ちている会社だと思います。 特に今所属している広告・PRチームは、どの方も自分の仕事に誇りと情熱を持っていて、常に新しいアイデアや情報を追いかけている印象です。お昼休みの時間でも、次のポップアップイベントの資料を確認したり、最新のコスメ情報をチェックしたりと、自然に“学び”が続いているんです。 そうした姿勢を間近で見ていると、自然と「自分ももっと頑張ろう」と刺激を受けます。 社員の方はみんな話しやすくて、質問や相談にもすぐ応えてくれる。成長意欲のある人にはチャンスをどんどん与えてくれる環境なので、「挑戦したい」と思ったときにすぐ動けるのも、この会社の魅力だと思います。
一番大きいのは、仕事への意識が変わったことです。社員の皆さんは、言葉づかいや身だしなみ、立ち居振る舞いまで本当に丁寧でスマート。“美容やブランドの世界で働くプロフェッショナル”としての意識の高さを、日々間近で感じています。 そうした環境にいるうちに、自分の意識もどんどん変わっていきました。今では朝のスキンケアを丁寧にしてから出社するのが日課です。笑 ポップアップイベントなどでお客様の前に立つこともあるので、「インターン生」というより「会社の一員」として見られる意識を持つようになりました。 ブランドのイメージを守るためにも、まずは自分自身がその姿勢を体現したい。自然とそう思えるようになったことが、このインターンでの何よりの気づきです。
長期インターンを始めた当初は、「成果を出せるだろうか」という不安が大きかったんです。 でも、Rainmakersでは結果だけでなく、努力の過程や姿勢もしっかり見て評価してもらえる。 そんな環境で働くうちに、「任されたことをこなす」から「どうすればもっと良くできるかを考える」へと、意識が変わっていきました。挑戦に対するハードルも、自然と下がっていったように思います。 そして今は、情熱を持って自分の仕事に打ち込める人と一緒に働きたいという思いが、将来の軸としてはっきりしました。 “熱量をもって仕事を楽しむ”。そんな姿勢こそが、自分にとって理想の働き方なんだと気づけたインターンでした。
まずは、社員の方々が参加する会議に出てみたいです。月ごとの目標や企画の方向性を話し合う場に入って、同じ目線で考えられるようになりたいなと思っています。今はサポート業務や学生目線のリサーチが中心ですが、次は「一員として意見を出せる自分」になりたいんです。 それから、社外の方との関わりにも挑戦してみたいです。営業や打ち合わせの場でリアルな反応を感じるほど、きっと提案の精度も上がると思うんです。 インターンの立場でも、ちゃんと“チームの一員”として力になれるように。 小さなことからでもできることを増やしていきたいです。だからこそ、これからもどんどん挑戦して、成長していけたらなと思います。
まず伝えたいのは、「インターンをしてみよう」と思うだけでも、もう一歩前に進んでいるということ。応募したり、面接を受けたり。その小さなチャレンジ一つひとつが、確実に成長のきっかけになります。たとえうまくいかなくても、その経験が自己分析や次の挑戦につながっていくんです。 そして実際に働いてみると、挑戦の前と後では、見える世界が本当に変わる。社会人の方と関わる中で、仕事の進め方や考え方を肌で感じられるし、学校では学べない“リアルなビジネスの空気”を体感できます。 だからこそ、迷っているなら、まずは一歩動いてみてほしいです! 挑戦すればするほど視野が広がって、次の挑戦がしやすくなる。その積み重ねが、学生生活をより充実させてくれます。