参加したインターン先企業名: 株式会社ボンズコミュニケーション
参加したインターン: 事務/アシスタント
名前: 杉野 陽向
大学名: 横浜市立大学
学年(取材時): 大学2年生
元々大学1年生の頃からアルバイトをしていて思ったのは、正社員の方と比べるとやっぱり仕事の内容や責任の重さに明確な差があるということです。 そのため、社会人になるまでの過程でアルバイトよりも一段階ステップアップした経験を積みたいと思い、長期インターンを探し始めました。
飲食店でのアルバイトで簡単な電話対応はしたことはありました。 ただ、電話対応とはいえ、答える内容があらかじめマニュアル化されているような単純なものしか経験したことがなかったです。
やはり業務内容ですね。 今までアルバイトで経験してきた内容と全く違うものなので、ついていけるのかという不安は大きかったです。 また、自分の中でアルバイトとインターンでハードルの高さに差があったこともあって、「失敗したらどうしよう」というような不安感はありました。
僕自身まだ完全に慣れているわけでは無いので、失敗したらどうしようという不安感は0では無いです。 ただ、1ヶ月働いていると徐々に業務内容は身についてきている実感はあるので、初めに比べればサクサク進められるようにはなったとは思います。
業務内容や社風については応募前に軽く調べるようにはしていました。 あとは、聞かれるであろう想定質問の洗い出しと、それに対する回答は簡単に用意していました。 あまりガチガチに用意しすぎると想定していない質問が来た際に困ってしまうので、簡単に話すべきことを考えておく程度にしていました。
クライアント企業のお客様に対する一次対応と二次対応の2つがあるのですが、僕は主に一次対応を担当しています。 ただ、クライアントの業種によってこちらがすべき対応は多岐に渡るので、一次対応と一口に言ってもクライアントごと、業務内容は全く違ってきます。 具体的には、クライアント企業に対してお問い合わせをされた一般のお客様に対して、折り返しの案内等をすることが多いです。 クライアントごとに対応事項を1つ1つ覚えていくことは大変ではありますが、大まかな対応の方向性はいくつかに絞られます。 そのため、ある程度その方向性を頭に入れた上で、各企業様独自の注意事項があればその都度確認するようにしています。
平均すると大体15〜20分に1回ぐらいです。 最初はやはり対応できる内容も限られてるので、電話を取れる本数は少なかったのですが、 ある程度色々な内容に対応できるようになると、その分頻繁に取るようになりますね。
僕はまだ学ばなきゃいけないことが多いので、資料を読んだり、これまでインプットした内容の復習をしたり、担当している企業の注意事項の確認などを行っています。 この時間の使い方は人によって全く変わってくると思います。
リモートで働いている方もいらっしゃいますが、僕自身は基本的に出社しています。 リモートでも業務自体はできるとは思いますが、電話対応中に分からないことがあった際に質問しにくいと個人的に思ったので、実際に出社して働く方が安心感があります。
僕が長期インターンを始めたのは大学の授業が始まる前の段階だったので、ある程度インターンでの業務に慣れた上で、インターンのシフトに合わせながら授業を組むようにしていました。 大学が午前中で終わる日には、大学から直接出社して働くことがあります。 逆に、午後まで大学があっても出勤したい日には、普段より遅めにシフトを提出して夜働くこともあります。
実際自分がどれくらいシフトを出すかはさておき、働ける時間の幅が大きいと融通が利きやすいというメリットはあります。 例えば営業時間が18時までだと、授業後に働くことは時間的にできなくなってしまい、そうなると1週間の中で働ける日はかなり限られてしまいます。 そういう意味では、自分のスケジュールに合わせやすくてかなり助かっています。
電話対応に対してクレーム対応のイメージが強かったのですが、実際働いてみると穏やかに接してくださる方もたくさんいらっしゃるので、そういったマイナスなイメージはあまりなくなりました。 もう1つは、想像していたよりも業務がぶっつけ本番になることが多いということです。 マニュアルのインプットや先輩とのロープレで軽く練習はするのですが、いざ実務をするとなると実際に電話をとるところから始まります。 もちろん、電話対応中に分からないことがあれば先輩方に相談はできます。
僕は現在の職場でストレスなく働き続けられていますが、社風や業務内容が自分に合わない会社だと長く続けることはできないと思います。 なので、「自分は何をしたいのか、逆に何をやりたく無いのか」を明確にしてから長期インターンを探した方がいいと個人的には思います。