参加したインターン先企業名: ココネ株式会社
参加したインターン: エンジニア/プログラミング
名前: 大本 悠暉
大学名: 慶應義塾大学
学年(取材時): 大学3年生
きっかけは2つあります。 1つ目は、研究室での経験です。 私は大学2年生頃から研究室に通っており、そこでデータに触れる機会が多くありました。その中で、アカデミアの枠を超えて、社会全体や一般企業の中でデータ分析やデータ活用がどのように行われているのかに興味を持つようになりました。 2つ目は、大学の専門性の高さゆえの制約を感じたことです。 大学では学べる範囲が限られている部分もあり、自分の興味に基づいてより幅広く経験を積むことで成長できるのではないかと考えました。 そのため、インターンを通じて新しい知識やスキルを身につけたいと思い、インターンを探し始めました。
1つ目は、データ分析やデータの活用について、具体的に目に見える形で経験できる環境を求めていたからです。 ココネ株式会社では、データ分析をアプリやエンターテインメント分野に活用しており、これまで自分が触れてこなかった新しい領域での挑戦ができると感じました。その点が非常に魅力的でした。 2つ目は、学部生のうちに新しいことに挑戦したいという思いです。 私は医学部に所属しているのですが、大学で学んでいることの専門性の高さや時間的な制約から、将来的に選択肢の幅が狭くなるのではないかという懸念がありました。だからこそ、在学中にさまざまな経験を積むことで視野を広げ、自分の可能性を伸ばしたいと考えました。 その中で、ココネ株式会社のデータ分析を活用した新しい取り組みが、自分の挑戦にぴったりだと思い選びました。 こうした理由から、ココネ株式会社でのインターンを通じて、専門性を深めるだけでなく、新たな領域にチャレンジしてみたいと考えています。
初めての長期インターンを始めるにあたって、不安は確かにありました。特に、自分があまり使ったことのないSQLというデータベース言語を使ってデータ分析を行うことに対して、どの程度で習得できるのか全く見当がつかなかった点が大きかったです。 また、周囲のインターン生のバックグラウンドが、データ分析やデータサイエンスに特化している方々が多かったため、果たして自分がついていけるのかという不安もありました。 ただ、実際に働き始めてみると、その不安は少しずつ解消されていきました。社員や周囲のインターン生にSQLの使い方やデータ分析の進め方について丁寧に教えてもらっているおかげで、徐々にスキルが向上してきています。
自分の空いている時間を有効活用するようにしています。特に家での時間を活用して、書籍などを使って勉強しています。 現在は参考になる本やリソースが非常に豊富にあるので、それを活用しながら、実際の業務でどのように活かせるかを意識して知識を身につけています。 業務を通じて学ぶ実践的な知識と、自分で進める学習のバランスを取ることが大切だと感じています。
インターン生同士の関わりについては、強い方だと思います。 理由としては、昼食を一緒に食べるなど、交流できる機会があるためです。特に、オフィス内に社員食堂があり、同じチームのメンバーやその日に出社しているメンバーと集まって食事をすることが日常的になっています。 また、業務の中でも同じプロジェクトに携わる機会もあり、共同でデータ分析を進める中で自然とコミュニケーションをとることが多いと思います。
主な業務は、SQLを用いたデータ分析と、その結果をもとにした資料作成です。 具体的には、アプリ内で実施された施策やイベントがお客様の行動にどのような影響を与えたかを定量的に分析し、その効果を数字で評価します。 分析結果に基づいて、施策の効果やユーザーの行動変化について解釈を行い、企画担当者にフィードバックするための資料を作成するのが主な業務の流れです。 この資料作成とフィードバックを通じて、企画の改善や次の施策の参考となる示唆を提供しています。 業務のゴールとしては、データ分析を通じて得た結果をわかりやすく資料にまとめ、それを企画担当者に共有するところまでとなっています。
特に大変だと感じるのは、データ分析の結果から自分なりに示唆を出す部分です。具体的には、施策全体の評価を行い、それに基づいて次の施策をどう改善すべきか、ネクストアクションを明確に提案する必要がある点です。 示唆出しでは、単に数字を見るだけではなく、その施策の背景や目的を深く理解した上で進める必要があります。そのため、施策の全体像を把握しつつ、それに対する適切な解釈を行い、次の行動につながる具体的な提案を出すことが求められます。 特に、自分自身がまだ経験の浅い中で施策の目的や背景を正確に捉えながら結果を考察するのは難しいと感じる場面も多いです。この点が業務の中で特にチャレンジングな部分だと感じています。
業務の面白さはデータ分析のプロセス全体にあると思います。プログラミング言語を使ってコードを書くことだけでなく、データを処理し、結果を導き出していく過程も楽しいです。 また、その分析結果をもとに「何が言えるのか」「次にどのようなアクションを取るべきなのか」を考える部分も非常にやりがいがあります。 課題を見つけ、それに対する解決策を提案するというプロセスには、自分自身が施策の成功に貢献できている実感が得られます。 これらの要素が組み合わさって、データ分析を通して課題解決に取り組むこと自体、とても魅力的な業務だと感じています。
データ分析の流れ全体を経験できたことが大きいです。具体的には、データを分析して結果を解釈し、それを基に課題を解決するための示唆を出す、という一連の作業を通してスキルが磨かれました。 それに加えて、施策の目的や背景を意識して考える力も身についたと思っています。 ただデータを見るだけではなく、「この施策は何を目指しているのか?」「どのような背景があってこれが必要だったのか?」といったことを考える力が養われたのが、自分にとって大きな学びでした。
入社前は会社に対して、大学とは全く異なる雰囲気で、緊張感のある環境だというイメージを持っていました。 しかし、実際に入社してみると、皆さんがすごくフランクに話しかけてくれたり、インターン生同士も気軽に話せるような環境で、良い意味でそのイメージが覆りました。 もちろん業務には真剣に取り組みますが、ココネでは温かくて心地よい雰囲気があると感じています。
社員同士や社員とインターン生の間でも非常にフランクで和やかな雰囲気が特徴的だと思います。 オフィス内では、気軽に会話をする場面が多く見られて、全体的に和気あいあいとした環境です。 特にこのインターンをおすすめしたいのは、周囲と楽しく働くのが好きな方です。さらに、新しいことに対して積極的に挑戦したい、知的好奇心が旺盛な方にも非常に向いていると思います。 楽しみながら学び、周りと協働しながら自分の成長を実感したい方にはぴったりの環境だと感じています!
現在取り組んでいる業務の中で、特にネクストアクションの提案や施策の背景理解をさらに深めることに力を入れたいと思っています。 具体的には、施策の背景やアプリの裏側に関する知識をより多くインプットし、それを基に的確な提案ができるようになりたいです。 また、これまで少し経験のあるPythonを活用した言語処理やデータ処理のスキルを伸ばし、今後のタスクで役立てていきたいです。 今は使用頻度が少ないものの、このスキルを活かせるような業務にもチャレンジしていきたいと考えています。
長期インターンは、単に就職活動のための準備として取り組むのではなく、大学生活の貴重な自由な時間を使って刺激を受けるための機会として活用してほしいと思います。 この経験を通じて、新しい知識を得るだけでなく、自分の成長を実感できる場面も多いはずです。 ぜひ、インターンシップに参加して、自分自身の成長に繋げていってください。