参加したインターン先企業名: エクスペリサス株式会社
参加したインターン: ライター/編集/記者
名前: 目黒 雅仁
大学名: ハルトインターナショナルビジネススクール
学年(取材時): 大学3年生
大学の同期に長期インターンを経験している友人がおり、その友人にアドバイスを受けたのがきっかけです。 特に自分はやりたいことが定まっていなかったので、自分の好きなことや特性を理解するためにも、企業のもとで仕事をしてみると良い経験になるのではないかと考えました。 アメリカの大学にて現地の学生と話す中で、改めて母国である日本を見つめ直す機会ができ、自分は日本人でありながら日本に対する知識が浅いことに気がつきました。 そこで、母国について理解を深め、その良さを広く伝えていく旅行業界に興味を持ちました。 そのため、日本の伝統的・文化的な体験を価値あるものとして継承することをビジョンとする弊社に興味を持ち、インターンに応募しました。
やはり責任の重さが違います。 アルバイトであれば週に数回働いて、お金を稼ぐためだけに目の前の作業をこなしているだけでした。 しかしインターンでは、割り振られたタスクに対して責任を持ち、期待以上のアウトプットを出すよう努めていますし、そういった姿勢が求められます。 そのため、1つ1つの仕事の量や質に大きな違いがあると思います。
メインの業務としては、弊社のプロモーションの一環として、提携している海外の旅行会社に向けたメールマガジンの執筆を担当しています。 メールマガジンの中身としては、弊社の提供している体験コンテンツの紹介が主です。 メールを発信した後、海外の旅行会社から問い合わせがあり、その後オンラインでの商談を通じて案件獲得に繋がるというフローです。 このように、全体の流れの中で1番初めのきっかけとなる営業の部分を、メールマガジンの執筆という形で担当しています。 メールは全て英語で執筆するため、自身のスキルである語学力を活かせており満足しています。 メインの業務以外にも、商談への参加や資料作成といった業務にも幅広く携わっています。
弊社の社員がメインで話を進めてくださり、僕は先方の質問に回答したり、商談の書記を担当することが多いです。 場合によっては、事前に準備していた説明資料を用いて紹介プレゼンをさせていただく機会もあります。 もちろん商談は全て英語で行われるため、初めはとても緊張しました。 そのため、土日の間にスクリプトを考えたり、プレゼンの練習を自主的に行っていました。
自分が作成・発信したメールマガジンを通じて海外のエージェントと繋がることができ、それが最終的に受注に繋がったときにやりがいを感じます。 自分の働きが海外で認められ、そこからビジネスが生まれると大きな達成感があります。
努力の成果がなかなか出ない場面では落ち込むこともありました。 メールマガジンの開封率はそう簡単にコントロールできるものではないので、毎回自分なりに数値を分析して上手くいった原因と上手くいかなかった原因を探る必要があります。 それでも予想していた開封率に届かないことや下がってしまうことはよくあります。自分が試行錯誤して執筆したにも関わらず、成果に直結しないときには悩みますね。 自分なりに仮説を立てて、それを検証する地道な工程をひたすら繰り返すようにしています。
大きく2つあります。 1つ目は語学力です。 もともとある程度英語でのコミュニケーションスキルはあったのですが、毎月メールマガジンの執筆を通して英語を文字に起こしているうちに、スピーキングだけでは養えないような語彙力を補うことができたと思います。 2つ目は定量的かつ論理的に思考する力です。 メールマガジンの開封率分析もそうですが、それ以外の業務の中でも、感覚ではなく定量的に伝えることが求められます。 例えば上司から仕事を割り振ってもらう際、1日あたり何時間空いていて、その工数の空きを何日間または何週間保てるのかを僕から伝えています。 僕はもともと数字よりも感覚で生きてきたタイプなので、その分インターンを通じて意識的に数字を用いてロジカルに考える癖がついてきました。
実際に応募して働いてみれば、始める前の不安が的中するかもしれないですし、実は想像以上に楽しいというプラスの発見もあるかもしれません。 確かに初めは不安な要素が沢山あるかもしれません。 ただ、そこで勇気を持ってチャレンジしてみると視野が広がりますし、どう転んでも自分にとって意味のある経験になると思います。