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大手に行けば安心。そう思っていた自分が、長期インターンで「起業」という選択肢を本気で考えるようになるまで・インターン募集情報ならゼロワンインターン

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2025.12.26

大手に行けば安心。そう思っていた自分が、長期インターンで「起業」という選択肢を本気で考えるようになるまで

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株式会社VECTIMの長期インターン体験談_小松翔の画像

参加したインターン先企業名: 株式会社VECTIM
参加したインターン: 営業
名前: 小松翔
大学名: 関西大学
学年(取材時): 大学3年生

インターンを始める前、大学生活はどんな時間を過ごしていましたか?

大学進学を機に徳島を離れ、大阪に出てきました。最初の2年間は、大阪の有名なテーマパークでアルバイトをしていました。人と関わる仕事はもともと好きでしたし、職場の雰囲気も悪くなかった。友達もできて、シフトに入ればそれなりにお金も稼げる。表面的には、よくある大学生の生活だったと思います。

「長期インターン」を始めたきっかけを教えてください。

大学生活の中で、アルバイトだけで時間を使うよりも、将来につながる経験を早めに積みたいと思ったのがきっかけです。実際、周りで就活の話題が出てくる中で、「このままで大丈夫かな」「自分の強みって何だろう」と考えることが増えてきました。 そこで、ただ働いて稼ぐだけではなく、社会で通用する感覚を学生のうちに身につけたいと思い、長期インターンを選びました。学生のうちから営業の現場に出ることで、結果が出る/出ないがはっきりする環境に身を置けるのも、自分には必要だと感じました。

株式会社VECTIMの長期インターンを選んだ理由を教えてください。

大学2回生の春頃から、携帯販売の営業インターンを経験しました。そこで学んだのは、営業は「話が上手い人が勝つ」というより、相手の話を聞いて不安を理解し、納得してもらうコミュニケーションの積み重ねだということでした。 その経験を通して、商材を売ること以上に、人が動く理由や信頼の作り方である「営業の本質」をもっと深く学びたいと思うようになりました。 VECTIMを選んだのは、営業だけでなく、人間関係・礼儀・上下関係・社会の厳しさを含めて「仕事としての当たり前」をちゃんと教えてくれる環境だと感じたからです。 学生だからといって甘やかされるわけでもなく、逆に放置されるわけでもない。距離が近いからこそ、良いところも課題もすぐにフィードバックされ、誤魔化しがきかない環境があります。 その緊張感と成長のスピード感が、自分には魅力的でした。

株式会社VECTIMの長期インターンシップでは、具体的にどんな仕事内容を担当しますか?

僕が担当している商材は、自宅で利用するWi-Fiです。 仕事内容としては訪問営業で、マンションやご家庭に伺い、ヒアリング→提案→クロージング→ご契約後のアフターケアまでを一貫して担当します。 まずは「今、何を使っていますか?」「速度や料金で困っていることはありませんか?」といった質問から入り、お客様の状況を整理します。その上で条件が合いそうであれば、「こう変えると料金が安くなる」「こうすると快適になる」といった提案をしていきます。

訪問営業ならではの難しさや、意識しているポイントはありますか?

訪問営業は“論理だけ”では動きません。 数字で「安くなる」と説明しても、それだけで納得してもらえるとは限らないんです。お客様も人なので、「なんとなく怖い」「よく分からない」「また今度でいい」といった感情の壁が必ず出てきます。 その壁を越えるには、商品知識以上に、「この人なら信じていい」と思ってもらうことが大事になります。 この仕事を通して、「商材を売っている」というより、自分自身が選ばれている感覚がすごく強くなりました。最後は“自分”で決まるからこそ、やりがいが大きくて面白い仕事だと思っています。

覚えることも多かったと思いますが、どのように知識を身につけていったのですか?

