参加したインターン先企業名: J-TAP税理士法人
参加したインターン: 事務/アシスタント
名前: 西山
大学名: 武蔵野大学
学年(取材時): 大学4年生
私がインターンに参加しようと思った理由は、会計に携わる仕事を経験してみたいと思っていたためです。 商業高校で簿記を学んだ経験が自分の強みだと思い、将来はその経験を活かせる仕事につきたいと考えていました。 しかし、就職活動を始めた当初は、税理士法人や会計事務所では資格を持っていないと勤務することができない、ハードルが高いと感じていました。そのため、金融機関での就職を志望していました。 そんな中、友人が税理士法人で長期インターンを始めたという話を聞き、資格がなくとも会計事務所や税理士法人で勤務することができると知りました。 就職活動の本格化を前に、自分も何か強みが欲しいと思っていたこと、さらに一度は簿記を活かした仕事をしてみたい、経験をしたいと思っていたため、長期インターンに応募しました。
業務内容は主に2種類に分けられます。 まずは、総務業務です。主に、消耗品の発注や資料スキャン、電話・来客対応があります。最初のうちは消耗品の発注、資料スキャンを中心に業務を行います。 簡単な業務ですが、気を抜いてしまうと、必要なものが足りず業務に支障が出たり、会社の信頼を失うなど、お客様や先輩方に迷惑をかけてしまうので重要なお仕事です。 丁寧で意識的に仕事を行うことで、会社のどこに何があるか把握し、資料スキャンではお客様がどういう会社なのか、毎月どのような支出や収入があるかなども把握することができるため、後々の業務もスムーズに入れます。 他にも簡単なものでは、清掃や、郵便物の対応、加湿器に水を補充する仕事もあります。これらの業務は誰にでもできますが、自分自身の気持ちの持ちようで強みにすることも、コミュニケーションの機会にすることはできます。現に先輩方に感謝され、声をかけていただけるきっかけにもなりました。 続いて、税務に関する業務です。 月次で行う経費集計、給与入力、源泉納付書作成支援、報告資料の作成支援や資料の格納、年次で行う決算の内訳概況書の作成支援や電子申告の補助、お客様に提出する決算ファイルの作成などがあります。 その他、季節業務では、年末調整や法定調書、償却資産、個人の所得税の確定申告のお手伝いがあり、スポットでは届出書のドラフト作成なども任されます。 税務は季節業務があることが特徴的で、幅広い業務を通じて税務における1年間の流れを理解することができます。 業務について最初に説明して頂き、その上で業務をやる中で分からないところを教えて頂いたり、フィードバックを頂くことにより、少しずつできる業務が増えていきました。自分の理解度や成長に応じて、少しずつ簡単なところから任せて頂けるので、私のように未経験でも大丈夫です。
J-TAP税理士法人の魅力1つ目は、優しくて気さくな方が多い事務所です。 お忙しいときでも、困ったときにはすぐ助けて頂ける上に、「大丈夫?」と笑顔でよく気にかけてくださる方が多いので、安心して働くことができる事務所です。 先輩方は褒め上手で、雑談をよくします。また、就職活動に気にかけて頂き、言葉の選び方などから優しさが伝わってきます。 そんな先輩方を見て、業務の面だけでなく人間性としても尊敬していますし、人当たりの良い方ばかりなので学生でも安心して働きやすいです。 2つ目に、メンターの先輩がいるので、業務をサポートして頂けることはもちろん、簡単な悩みやシフトの相談、不安なことなども相談することができ、未経験でも心強いです。 しっかりタスクも管理してくださるので、キャパオーバーにならないように調整して頂けます。 また、業務の都度、フィードバックやダブルチェックもして頂けるので、安心して業務に取り組むことができます。 3つ目に、業務の幅広さです。 1on1の面談などを通じて自分のやりたい仕事を伝えることができるので、自分の興味のある分野や業務、やってみたい仕事にチャレンジができます。税務とコンサルのどちらを中心にしたいか、バランスよく業務をしたいか、特定のやってみたい仕事はあるか等、必ずしもできるとは限りませんが、インターン生の意向を汲んでくださります。 私自身、特定の業務だけでなくやったことのない業務や、幅広く税務のお仕事をしてみたいとお話しして、月次だけでなく季節性の業務や、報告資料の作成など幅広く経験させて頂きました。
