参加したインターン先企業名: 株式会社M&Aコンサルティング
参加したインターン: 事務/アシスタント
名前: 足立 陸
大学名: 慶應義塾大学大学院
学年(取材時): 修士2年
きっかけは友人からの紹介です。大学院の研究が少し落ち着いたときに、M&Aコンサルティング(以下MAC)でインターンシップに取り組んでいる友人の話を聞いて、自分も挑戦してみたいと思いました。 私の内定先はシンクタンクの企業なので、直接的にはM&Aに通じる部分はないかもしれません。しかし、シンクタンクでは経営や経済について取り扱うこともあり、M&Aについて理解しておくと就職した後に役立つのではないかと考えました。 私自身がもともとM&Aについても関心があったこともあり、MACのインターンシップへの参加を決断しました。
まず、友人から聞いていた話とまったく異なる業務を任されたことに、大きなギャップを感じました。 友人はテレアポ部隊でコールドコールをかける業務に携わっていたのに対し、私の配属先は顧客向けの提案資料を作成する部門です。 とはいえ、資料作成業務のほうが内定先に関連する知識や見聞を身に付けられているのではないかと感じます。 また、内定先のシンクタンクでは市場調査などのリサーチに携わることが多いと思われるので、将来的な観点でも配属されてよかったと思っています。
業務は基本的に、リモート業務メインで進めています。 私の場合、日中は大学院で研究活動に励み、業務に取り組むのは朝もしくは学校終わりであることが多いです。 リモートだとコミュニケーションを取るのが難しいように感じられますが、担当上司の方は定期的にオンラインミーティングでフォローや指導をしていただいています。とくに、私が初めて携わる業務のときは必ず30分は設けてくれています。 私が対応した業務に対しては指摘を受けたり、時には褒めていただいたりして、一人の社員として扱われている印象を受けました。 以前に他社のインターンにも参加したことがありますが、実務が少なかったように思います。 MACのインターンでは、実務を任せていただき、確実に成長できるという点が、他社のインターンとの大きな違いでもあり非常にやりがいを感じています。 MACではどのような業務でも確実に学ぶことがあるので、非常にやりがいを感じています。
業務中に生じた疑問点は、その場で解消するように意識しています。 同じような場面に遭遇したときに、仕事が止まってしまう事態を避けるためです。 聞き忘れることがないように業務報告の最後に記載すれば、上司の方は丁寧に回答してくれます。 また、上司や顧客の方から求められていることを明確にしてから取り組むことも、意識していることのひとつです。与えられた業務を闇雲に取り組んでいても成果は得られないと思うからです。 資料作成における最終目的は、顧客がどうやって企業価値を上げられるのか理解してもらうことだと解釈しています。 目的を実現するためにはまず、全体の流れを俯瞰し、現時点での立ち位置を把握すること。とはいえ、全体の流れそのものがわからない状況なので、わからない単語は全部調べるようにしています。
財務の部分ではまだまだ不勉強だと感じさせられますし、資料に挿入する文章も論理的に書くと言う観点では改善点は多いと思います。 とくに財務については勉強すべきことは多々あるので、インターンシップの期間中に一人前になるレベルに達するのは難しいかもしれません。それでも、基礎的な部分は最低限身に付けられればと思い、日々の業務に取り組んでいます。 また、論理的に文章を書く点についても、MAC在籍中に少しでも洗練させていきたいです。
実際にもう、後輩に勧めました!インターンシップで学ぶことを求めている学生は多いのか非常に好感触で、もしかしたら翌年に入社してくるかもしれません。 先述のとおり、MACではどんな業務でも何かしら学ぶことがあるので、学生のインターンシップにはうってつけです。 M&A業界に精通したい人や内定先が投資銀行だと言う人はもちろん、ぼくのような直接的な関連性がないところへ就職する人にもおすすめできます。 提案資料を作成する過程であらゆる業種のことを深くリサーチするので、どんな企業があり、どういう立ち位置で、どこが伸びそうか、といったことがわかります。そのため、就職前に少しでも幅広い知見を身に着けたい人には、MACのインターンシップをおすすめしたいです。