参加したインターン先企業名: パーソルイノベーション株式会社
参加したインターン: 営業
名前: 安江裕太
大学名: 早稲田大学
学年(取材時): 既卒(学部)
――まずは、学生時代のことについてお聞きしたいと思います。高校を卒業して、早稲田大学の人間科学部に進学されたと伺いましたが、大学では具体的にどのようなことを学んでいたのでしょうか? 高校3年の時に進路について考えたのですが、明確にやりたいことが決まっていたわけではありませんでした。しかし、漠然と「人」には興味があり、早稲田大学にそうした分野を学べる人間科学部があったので、早稲田に進学することに決めたんです。人間科学部は、「人間環境」「健康福祉」「人間情報」という3つのキーワードで構成される学部なのですが、僕はある地域に入り込みながら、その地域の文化や産業の特徴や変遷、歴史的背景を調べる地域社会学を専攻しました。 地域社会学を専攻したのは、旅が好きで、様々な土地に興味があったから。また、山梨という地方出身者だったこともあり、ローカルな場所に触れる楽しさを知っていたのも理由の一つです。論文では山梨の富士山の麓にあるエリアの繊維産業を取り上げ、地域の産業構造や労働者の階層、その背景や要因について調べたりもしました。 ――学問と並行して、サークル活動などにも力を注いでいたとか。 はい。テニスサークルに入ったり、JAと共同で農業の課題を解決するワークショップに参加したりしていました。その中でも、いちばん力を注いでいたのがダンスパフォーマンスサークルでの活動です。最終的にはサークルの代表を務め、“全ての人の野心に火をつける”というサークルの理念を達成するための、創作的なダンスパフォーマンスをしていました。 ――大学卒業後の進路はどのように考えていましたか。 漠然とですが、地方創生に関わる仕事に就きたいなと。その当時は地方を活性化させるには、そこに住む人を増やすべきだと考えていて。観光客を誘致しても一過性に終わってしまう可能性があるので、定住する人を増やすことで、本当の意味で地方が活性化すると思っていました。 ――そうした考えがある中で、2020年5月にインターンとしてeiiconにジョインしました。そのきっかけや経緯について教えてください。 インターンを始めようと思ったのは、“働くことを知る”、“社会やビジネスを知る”――この2点のためでした。しかし、ちょうど新型コロナの流行と重なってしまって、インターン先がなかなか決まらなかったんです。そうした時にeiiconのインターン募集を見て、オープンイノベーションに興味を持ち応募しました。自治体や企業などが連携して新しい価値を生み出すオープンイノベーションという手法が、地方創生を実現する一つの手段になるかもしれないと感じたんですね。eiiconに応募し、代表の中村さんと面接しジョインを決めました。
――インターンではどのような業務に関わっていましたか。 eiiconが提供するオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」上で共創を実現したサクセスケース(成功事例)を収集し、その内容を取材・ライティング、記事化して情報発信する業務を一貫して担当しました。この他にも、カスタマーサクセスチームのメンバーがコンサルティング活動する際の議事録を取ったり、eiiconの公式SNSの運用を手がけたりなど、幅広い業務にチャレンジする機会がありましたね。 ――eiiconのインターンは1年以上続けていましたが、並行して就活は進めたのでしょうか? そうですね。並行して就活もしていて、eiiconを含めて3社から内定をいただきました。eiiconから新卒採用の打診があったのは、2021年1月頃。実は、インターンを始めてから「(eiicon代表の)中村さんが採用したいと思う人材になる!」という目標を密かに掲げていたので、採用の話を聞いた時はとても嬉しかったですね ――ちなみに、eiiconのインターン経験が、就活の中で活かされたことはありましたか。 インターンを通して様々な業界やビジネスの基礎知識が身につきました。ですので、会社説明会で大まかなビジネスモデルを紹介された時に、他の学生よりも一段上のレベルでその話が理解できるようになったと思います。 