参加したインターン先企業名: ミチビク株式会社
参加したインターン: エンジニア/プログラミング
名前: 伊藤昂大
大学名: CICCC(Cornerstone international community college of Canada)
学年(取材時): その他
日本で営業職をしながら、ソフトウェアエンジニアに興味を持ち、ウェブ開発の勉強をはじめました。 学習を続ける中で、元々英語が得意だったこともあり、ITの最先端をいく北米カナダに渡航することを決めました。 その後、カナダの私立カレッジにて、HTMLやJavaScript等の基礎から勉強を始め、後半にはReact、Next.jsなどのフレームワークを学びました。 学習を続ける上で、個人のプロジェクトでは規模が小さく、複雑なプロジェクトの設計やライブラリーの活用などができず、成長に限界を感じ始めました。そこで、実践環境でコードを書き、エンジニアとして更なる成長を目指したいと思い、長期インターンに応募しました。
「パソコン一つで仕事ができる」という、デベロッパーである友人の言葉がきっかけです。 一度きりの人生で、一つの場所に縛られて生活をしたくない、という気持ちがあったので、エンジニアという職に魅力を感じました。 また、HTMLをProgateで学び、初めてブログサイトを作った時の達成感や、学んだことが確実に自身のスキルアップに繋がるという実感が持てたことが、ソフトウェアエンジニアリングに興味を持ち続けられた理由の一つかと思います。
普段は、フロントエンドのバグフィックスを中心に業務を行なっています。 例えば、テーブルのソート機能に生じた問題を解決したり、ユーザーの役割やステータスに応じて異なるコンポーネントを表示するよう調整したりしています。 それに加えて - Jestでのテスト開発 - フロントエンドでのコンポーネント作成 - コーポレートサイトのページ、コンポーネント作成 などにも従事しています。
自分一人で、自分のためだけに開発してきた環境から一点、チームで、顧客のために開発するというのは、それだけでプレッシャーに感じました。 特に最初の数ヶ月は、他のエンジニアが書いたコードを読むだけでも精一杯でした。 そんな中で、自分に与えられたタスクを、いかに効率的に短期間でこなせるかを常に考えています。 それが、開発の醍醐味であり、同時に大変な点だと感じます。
バグフィックスに取り組む上で何度もコードを読み込む機会をいただき、コードを読む力がついたと感じます。 例えば、上述したソート機能の不具合では、GraphQLのスキーマで必要データが取得できていないことが原因だったのですが、初期の自分であれば漠然と問題が起こっているコンポーネントのコードを見ているだけだったため、原因究明に時間がかったと思います。 現在では、問題の原因になりうるコンポーネント、フックス、GraphQLスキーマ等のコードを順に見ていき、デバッグするということができるようになりました。 更に、コードを読みこんでいくと自分のプロジェクトに応用できそうな実装をみつけて試せたり、コードを書く上でのベストプラクティスが学べたりして、多方面で学びにつながっています。 またコード以外でも、自分のコードや抱えている問題などを他エンジニアに説明する力、作業内容をエクセルに書きだして整理し、見える化する力など、日々の業務をこなす上で様々な力がついたと実感しています。
自分にとっては、やはりコードがきちんと動いた瞬間です。 問題発生箇所の確認、解決方法の模索、実施と順をおって仕事ができるのも、とても充実感があります。 また、どんなに小さなタスクでも、それが顧客のユーザーエクスペリエンス向上等につながっている、という確かな手応えがあるのもエンジニアを続けられる理由でもあると思います。
学生のうちから、実践的な環境で開発スキルを磨きたいと考えている学生におすすめです。 ミチビクの先輩エンジニアは、スキルが高いだけでなく、とても気さくで話しやすいです。成長したいという思いがあれば、それに応えてくれる環境だと思います。
自分にとって、ミチビクでのインターンは本当に実りある経験となっています。 エンジニアの長期インターンは、開発者としてだけでなく、一社会人としての様々なスキルも身に付く機会です。 自分は20代の大学生のころにこのような恵まれた経験を得られなかったことをとても後悔しています。 ぜひ前向きに長期インターンを検討することをお勧めします!