参加したインターン先企業名: 株式会社オーバーライン
参加したインターン: 営業
名前: 細井 沙恵
大学名: 関西大学
学年(取材時): 大学4年生
深い理由はなく、大学生になって何か新しいことに挑戦したいと思って、大学1年生の秋頃に始めました。 当時は特にやりたい職種も無かったのですが、人とコミュニケーションをとることに苦手意識があったため、そうしたスキルを鍛えられるような求人に応募していました。
商業施設等で携帯ショップが運営しているイベントで、お客様への営業とアシスタントという2つの業務をメインで行っています。 営業では、まずショップ前でティッシュを配布し、それをきっかけに興味を持ってくださったお客様に対して携帯やWi-Fiに関する悩みをヒアリングします。 そして、ヒアリングしたお客様の悩みに合わせてサービスのご提案まで行います。 アシスタント業務では、携帯ショップの店舗に入り、お客様の携帯の初期設定やデータ引き継ぎのサポートをします。 入社当初は後者のアシスタント業務をメインでやっていましたが、業務に慣れてきた段階で徐々に営業にも挑戦させてもらっています。
自分が営業をかけたお客様を成約まで繋げられたときに1番やりがいを感じます。 今でもまだまだ未熟な部分はありますが、入社当初から社員の方や先輩方に業務をサポートしてもらってきたからこそ、1人で成約に繋げられるまでに成長できたのだと思います。
携帯ショップの前を偶然通りかかった個人のお客様に対する接客業務なので、個々のお客様に合わせて適切なコミュニケーションをとるのが難しかったです。 多くのお客様と関わる中では今まで自分が関わったことがないような方も多くいらっしゃいます。 そういったお客様に対して不快な気持ちにさせないよう、配慮しながら対応するコミュニケーション能力が鍛えられたと思います。
業務の特性上色々な人と関わる機会があるのですが、お客様、社員さん、ショップのスタッフさん関係なく、敵を作らない立ち回り方はかなり身についたと思います。 異なるポジションにいる方々と気持ちよく仕事をするために上記のことは意識していますし、具体的には視野を広くして人の行動をよく見るようにしています。 例えば「あそこにいらっしゃるお客様に椅子を持って行った方がいいな」「あの方にティッシュを持って行ってみよう」など、1つ1つは細かく地味な気遣いであっても、それらを積み重ねていくことで少しずつ信頼関係を構築できると思います。 任されている仕事を遂行することは前提として、そこにプラスで何ができるかをつねに意識して行動する力が身につきました。
週2〜3日、1日8時間フルで勤務することが多いのですが、基本的に長期インターンは土日勤務にしているため、そこまで両立に困っていません。 就活のイベントや授業は平日にあるため、平日は大学生活、土日は長期インターンというようにメリハリを持って動けています。
長期インターンでの営業業務で鍛えたコミュニケーション能力は、色々な場で活かせています。 私は元々人と話すことがあまり得意ではなく、思ったことをすぐに言語化することが苦手でした。 しかし、長期インターンを通して、円滑にコミュニケーションをとる力が成長し、主に就活の面接の場で活かすことができました。 面接では用意した質問だけでなく、自分が予期していなかった質問がされることがあるのですが、そういった場合にもその場で起点を利かせて答えることができています。
率直な感想として、自分が思っていたよりも教えてもらうだけではないな、と感じています。 アルバイトでは1つ1つの業務に対する責任感が比較的重くなく、任された仕事を淡々とこなしていくことが多いですが、長期インターンでは業務の質も異なりますし、自分から仕事をとりに行ったり学びにいく姿勢が求められていると思います。 その点、初めて長期インターンを経験した私にとっては、イメージが変化した部分でした。
何を始めるにしても不安はつきものだと思います。 しかし、不安になるのは恐らく自分が経験してきていないからだと思っています。 そのため、挑戦してみたら案外自分に合った分野と出会えるかもしれません。 あれこれ考えてしまうと不安になって視野も狭くなってしまうので、考える前に行動してみるのをおすすめします!