参加したインターン先企業名: 永井圭介公認会計士・税理士事務所
参加したインターン: 事務/アシスタント
名前: 渡邊 萌香
大学名: 青山学院大学
学年(取材時): 修士1年
長期インターンを始めるまでは、簿記や会計士の勉強をしていました。 ただ実務はしたことがなかったので「今座学で勉強している知識と、会計事務所で行われている実務が違うものなのかを実際に体感してみたい」と思ったのがきっかけでした。
はい、感じました。 勘定科目ひとつとっても、それぞれお客様が同じ品物を購入してるのに、用途によって異なった科目で対応しなくてはいけないことに驚きました。 実際に業務をしてみなくては分からなかったことです。 最初は社員の方に0から教えてもらう事が多かったのですが、だんだんと知識がつき、自分で調べてから「これで合っていますか」と聞けるようになりました。
会計事務所で働いた経験がなかったので、しっかりと教えてもらえそうな会社であることと、雑務ではなく、経理業務に携われそうな会社であることを軸に選びました。 面接ではどのような事をしたいのか、どのように働きたいかなど、私の希望を聞いてくださりました。 社長はメディアでの発信も活発なので、YouTubeを見てイメージトレーニングしたのですが、やっぱり緊張しましたね(笑) 最後の決め手は「この会社で自分が働くイメージがつくかどうか」だったと思います。
インターンシップの業務は、週2で午前中から6時間、11~17時などシフトを組んでいます。 大学4年の11月の入社したのですが、その時はまだ大学院の授業カリキュラムが分からなかったので、会社に調整していただきました。 今は大学院生となりましたが、大学院は夜や土曜日にも授業があって、幸いインターン業務には被っていません。 ただ、課題などもあるので、ある程度は自分の中で制限をかけて時間を作らないと厳しいですね。
会計ソフトの入力作業をしています。 具体的には、まずお客様から届けられるレシートを、パソコンにスキャンし取り込みファイリングをします。 そしてスキャンした画像データを基に、何を、いつ、どの位などの情報を会計ソフトに入力していく作業です。 会社単位でこの作業を任せてもらっており、今私は2社を担当しています。 今後は、お客様との打ち合わせや資料が届いてない場合の請求など、様々な仕事に挑戦してみたいと思っています。
そうですね。 先ほど説明した業務は1社で2日かかることもありますが、私自身が一人で集中して仕事をするのが好きなタイプなので、この仕事は合っていると思います。 教育担当をしてくださっている社員の方がいるのですが、そんな私の資質をくみ取ってか、頻繁に進捗などを聞かれることもありません。 もちろん私が質問をした時は親身になって答えてくれます。 とても有難く、頼りになる存在です。 余談ですが、歓迎会でお話した際、バイト先が同じで、それから一気に距離が縮まりました(笑)
お客様に提出するレポートを作成した際、社員の方に確認していただくのですが、その時に「大丈夫だね」とOKをもらえた時はすごく達成感があります。 作業を評価してもらったと同時に、今までの一連の作業も合格点をいただいたようで、うれしくなります。 失敗してしまった事は、後輩のインターン生が作業しているデータを消してしまった事です... 相手は許してくれましたが、情けない気持ちと悲しい気持ちになりました。
学生のうちに実務の場を体感できるのは大きいと思いますし、憧れの先輩などが出来ることは良いことだと思います。 私の先輩にも、2年以上インターンをしていて数社担当している方がいるのですが、お客様との打ち合わせや電話対応もすごく流暢で尊敬しています。 先輩も公認会計士を目指しているので、仕事の面でも勉強の面でもいい相談相手になってもらっています。 私も後輩がいて、電話や宅急便などの対応は教えている立場ではありますが、先輩のようにはうまくいきません(笑) 先輩に追いつけるよう、これからもっと成長していきたいと思っています!
まず知識的な部分は、間違いなく身に付きます。 私自身はポッカリと税務の知識がなかったので、実務を経験しながら学べたことは本当に有難かったです。 インボイス制度についても、社内で講習会を開いてくださったり、本当に感謝しています。 就活を機に探し始めた長期インターンですが、2、3年生でやっていたらもっと力がついていたと思います。 自分で考えて動くこと、メリハリをつけて働くこと、そのポイントを押さえておけば、長期インターンは本当に有意義な時間になると思います。