また、eiiconでは「1on1」(上長との個人面談)もありましたので、そうしたタイミングで自分が今後どうなりたいのかなど将来を考える時間も増えました。さらに、eiiconでの業務を通して、自分の考えを的確に相手に伝えるために、「思考を言語化する力」も磨かれたかなと思います。 ――他の2社から内定をもらっている中で、就職先をeiiconに決めた理由を教えてください。 2社ともSaaS系のベンチャー企業だったのですが、比較した時に自分のやりたいことにいちばん近いのがeiiconだと思い、入社を決めました。オープンイノベーションという手法を用いて自治体と組めば、地方創生に根本から関わるチャンスも出てきますからね。さらに、様々な事例を知る中で、オープンイノベーションによって日本がもっと良くなるという実感もありました。こうした取り組みに挑戦できるのは、とてもわくわくします。 就活していた当時は住む人を増やさないと、地方が盛り上がらないと考えていました。しかし、人口減少が続く日本では、「人口増加を目指すのではなく、人口減少の中でどう地域を時代に合わせて維持し発展させるか」が重要だと思い至りました。そうした取り組みも、eiiconなら実現できると信じています。
――eiiconでのインターンを経験して、学びに繋がったことはありますか? どのようにすれば、目標に対してコミットできるのかを考える力がつきましたね。目標達成に必要なマイルストーンを描きながら、そこに向けて進んでいくことも徐々にできるようになりました。仕事をする中で、なぜその業務を行うのか、課題・目的や背景も掴むように意識しています。そうすることで、相手に情報を伝える時に、具体性を持って話すことができますから。 サクセスケースを集め、事例記事として発信する業務をメインで担当していましたが、その記事の本数がKPI(目標達成のための指標)として設定されています。記事を効率的にアップできるよう、業務も逆算して考えるようになりました。記事を制作するために、まずはサクセスケースのある会社をリスト化し、メールでアポイントを取る。その後、インタビューを実施し、ライティング。完成したら記事をアップする。このような工程を一人で完結する力もつきました。 ――実際に、インターン時代の安江さんの上長からは、「自分で考える力があり、事業視点で物事を見て判断することができる」という点がeiicon初のインターンからの正社員登用&新卒採用の決め手になったと伺っています。改めて安江さんは12/1からeiiconの新卒社員として働くことになりました。今後の目標は? 将来的には地方創生に貢献することが大きな目標です。そのためにも営業力を磨いていきたいと考えています。 僕は、営業では「顧客の目標達成に向け」の前提のもと、「仮説思考力」「ヒアリング力」「提案力」が必要とされると考えています。 これらは地方創生プロジェクトをはじめ、今後あらゆるシーンで必要とされる、土台となる力だと思っています。自身の目標達成に近づくためにも、営業での経験を通じてこれらの力を身につけていきたいですね。 とはいえまだ社会人1年目。まずは社会人としての基礎を身につけながら、目の前のミッションを1つ1つクリアしていこうと思います。 ――最後に学生に向けて、eiiconのインターンをオススメするポイントについてお聞かせください。 最先端のビジネスや幅広い業界知識を知りたいと考えている学生は、eiiconのインターンがマッチすると思います。さらに、オープンイノベーションを推進しようとしている企業の役職者や経営層の方と関わることができるのもeiiconで働く魅力です。その分、学ばなければならないことが多くありますが、ビジネスパーソンとして自分が磨かれていく実感を得ることができるはずです。 eiicon companyでは一緒に働く仲間を募集しています。少しでも興味をお持ちの方は、ぜひこちらからエントリーください! <次世代のイノベーション支援に挑戦!上場企業のグループで事業立ち上げ> https://01intern.com/job/3023.html <上場企業グループ会社で、経営者相手のコンサル営業!完全リモート可> https://01intern.com/job/3274.html <基礎から徐々にレベルアップ!上場企業グループ会社のアシスタント募集> https://01intern.com/job/3083.html