ネット回線については、ほぼ知識ゼロの状態からのスタートでした。 携帯販売の経験で多少ネットに触れたことはありましたが、細かい部分までは正直分かっていなかったです。 ただ、VECTIMは教え方がかなり手厚い環境だと感じています。 直属の上司が本当に時間をかけて向き合ってくれて、座学で知識をインプットし、ロールプレイングを行い、実際に現場へ出て同行してもらう。その場でフィードバックをもらう、という流れを丁寧に積み重ねていきました。動画教材も用意されていて、先輩の見本を何度も見返せるのも助かりました。 また、「まずは実戦で学ぶ」というスタイルを大切にしているのも特徴だと思います。 最初は本当に緊張しました。先輩のお手本を見て、いざ自分が本番に立つ。でも、先輩が付きっきりで見てくれて、終わった後には「今の言い方は良かった」「ここはこう変えたらもっと伝わる」と、かなり具体的にフィードバックをもらえます。 営業には正解が一つではありません。だからこそ、自分で考える余白がある。その中で少しずつ“自分なりのやり方”を作っていける環境だと思っています。

長期インターン生の働き方についても教えてください。

この長期インターンは、働き方の自由度が高いのが特徴だと思います。シフトはありますが、「今日は4時間の予定だったけど、まだいけそうだから6時間にしよう」とか、試験前だから今週は休みたいといった相談もしやすい雰囲気です。 ただ、自由な分だけ楽なわけではありません。 成果が出なければ報酬も増えませんし、日によっては「今日は1件も取れなかったな…」と感じることもあります。 全部が自分次第で、言い訳はできない。でもその分、「社会に出たらこういう感覚なんだな」というのを、学生のうちからリアルに体感できていると思います。そういう意味では、すごくいい経験になっています。

訪問営業の外回りについて、もう少し詳しく教えてください。

営業の日は、だいたい夕方5時から4時間くらい働くことが多いです。スタート前にマップを見て、「今日はどのエリアを回るか」「このマンションは前回いつ回ったか」「住人がいそうか」といった情報を確認しながら、自分で回る場所を決めています。 移動は電車か原付なので、そこまで負担はありません。土日も稼働できるので、学校の予定に合わせて動きやすいのもありがたいですね。 契約が取れたら、その場でクロージングを行い、その後の登録作業まで担当します。さらに、開通までのアフターケアや、分からないことがあれば電話対応も行います。 学生のうちから、最初から最後まで一貫して責任を持つ経験ができるのは、このインターンならではだと思います。裁量が大きくて、やりがいもあります。

この長期インターンで苦戦したエピソードを教えてください。

一番きつかったのは、契約“ゼロ件”が続いた時期です。 普段は「1日に1件取れるか取れないか」くらいの感覚なんですが、その時は本当に何をやっても上手くいかなくて。自分なりに考えて動いてはいるのに、課題が整理できない。積み上がっている感覚がまったくない状態が続きました。 さらに追い打ちをかけたのが、訪問営業の報酬体系です。この仕事は、契約を取っただけでは報酬が発生しません。後日工事が入り、実際に「開通」して初めて成果としてカウントされます。そこまでにキャンセルが出ると、それまでの努力がすべてゼロになる。 僕の場合、そのキャンセルが6件ほど連続した時期がありました。 正直、心が折れました。 「自分が怪しい業者みたいに見えているんじゃないか」 「人間性や対応そのものを否定されている気がする」 そんな風に考えてしまって、「もう辞めようかな」と本気で思いました。

どのようにして、その壁を乗り越えたのでしょうか?

そんなときに支えてくれたのが、上司と社長の存在でした。 上司はマンツーマンでしっかり時間を取ってくれて、「どこに原因があるのか」を一緒に、かなり解像度高く見てくれました。感覚論ではなく、「どこで相手の不安を拾えていないのか」「どの言葉がズレているのか」を一つずつ整理していく感じです。 社長も、「お前はちゃんと頑張っているよ」と直接声をかけてくれました。 忙しい中でもご飯に連れていってくれて、その時間の中で、「自分は一人で戦っているわけじゃないんだ」と思えたことが、何よりの救いでした。 そこから少しずつモチベーションが戻り、またアポイントが取れるようになって。そのときに感じた嬉しさは、自分が成果を出せたこと以上に、「社長や上司に貢献できた」という感覚のほうが大きかったです。

長期インターンで「結果が出た」と実感できた出来事はありましたか?

