長期インターンを始めたのは大学1年生の12月頃です。なので、約3年程度続けていることになりますね。 大学入学前からインターンをやろうとは思っていて、大学生活に慣れ始めた1年冬から始めました。 コロナの影響で使える時間が多かったのもあり、タイミング的にもちょうど良いと思っていました。
求人の内容的にプライベートとの両立が叶いそうだったことが1つの決め手になりました。 当時大学1年生だったこともあり、大学での活動を第一優先にしたいと考えていたので、あまりにも勤務条件が厳しいものは避けつつ、業務内容に興味を持てる会社を選んで応募していました。 また、僕は法人営業は絶対にやりたいと思っていたので、それができる企業ということで選びました。 当時ネットで調べるうちに、世の中にはモールで見かけるようなto Cの企業だけでなく、to Bの企業やサービスが非常に多く存在することに気づきました。 そこで、学生のうちに法人営業を経験しておけば就職後にも役立つと思い、インターン探しの軸にしていました。
選考に関してはとても不安でした…! 当時の僕はつい最近まで高校生だったので、面接での受け答え方も分からないですし、どれくらい深く企業のことを知っておけばいいのかもあまり分かりませんでした。 なので、落ちてもしょうがないくらいの気持ちで受けていましたね(笑) 僕がやった対策としては、まずネットでインターン選考での想定質問を洗い出すところから始めました。 それを元に問答集を作って面接対策をしたり、企業のホームページを隅から隅まで見てインプットしていました。 企業に関する知識が選考の時点でどの程度求められるのかは全く分からなかったので、最低限、ホームページに掲載されているサービス内容や理念に関しては頭に入れるようにしていました。
当初から主に既存のお客様に架電し情報収集や案内をする業務を続けています。 慣れてくると、お客様と商談するところまで任せていただきました。 営業以外では、架電前のリスト作成業務や、弊社の開催するセミナーの運営・司会を務めたこともあります。 僕の場合は入社して2日目の勤務日から既存の取引先へのご案内を始めましたが、インターン生によっては初日から行っていました。 やはり実際の営業ではロープレ通りにはいかないので、数をこなして実践経験を早くから積んでいくしかないと思っています。
自分の工夫が成果につながったときは達成感がありますし、やりがいです。 例えば用意されたスクリプトで架電をしていてアポが取れたとき、最初は嬉しいと思いますが、徐々にその達成感はマンネリ化していきます。 そこで、自分で考えてスクリプトを改善し、それによってアポ獲得率が上がった際にはとてもやりがいを感じられます。
電話中心とはいえ、実際のお客様とのコミュニケーションが、メイン業務なので、メンタル面はかなり強くなったと思います。 様々な経験を繰り返していくうちに、自分の中で上手くメンタルコントロールしながら働くスキルが身につきました。 今後社会人になるにあたって、特に文系の僕は営業という職種と切っても切り離せない関係だと思っているので、将来的にも役立つ力を伸ばせたと感じています。 あとは、商談の進め方のようなところも鍛えられました。 商談では、相手の考えていることを察しながらその時々に話すべき・話すべきでない内容を判断して進める必要があります。 その経験を通じて、細かいところで相手に気を遣いながら円滑にコミュニケーションを進める力が身につきました。
会社の環境が自分に合っていた部分が大きいと思います。 社長も社員さんもとても優しくて、僕の事情や体調を常に気にかけてくださったり、やりたい業務があれば積極的に振ってくださいます。 このように、色々な面で働きやすかったのが1番の秘訣だと思いますね。 たまに飲み会にも連れて行ってくださったり交流の機会も用意してくださるので、個人的にとても嬉しかったです。
今後年下の学生さんがインターン生として入ってくることになるかもしれないので、後輩たちに業務のやり方やコツを上手く引き継ぎをして、頼ってもらえるような存在になりたいと思います。
実際に長期インターンを始めてみると、一般的にインターンによって得られると考えられているスキルや経験以上のものを得られている実感があります。 もちろん就活の面で役立つ知識も得られますし、インターンシップの業務内容と大学で学んでいる学問との繋がりが感じられることもあります。 もし仮に入社したインターン先が自分に合っていなくて辞めることになってしまっても、経験そのものは無駄にならないと思います。 今長期インターンを始めようか迷っているのであれば、勇気を出して一歩踏み出してみてほしいと思います。