この企業で募集中の長期インターン

参加したインターン先企業名: 株式会社ビルディット
参加したインターン: デザイナー
名前: Aoki
大学名: 法政大学
学年(取材時): 大学4年生
2024年9月に立川で開催されていたITデジタル就活展で、多くの企業がブースを出展している中、ビルディットの採用担当の方に声をかけていただき、ブースに立ち寄ったことがきっかけです。 もともと、私たちの生活を支えているユーザーインターフェースのデザインへの関心からIT業界で働きたいと考えていました。また、中学〜高校での自身の経験から教育分野をよくしたいという思いがあったのですが、お話を伺う中で、ビルディットが掲げている「一人ひとりの成長が、世界をより良くする。」という理念に強く共感したことを覚えています。 ここで日常を支える仕組みづくりに携わる経験を積みたいと思い、ビルディットのインターンに参加することを決めました。
主な業務は、UIデザインの改善や新機能の施策検討からデザイン作成、プロトタイピングの設計です。 最近では、AI機能に関わるプロンプト作成にもチャレンジしています。 中でも特に印象に残っているのは、年末年始の期間限定で使うアプリアイコンのデザイン作成です。季節感を大切にしながら自分なりの想いを込めて作り上げたアイコンが、DAU(デイリーアクティブユーザー)の約200増加に寄与したときは、本当に嬉しかったです! また、新機能「AIコーチング」の施策検討からデザイン作成まで担当した経験も、印象的でした。 最初は何から手を付けていいかわからず、なかなかアウトプットが出せずに悩むことも多かったのですが、ディレクターの濱崎さんやエンジニアの竹村さんに相談しながら、何度も試行錯誤を重ねました。 その結果、3ヶ月ほどで無事リリースにこぎつけることができ、達成感とともに自分の思考力・アウトプット力に自信が持てるようになりました。 正直、インターン参加当初は「自分のアイデアが通用するのか」という不安もありました。 学校の課題とは違い、事業に直接関わるプレッシャーはやっぱり大きいなと。 でも、そんな不安も経験とともに自信に変わっていきました!
社内の雰囲気を一言で表すなら、「知性・寛容さ・誠実さにあふれた環境」です。 業務に関することだけでなく、最近考えていることや価値観についても自然と雑談が生まれ、他者の意見に対する寛容さと、自分の主張が尊重される空気感があります。 それぞれが自身の興味や価値観を持ちながらも、共通の目的に対しては誠実に向き合っている点がとても魅力的だなと感じています。 中でも、ディレクターの濱崎さんとエンジニアの竹村さんは、私にとって“思考を導いてくれる存在”です。 濱崎さんにはプロダクトの方向性や機能に関する相談を、竹村さんにはUIや実装面でのフィードバックをお願いすることが多くあります。 お二人は、私が悩んでいる時に「どこで思考が止まっているか」「何を整理すべきか」といった本質的な問いかけをしてくださり、視界がぱっと開けるような感覚を与えてくれます。 ときには、自分がじっくり考えたアイデアよりも、サッと出された提案の方がはるかに良い…という場面も(笑)。悔しさと尊敬が入り混じるような経験もありますが、そうしたやり取りが確実に自分の成長につながっていると感じます。 また、竹村さんがリモート勤務中、私が相談しやすいように休憩のタイミングを合わせてくださっていたことに気づいたときは、そのさりげない配慮にも心を打たれました。