一番印象に残っているのは、学生インターンの中で1位になったことです。 当時、VECTIMとパートナー会社に在籍しているインターン生の中で、アポ獲得件数が一番多かったのが自分でした。 正直、自分でもかなり驚きました。まだ仕事に完全に慣れている時期ではなかったので、「まさか自分が一番になるとは」と思ったのを覚えています。 でも、それ以上に印象に残っているのは、その結果に対する周囲の反応です。社長や上司が本当に喜んでくれて、数字そのもの以上に、「ちゃんと見てもらえている」「応援してもらえている」と感じられたことが、すごく嬉しかったです。 しんどいことも多いですが、挑戦した分だけ、きちんと評価してもらえる環境なんだと実感できました。この出来事をきっかけに、「このインターンで結果を出し続けたい」「ここで成長したい」と、気持ちがはっきり定まった気がします。

インターンを通して、仕事に対する考え方はどう変わりましたか?

一番大きいのは、「自責」で考えるのが当たり前になったことです。 VECTIMという社名は、「ベクトル」と「I am」を組み合わせたものだと聞いています。 環境や相手のせいにせず、「自分次第でどうにでもなる」という考え方です。 以前の携帯販売では、成果が出ないときに「時間帯が悪かった」「人が来なかった」と、どこかで外的要因に理由を求めていた部分があったと思います。 一方、訪問営業では、エリア選定も、最初の声のかけ方も、インターホンを押す間の取り方も、話し始めのトーンも、すべて自分次第です。うまくいかなかった日は、「何がダメだったんだろう」と自分の行動を一つずつ振り返り、次にどう変えるかを考えるようになりました。 結果が出ないときに逃げ道がない分、正直しんどいです。でもその分、「次は何を変えるべきか」がはっきりする。 この長期インターンを始めてから、成長スピードは圧倒的に早くなりましたし、以前よりも確実に成長していると実感しています。

インターンを始めてから、将来に対する考え方に変化はありましたか?

大きく変わりました。 インターンを始めたことをきっかけに、将来は「起業」という選択肢を本気で考えるようになりました。 それまでは、「自分はどんな働き方をしたいのか」を深く考えたことがなかったと思います。正直「大手企業に入れたら安定してて安心かな」と漠然と進路を考えている部分がありました。 ただ、長期インターンを通してさまざまな大人の話を聞き、実際に営業の現場に立つ中で、自分の性格や気質を見つめ直すようになったんです。 そのとき、ふとこんな疑問が浮かびました。 「自分はこんなに営業気質なのに、安定を取りに行って本当に満足できるのか」と。 もし大手企業に入って、営業ではなく淡々と仕事をこなす働き方になったら、きっとどこかで物足りなくなる。仕事には本気で向き合いたいし、しんどいことがあっても「やり切った」と言える状態でいたい。インターンを始めてから、そうした気持ちが強くなっていきました。

そうした考え方の変化は、何がきっかけだったのでしょうか?

一番大きかったのは、社長の存在です。 社長がよく話してくれる言葉で、今も強く心に残っているものがあります。 「どれだけ辛いことがあっても、自分だけ、自分さえ頑張れば結果はついてくる」 この言葉を聞いたとき、「自分は、こういう考え方で働きたいんだ」と腑に落ちました。 誰かのせいにせず、自分の行動にすべて矢印を向ける。その姿勢が、VECTIMの自責の文化とも重なり、自然と納得できたんです。 社長には、経営や起業について今も相談させてもらっています。距離が近いからこそ、思ったことをすぐに聞けますし、迷ったときには背中を押してもらえる。 学生インターンでありながら、ここまで向き合ってもらえる環境は、正直なかなかないと思います。 人生のロールモデルと呼べる存在が、こんなにも身近にいる。 この環境に身を置けていること自体が、自分の考え方を大きく変えてくれました。

長期インターンを迷っている学生へ。メッセージをお願いします。

迷っているなら、まずは一度飛び込んでみてほしいです。 アルバイトではなかなか味わえない、社会の厳しさや仕事の仕組みを、営業を通してリアルに知ることができます。学生だからと特別扱いされるわけではない分、その分ちゃんと力がつくし、結果的に就活でも本当に有利になると思います。 VECTIMの長期インターンには、支えてくれる人がいて、前に進める環境があります。僕自身、この4ヶ月でそれを何度も感じてきました。少し大げさかもしれませんが、長期インターンに挑戦したことで、将来の選択肢や働き方に対する考え方が大きく変わりました。 挑戦した分だけ、経験としても、考え方としても、必ず自分に返ってくると思います。

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