高校生の頃から、大学生になったら長期インターンシップに参加してみたいと漠然と考えていました。具体的なきっかけは、大学入学時に新型コロナウイルスの影響で部活やサークルといった人と関わるコミュニティがすべてなくなってしまったことです。せっかく大学生になったのに、家に籠もりながら大学の課題と高校時代のコミュニティだけで過ごすのはもったいないと感じました。そこで思い切って長期インターンシップに参加することを決めました。
本当に多くの貴重な経験をさせていただきました。提案書や見積書といった書類作成業務や、CADを使用した技術的な業務に加えて、展示会への出展準備や、協力会社や銀行の方々が出席される経営計画発表会の事前準備のお手伝いなど、他の学生はもちろん、社会人でもなかなか携わる機会の少ない業務を経験させていただきました。この経験は自分にとって非常に貴重な体験となりました。また、ランチや飲み会といった機会も多く設けていただき、趣味の話からキャリアの話まで幅広くお話しする中で、楽しく充実した時間を過ごすことができました。私は約4年間にわたり長期インターンを通じて経験を積ませていただきましたが、これらの経験は生涯忘れることのない、とても有意義で大切な時間でした。
業務マニュアルを作り、インターン生が取り組める業務の範囲を広げたことです。CAD操作など技術業務のマニュアルの再作成に取り組みました。その際に内容は専門用語等を用いずに誰でも理解出来ることが大切だと考え、インターン生同士で意見を出し合いながら、業務の説明を構造的に行うこと、画像を多く使用し視覚的に理解しやすくすることの2点を徹底しました。進捗管理や内容の深ぼり具合など苦慮することも多くありましたが、PDCAサイクルを意識して工程を見える化しながら進めました。結果的に専門知識がなくてもマニュアルを使うことで誰でも技術業務に取り組める環境となりました。この経験は自信を持って人に話せる印象的なエピソードです。
「柔軟」な企業文化がとても魅力的だと感じています。私は理系の学生であり、長期インターンシップに挑戦する際、学業との両立が難しいのではないかという不安を抱えていました。多くの長期インターンシップでは、シフト条件が厳しく、学業に支障が出ることを懸念していましたが、八紘テクノでは、学生の学業を第一に考え、親身になってインターンシップの場を設けてくださいました。また、業務の範囲についても、理系や文系といった枠にとらわれることなく、幅広い業務に挑戦する機会を与えていただきました。このような柔軟で学生に寄り添った姿勢は、八紘テクノの数ある魅力の一つだと感じています。
大学生になると高校時代とは異なり、自分の判断で挑戦できる範囲が大きく広がるタイミングだと思います。サークル活動やアルバイトももちろん大切な時間であり、多くの人と関わりながら過ごす時間は、きっとかけがえのないものになるはずです。その中で、長期インターンシップは特におすすめしたい選択肢の一つです。「経営者に近い視点」を学べることや、「幅広い年代の方々と関わる貴重な時間」を経験できる場として、学生の間に得られる非常に価値のある機会だと考えています。このような経験は、学業に好循環をもたらすだけでなく、これからのキャリアにおいても必ずプラスになると信じています。ぜひ、思い切って一歩を踏み出してみてください。