一番苦戦したことは、AIコーチングの施策です。 機能としての目的の定義や、ユーザーにとってどのような価値を提供できるのかを考える時間が多く、充実感はありつつもなかなか形にできないしんどさはありました。 ですが、濱崎さんと納得いくまでディスカッションしつつ、他のアプリでAIが使われているものを徹底的に調査し、Stockrの機能に落とし込むにはどうしたら良いかを考え、ユーザー視点を忘れずに取り組んだ結果、自信を持って提供できるAIコーチング機能ができたと思います。 自分が成長したと実感したことは、新しい機能をデザインまで落とし込むスピードが上がったことです。 AIコーチング機能(施策→デザイン→プロンプト作成)に着手していた時は、取り掛かってから実装に引き継ぐまで稼働日数16日かかっていました。ですが、最近取り組んだ価値観・理念を言語化する機能(施策→デザイン作成)は、稼働日数2日で実装に引き継ぐことができました。当初よりアプリの方向性がシャープになり、施策がやりやすくなったこともあると思いますが、施策と作業スピードが上がっているなと実感しています。 他にも、インターンを通じて、フィードバックは適切なタイミングでとった方が良いという学びがありました。 ”適切なタイミング”というのもいろいろありますが、とくに以下の状況に陥った時はすぐにフィードバックをもらうようにしています。 ・機能としての方向性を確認したいとき ・何個かアイデアを出してもしっくりこないとき フィードバックをもらう際に気をつける点としては、どんなことに困っているのか、それに至った自分の考えを説明できるかということを確認してからもらうようにしています。
Stockrと出会うまで、自分の考えや感じたことを言葉にする習慣がほとんどありませんでした。 ですが、実際にStockrを使って振り返りをしたり、ユーザー体験を検討する中で、感情や思考を言語化することが、自分自身の内面への理解を深める手段になると気づきました。同時に、言語化することは、どんな仕事でも大切なスキルだと思うようになりました。 特に、相手に伝わるように考えを整理したり、ユーザーのインサイトを掘り下げたりする力は、「人の役に立ちたい」というこの会社の価値観とも深くつながっています。また、自分がどうありたいかという理想像を言語化しておくことは、他人の評価に振り回されがちな現代社会で、自分らしく働き続けるための指針にもなっていると感じます。 スキル面でも、Figmaを使ったコンポーネント設計やプロトタイピングのスキルが向上し、タスクを進めるスピードも少しずつ上がってきました。 今後の目標としては、プロトタイプのスキルをもっと伸ばしていきたいです。 デザインだけでなくプロトタイプを使って共有するようになってから、共有で意図や動作が伝えやすくなる実感があるので、もっと色々なインタラクションを試して、Figamのスキル向上に注力したいです。
これからインターンに応募しようとしている方には、焦らずに「自分のやりたいこと」を大切にしてほしいなと思っています。 「周りがインターンに参加しているから」「ガクチカがなくて就活が不安だから」「得意なことを増やさなきゃ」 そんな思いで動き出す人も多いと思いますし、私自身もそうでした。 でも今振り返ると、それ以上に大切なのは「自分のやりたいことをやる」ということだと感じています。 一見、綺麗事のように思えるかもしれませんが、今後の人生において、自分のやりたいことを自分で選択できるような人間になって欲しいし、私もそうなりたいと思っています。 インターンは、キャリアの一歩目としてだけでなく、「自分が何にワクワクするのか」を探すための手段など、もっと自由に捉えていいのではないでしょうか。 もちろん上記に挙げた理由を否定するつもりはありません。どんな動機であれ、まずは手を出してみる。 インターンに応募するとっかかりはなんでも良いので、様々な経験から自分の感情や微細な心の動きに敏感になって、自分なりの生き方を見つけて欲しいです。 ビルディットのインターンは、スキルアップや事業としてのものづくりを純粋に体験したい人にぜひおすすめしたいです! ただ業務をこなすだけではなく、メンバーとの対話や日々のふりかえりを通して、「自分にとってのものづくりとは何か」を見つめ直す機会にもなるはずです。
Aokiさん、ありがとうございました。 日々試行錯誤しながらも、新機能を前向きに進めてくれるその姿勢は、とても頼もしく、チームにとって大きな支えです。 これからも一緒に、より良いプロダクトをつくっていきましょう! なお、当社では随時、一緒に挑戦してくれる仲間を募集しています。 ご興味のある方は、ぜひお気軽にご連絡ください!