参加したインターン先企業名: GrowthPartners税理士法人
参加したインターン: 事務/アシスタント
名前: 遊畑 琴巴
大学名: 杏林大学
学年(取材時): 大学4年生
大学3年次にインターンを始める前はアルバイトを続けていたのですが、「この経験が将来にどう活かせるのか?」と考えるようになりました。 単に収入を得るための仕事ではなく、将来のキャリアに繋がる実務経験を積みたいという気持ちが強くなり、長期インターンを探し始めました。 母が会計業界で働いている影響もあって、特に会計に関する知識やスキルを深めたいと考えるようになり、主に会計に関連する業界でのインターンに興味を持つようになりました。
第一に、「資格や経験を問わない」という点です。 会計・税理士業界に興味があったものの、当時保有していた資格は簿記3級のみだったため、実務に対しても自信がなかったんです。 当時の弊社の求人には、深い専門知識や実務経験が問われないと記載があったため、自分にも挑戦できると感じ応募しました。 第二に、ホームページや求人に載っていた写真から、和やかな雰囲気が伝わってきたのも決め手でした。 比較的若い社員が多い印象を受け、自分が働きやすい環境だと思い、この会社を選びました。
初めてのインターンということもあり、不安は多々ありました。 特に、自分が未経験の業務に対応できるかという点や、年上の社員とのコミュニケーションが上手く取れるかという点が心配でした。 これまで、アルバイトでは自分と同年代の人と関わる機会が多かったため、社会人の方と一緒に仕事をする経験がほとんどなかったんです。 最初は緊張していましたが、年次関係なくコミュニケーションが取りやすい環境ですし、分からないことは1から100まで教えてもらえるため、初めに抱いていた不安はなくなりました。
初めに1時間程度の研修動画があるため、その動画を毎日出勤後に視聴し、その後会計入力業務に取り掛かるという流れで進めていました。 会計業務以外にも、その都度必要になった資料のスキャンや郵便物の手続きなども担当しています。 また、年末調整の時期には、その関連業務を手伝うこともありました。 最近では、決算作業などの新しい業務にも取り組んでおり、少しずつできることが増えてきました。
研修では、主に会計業務に必要な基本的な知識を学びました。 例えば、社会保険料や所得税の仕組みなど、実際の業務で必要となる知識をインプットしていました。 研修内容は実際の業務にすぐ活かせるものなので、座学で学んだ知識を実務で確認しながら進めていく形で、自分の理解度を深めるようにしていました。
初めて自分が担当した月次入力の業務がミスなく完了し、そのまま次のステップに進めたときのことが自分の中で1番印象に残っています。 最初の頃はミスや指摘が多かったのですが、最近は「このまま担当者に回して大丈夫だよ」「ミス無くできるようになったね」と褒めてもらえることが増え、成長を実感しています。 自分が一歩ずつ成長しているのを感じますし、日々先輩からのフィードバックをもらえるので、やりがいや達成感を感じています。
税金や社会保険料などの複雑な知識を理解するのに苦労したことです。 座学では基礎を学んでいたものの、実際の業務では例外的なケースや実務特有の状況があり、その度に混乱してしまいました。 特に社会保険料や住民税の計算方法など、複雑なルールに戸惑い、何度も資料を見直したり、先輩に質問をすることも多々ありました。 自分の知識や業務に自信を持って進めていくためにも、日々の勉強の重要さを実感しています。
座学で培った理論が実務に全て当てはまるとは限らないということは日々実感しています。 授業では「この場合はこの方法を使う」という原則を学びますが、実際の現場では状況に応じて別の方法が適用されることが多く、初めはその違いに驚きましたし、慣れるのに時間がかかりました。 現場では常に柔軟な対応が必要なので、学んだことだけに頼らず、実際の経験を積むことで理解を深めることが大事だと感じました。
できなかったことができるようになる成長の実感がモチベーションになっています。 最初は何度もミスをしていた業務でも、繰り返し経験を重ねることで正確にこなせるようになるという過程を通じて自分に自信がつきました。 これにより、新しい業務に挑戦する際にも自信を持って取り組めるようになりました。
給与計算や税金など、会計業務における実務的な知識が身につきました。 入社当初は仕事の進め方を漠然と理解していただけだったため、目の前の業務をこなすのに必死になっていました。 しかし、実務に関わる基礎的な知識を少しずつ自分のものにできてきたことにより、仕事の目的や背景を正しく理解しながら進めることができるようになりました。
特にインターンで身についた「調べる力」を社外でも活かせていると感じます。 会計業務に必要な情報は国税庁などのサイトに一次情報を取りに行くことが多いのですが、そういった公的なサイトでは言い回しが難しかったり複雑なことが多いんです。 そのため、難しい情報を読み解く力や、そもそも一次情報を見つけ出すために、複数のソースを比較検討する力が鍛えられました。 この経験を通じて、他の課題に取り組む際にも、以前に比べて正確で効率的な情報収集ができるようになったと思います。
入社前は、アルバイトと長期インターンとの違いがあまり分かっておらず、インターンもアルバイトと同じ温度感で気軽にできるものだと捉えていました。 しかし、実際には業務の幅・責任ともに大きく、思っていた以上に深く業務に関わることができる点がギャップでした。 また、業務に関しては会計入力だけでなく、年末調整や決算業務など、インターン生ながら幅広い業務を経験することができ、自分が期待していた以上に学びの多い環境でした。
職場の雰囲気にギャップが無く、自分に合っていると感じたためです。 インターンを始める前から、会社のホームページで見た社員の皆さんの楽しそうな様子や、若いメンバーが多いという点に魅力を感じていました。 そして実際に働いてみても、写真の印象通り、温かくてフレンドリーな環境があり、皆さんが丁寧に指導してくれるので、安心して学びながら働くことができました。 また、成長を実感できる機会が多くあり、このままここでスキルを伸ばし続けたいと思うようになったことが、社員としてのキャリアを選ぶ決め手となりました。
まさにその通りだと感じています。 定期的に上司と1対1で面談をする機会があったり、先輩が声をかけてくれて、ランチを一緒に取ることもあります。 上司や先輩との関わりを通じて、日々の業務について気軽に相談できますし、困ったことや疑問があればすぐに伝えられる雰囲気があります。 会社全体に年次関係なく支え合って仕事を進めていく姿勢があるので、安心して働けると同時に、自然と自分から積極的に意見を発信できるようになりました。
今後の目標は、現在のアシスタント業務からコンサルタントとしてステップアップするにあたって、必要な知識やスキルを身につけることです。 現在はアシスタントとしての業務を中心に行っていますが、今後はお客様と直接やり取りをする機会が増えるため、今まで以上に責任感を持って仕事を進めていきたいと考えています。 知識やスキルの面でも、今まで学んできたことをさらに深掘りし、どんな案件にも対応できるプロフェッショナルになりたいです。
思い立ったらすぐ行動することが1番だと思います。 私自身もインターンを始める前は不安もありましたが、実際に始めてみると、苦戦しつつも成長できるチャンスが沢山ありました。 4年間の大学生活で悩んで足踏みしている時間はとても勿体無いと思うので、少しでも気になっているのなら応募してみてほしいです!