まず、J-TAPでのインターンを通じて、私は自分の強みを知ることができました。 J-TAPでの1on1や都度のフィードバック等のフォローによって、客観的に自分の強みや弱みを理解することができました。幅広く業務を行うことで、自分のやりやすい業務があったり、時間がかかってしまう業務があったりと、比較することで自分が得意なことも見つけることができます。 次に、J-TAPで1年以上勤務することで、実際の会社の1年間の全体的な流れを体感することができました。 会社の決算のお手伝いや年末調整などの年次での業務があるため、1年間の間に何が起きるのか全体的な流れを知ることで、今まで自分が行ってきた1つ1つの業務の点と点がつながり、自分の行う業務の必要性や重要性を自分でも理解することができました。 最後に、一番大きな変化ですが、J-TAPでのインターンを経て、税務に興味を持ち、別の会社ですが税理士法人へ就職することになりました。 インターンを始めた当初は、税務について全くの知識がないスタートでした。 資料スキャンから始まり、源泉納付書の作成や決算書のファイリングなど、簡単な業務から徐々に税務について理解できることが楽しくなり、やりがいを感じました。 簿記を実際に活かすことができたり、点と点がつながって業務の意義を理解できたり、数字が合ったときの達成感も味わうことが好きでした。 それでも金融機関を志望していたのは、「資格のない私には無理かもしれない」という決めつけでした。 そんな中、朝掃除をしているときに、先輩から「税理士は目指さないのですか?」と聞かれ、そこでようやく税理士の資格がなくても税理士法人で働くことができると知りました。 「こんなにやりがいのある税務を仕事にできたら」と思い、税理士法人で就職しようと決意しました。
就職活動のための自己分析や企業分析について、J-TAPでは事務所の代表や役員の方が多忙の中、相談する時間を割いて頂きました。 自分一人だと答えのない自己分析、企業分析に迷走しており、自信が持てずにいましたが、会社側が「どういう人材が欲しいか」「どういう強みがどのような場面で生かせるか」が面接官の立場から話を聞くことができたため、非常に強い味方でした。 「自分がどうしたいか」「何が生かせるか」「強みは何か」といった自己分析も、学校やキャリアアドバイザーなどからも方法は教わっていましたが、どこか形式的でうまくできずに不安でした。 しかし、大手金融機関でも面接官として実績のある役員の方からアドバイスを受け、やっと自己分析の進め方に納得ができ、一貫性のある自分なりの答えを見つけることができました。 就職先を税理士法人の業界に絞ってからは、代表からもどのような規模がいいか、税理士法人に就職するうえで留意すべきこと、業界としてどういう人材がいいのかなど、アドバイスをくださったので参考にさせて頂きました。 このように代表も役員の方も親身になってくださり、フィードバックも受けることができたので、自信をもってエントリーシートの作成や面接に挑むことができました。 他にも、就職活動中は出勤をなるべく減らしたり、説明会や面接の日程調整で直前に出勤日の変更をしたり、シフトの調整も柔軟に対応して頂けたので、事務所の方々のご配慮で就職活動に専念することができる環境を作ることができました。 事務所の先輩方に支えられ、応援して頂けたおかげで、就職活動を無事終えることができました。
私はJ-TAPで働くことができて、すごく幸運だったと思っています。 今まで将来を漠然ととらえていた自分が変わるきっかけを下さったことや、やりがいのある仕事をさせて頂けたこと、本当に先輩方に良くして頂けたことなど、インターンを始めて後悔したことはなく、J-TAPの先輩方には感謝が尽きません。 “インターン”と聞くと少し怖い、”税務や会計の知識がない”、”気になっている”、”就活で何か強みが欲しい”等、きっかけは人それぞれだと思いますが、少しばかりの興味を持って頂けたら勇気を出して応募してほしいです。 J-TAPでお待ちしております。