この企業で募集中の長期インターン

参加したインターン先企業名: 株式会社カタグルマ
参加したインターン: エンジニア/プログラミング
名前: 首藤 朗
大学名: 電気通信大学
学年(取材時): 大学4年生
これまでの経験を振り返ったときに、1人で開発を進める機会はあったものの、チームで何かを作り上げる経験がほとんどなかったことに気づきました。 そこで、実際にチームでの開発に携わる機会を得たいと考え、長期インターンを探し始めました。
1つ目の理由は、会社のビジョンが明確で共感できたためです。 当社では、保育業界向けのSaaSアプリケーションを開発していて、ICT化が遅れている保育業界の働き方改善に取り組んでいます。 社会的な意義があり、誰にとっても分かりやすいミッションを掲げている点が魅力的に感じました。 2つ目は、働きやすさです。 シフトを柔軟に決められる点やリモートワークが可能な点は、学業との両立を考える上で大きなメリットに感じました。 また、求人情報から伝わる会社の温かい雰囲気にも惹かれました。面接の際にも社員の皆さんがインターン生に対して対等に接してくれ、学生の成長を支えてくれる環境が整っていると感じ、この会社で働いてみたいと思いました。
保育施設向けの人材マネジメントツール「KatagrMa(カタグルマ)」の開発を担当しています。具体的には、仕様書をもとにコーディングを行い、必要な機能を実装しています。 開発内容は大きく2つに分かれます。1つは、ユーザーの目に見える部分、つまり画面の表示や操作に関わるフロントエンドの実装です。 もう1つは、データの処理や機能の裏側を支えるサーバーサイドの開発です。既存の機能の修正や、新しい機能の追加を行うことが多いです。 実装が完了すると、次は機能テストのフェーズに入ります。テスターの方と連携しながら、テスト仕様書を作成し、実際の動作確認を行います。 利用者の声を直接聞く機会は少ないですが、保育園や幼稚園の方々とやり取りをするカスタマーサクセスチームが利用者の意見を集め、それをもとにエンジニアチームが話し合いながら開発を進めています。
ユーザーに見える部分の開発です。当社のアプリケーションは多機能で、それぞれの機能が内部で連携しているため、一部分の変更が他の部分に影響を与えることがあります。 そのため、単に与えられたタスクをこなすだけでなく、システム全体を把握し、他の機能との関連性を意識しながら作業を進める必要があります。 また、たとえ裏側のシステムが問題なく動作していたとしても、見た目の違和感がユーザーの信頼に影響を与えかねません。 バグをゼロにするのは簡単なことではありませんが、細部まで詰めて確実に動作する状態でリリースすることの大切さを改めて実感しました。
エンジニアチームに加え、連携して働いているメンバーとの認識を確実に合わせるように意識しています。 最初に作成された仕様書は、求められている機能や実装目的が曖昧なことがあるため、利用者の要望に合っているか、カスタマーサクセスチームやエンジニアチーム内でしつこいくらいに確認するようにしています。 私は保育業界の専門知識を持っているわけではないので、自分の先入観だけで決めつけて進めてしまうと、実際には意図とズレてしまう可能性があります。 そのため、エンジニア視点で考えるだけでなく、実際に現場で使う人の視点を常に持つようにしています。 実装を進める際も、都度確認を取りながら進めることで、誤解を防ぎ、より良いものを作ることを意識しています
最低限プログラミングの基礎は学んでおくと良いと思います。 ただ、学生のエンジニアインターンには高度な数学的知識は必要ではないと考えていて、プログラムを正しい場所に正しく組み合わせて作る感覚が大事だと思います。 そのため、まずは初心者向けの平易なプログラミング言語を勉強し、基本的な仕組みを理解しておくことをおすすめします。 また、「スキルがないと厳しいのでは」と不安に思う方も多いですが、実際にはコミュニケーションをしっかり取ることが何より重要です。 周りと相談しながら進められるインターン先を選ぶことで、未経験でも十分に学びながら成長できると思います。
大規模なシステムの中で自分の担当する部分を的確に把握し、修正・実装するスキルです。 最初はコードを読むだけでも苦戦しましたが、1年間の経験を通じ、全体感を把握した上で修正すべき部分を判断する力がついてきたと感じています。 また、今回のインターンでは、チーム開発ならではのコミュニケーションの大切さを学びました。 1人でコードを書く場合と違い、エンジニアのメンバーや他チームと意思疎通を図りながら進める必要があるので、今まで以上に周囲に気を配りながら進めるようになりました。
基本的に業務は全てオンラインで完結するため、全国各地に社員が居住しているのが特徴的だと思います。 東京周辺だけでなく、遠方に住んでいる社員やインターン生もいて、どこからでも仕事ができる環境が整っています。 最近は、たまにはオフィスに行こうという話もありますが、リモート勤務がメインなので、地方に住んでいる人でも問題なく参加できるのは魅力的なポイントだと思います。 インターンの求人は東京に集中しがちですが、このような働き方なら地方の学生でも経験を積む機会を得ることができ、大きなメリットだと感じました。
実務に不安を感じていながらも挑戦してみたいと思っている学生にお勧めしたいです。 初めての実務となると、尻込みしてしまう人も多いかもしれませんが、行き詰まれば周りのメンバーに教えてもらえるので、学びながら成長することができると思います。 心理的安全性が高く温かい雰囲気の職場なので、質問や相談がしやすいのもカタグルマの魅力です。自分のスキルを着実に伸ばしながら、実務を経験したいという学生にとっては、とても良い環境だと思います。