参加したインターン先企業名: リトルスタジオインク株式会社
参加したインターン: 事務/アシスタント
名前: T.Y
大学名: 上智大学
学年(取材時): 大学4年生
きっかけは、当時していたアルバイトを辞めたタイミングで、新たな働き場所を探す必要があったことです。 その時、就職活動も視野に入れるようになり、インターンシップで職業経験を積むのが役に立つのではと考えました。 単にお金を稼ぐのではなく、将来のためのスキルや経験が得られる環境に身を置きたかったんです。
動画編集をインターンとして実際に経験できるためです。 もともと動画編集が趣味であり、将来的に編集に携わる職業に就きたいと考えていました。 業界についての知識がまだ浅かったため、インターンを通じて自分に向いているのかを確かめたいという思いがあり、リトルスタジオインクを選びました。 また、学業を優先しても良いという柔軟な対応をしてくださった点も、学生の立場を理解してくださる会社だと感じ、安心してチャレンジできると思いました。
企業で働くという経験が初めてだったので、どんな雰囲気なのか、どんな心構えで臨めば良いのかといった面で不安がありました。 実際に参加してみると、社員の皆さんがとても気さくで、分からないことは丁寧に教えてくださり、温かい雰囲気で迎えてもらえました。 緊張しつつも、次第に馴染むことができたので、インターンシップを始めることへのハードルが少し下がったように感じています。
私は主に動画編集の仕事を担当しています。 例えば、講演会の映像や教材用の解説動画を編集することが多く、編集内容は指示を基にカットやテロップの追加、スライドとのタイミング調整などです。 撮影現場に同行し、実際の映像がどのように撮られるのか学ぶ機会もあります。 また、小学生向け出前授業やワークショップにも参加し、プログラミングを学ぶ子どもたちをサポートしています。 各地の小学校に出張して出前授業やワークショップを行うのですが、私は居住地の関係もあり、主に東京近郊のイベントに参加しています。 ワークショップでは、現地の設営から始まり、授業中に困っている児童のフォロー業務、当日の記録、片付けなどをインターン生が担当しています。
私が担当するインターンの業務では、特別なプログラミングの知識は必要ありませんでした。 ワークショップで子どもたちがプログラミングを学ぶ際には、簡単なプログラムを使いますが、事前に内容を教えてもらえるため、特別なスキルはなくても問題ありません。 動画編集に関しても、編集ソフトが使えることが基本とされていますが、プログラミング自体は求められません。
初期の頃に担当したスライド作成の仕事が印象に残っています。 まだ編集の流れが分からない段階で、スライドの色やフォントのデザインを自分で考えながら作成しなければならなかった時がありました。 その時、社員からデザインの例をいただいたのですが、それをアレンジして自分で何パターンかデザインを作成し、提案してみました。 その提案に対し、「こっちのデザインいいね」と気軽に採用してくださったことが、とても嬉しかったです。 自分の判断で工夫したことが評価されるんだという実感が湧き、仕事に対して積極的に取り組むきっかけになったと思います。 自分のアイディアを出して行動することが会社で受け入れられる雰囲気があることを感じ、今でも心に残っています。
現在取り組んでいるアニメーション作成の業務です。 このプロジェクトでは、多くのアニメーションを作成する必要があり、修正ややり直しが何度も発生し、編集内容が前後することが多くなってしまいました。 また、アニメーション自体はあまり作成経験がなかったので、綺麗に見える方法を調べながら進める必要がありました。 先日最終的に完成したものを代表に見ていただいたところ、「修正点はあるが、概ね良い」という評価をいただき、安心しました。 細かな修正は必要でしたが、大きな方向性は問題なかったため、最後まで諦めずに頑張って良かったと感じています。 自分の好きなことをやりながらも、同時に新しい分野に挑戦できているため、自己の成長が実感できとても嬉しいです。
常に早めの段階での進捗報告を心がけています。 特に締切がある業務は、まず初めに全体を確認し、仮でも良いので早めに完成させて報告し、上司のフィードバックをもらうようにしています。 初めから完璧を目指すと、かえって修正の機会が少なくなり、期待に沿えない可能性もあるため、「まずは完成させる」ことを意識しています。 このようにして早めかつ頻繁に進捗を見せることで、業務のクオリティも確保しつつ、社内でのやりとりをスムーズに進められるように工夫しています。
インターンを始める前は、会社というものの解像度が低く、常にかしこまって働かなければならないのではないか、と身構えていました。 しかし実際には、思っていたほど堅苦しいものではなく、社員もフレンドリーで、アットホームな雰囲気でした。 指示も丁寧にしてもらえますし、何か不安なことがあればすぐに聞ける環境だったため、良い意味でギャップに感じました。
編集スキルに加え、コミュニケーション力が身についたと思います。 もともとメールを書くのが苦手で、大学でも必要な場面では時間をかけて書くことが多かったんです。 しかしインターンが始まってからは、イベント参加の報告や社内ツールを使った進捗報告など、自分からメッセージを発信する機会が増えました。 そうした発信を繰り返し行う中で、徐々にメールやメッセージに対する抵抗感が薄れ、今ではスムーズに書けるようになりました。
自分の予定に余裕を持たせ、活動を入れすぎないことを心がけています。 例えば、インターンは週に2日と決め、残りの曜日でサークル活動や勉強の時間を確保しています。 こうすることで、やるべきことの優先順位をつけて取り組むことができ、無理なく続けられています。 何事も「多すぎず、少なすぎず」を意識することが、長期にわたって続けられるポイントだと感じています。
仕事を通じて教育分野に貢献できるところです。 子ども・学生向けや大人向けの教育コンテンツ制作を行っており、自分の仕事が誰かの成長や学びにつながるという点がとてもやりがいに感じています。 また、職場の雰囲気も良く、社員の方々が親切で質問にも快く答えてくださるので、働きやすい環境です。 他のインターン生ともイベント時に交流があるので、協力しながら楽しく働ける点も魅力の1つです。
私もインターンを始める前は、企業で働くということに対して緊張や不安がありました。 しかし、面接の段階で会社の雰囲気が感じられることも多く、入社後も意外と馴染みやすい環境が見つかることがあると思います。 特に長期インターンでは、まずチャレンジしてみることが大切です。 インターンは、未経験のことに挑戦しスキルを身につける場でもあるため、失敗しても大丈夫だと思える会社を選ぶと、より安心して始められます。 不安があっても、気になるインターンがあれば是非一歩踏み出してみてほしいです!