参加したインターン先企業名: 社会保険労務士法人MRパートナーズ
参加したインターン: 事務/アシスタント
名前: 野川 凛人
大学名: 法政大学
学年(取材時): 大学4年生
就職活動を進めていくうちに、何かしら将来に繋がることをやっておきたいと思うようになりました。 当時はやりたい業種や職種は詳しく決まっていなかったので、「東京 インターン」と大雑把に調べてインターン探しを始めました。 僕は大学では法学部に所属しており、労働法や租税法について学んでいるのですが、その内容と関連性があるということで社会保険労務士の事務所である弊社をインターン先として選びました
応募前は、何か専門的な知識が必要なのではないかと気になっていました。 ただ、大学生の段階で高度な知識は求められないし、むしろそれを学ぶ場だろうと考えて思い切って応募しました。 応募した後はすぐに面談の予定が決まり、とんとん拍子で選考が進みました。
長期インターンを始めようと思った動機、その会社を志望する動機など、いくつか聞かれそうな質問を想定して簡単に準備しました。 ただ、僕の場合は実際の企業の面接に近いものではなく、ラフな雰囲気だったので、特に気張らずに臨めました。
クライアントの企業様から依頼していただいた社会保険・労働保険の手続きに関する届出を作成する業務を主に担当しています。 時期によっては年末調整に関するサポート業務を行うこともあります。 業務を進めるにあたって1から10まで全て担当するわけではなく、社員の方々から部分的に任せていただいたり、教えていただきながら進めています。 そのため、知識があるに越したことはないものの、専門的な知識がなくても問題なく進められるような業務内容です。
基本的に9時に出勤して、9時半から朝礼があります。 その後は社員の方に業務を振り分けていただいた業務をこなし、また次の業務が割り振られて…という繰り返しです。 そのため、特に時間で区切らず、業務ベースで仕事を進めている状況です。 そして、業務に区切りがついたタイミングで退勤しています。遅いときで18時頃に退勤します。
事務系インターンということもあり、同じ業務を地道にコツコツと繰り返す場面が多く、しんどい場面はありました。 最初のうちは辛いと感じることもありましたが、ある日他の業務もやってみたいと正直に社員の方に伝えたところ、新しい仕事を任せていただけるようになりました。 業務についてインターン生であっても意見が言えたり、社員の方も学生に対して充実した長期インターンにしてもらいたいという思いを持ってくださるような弊社の雰囲気が感じられて素直に嬉しかったです。
専門的なスキルは以前に比べて身についたと思います。 社会保険・雇用保険に関する届出作成や、年末調整の手続きに関しては基本的にミスなくできるようになりました。 また、基本的に9時から18時までフルタイムで働くことが多かったので、社会人のような生活習慣に慣れることができました。
長期インターン自体がシフト制だったということもあり、スケジュールの融通が利く環境だったというのが大きいです。 ただ、僕自身なるべく大学の履修を組む段階から長期インターンのシフトを入れることを意識して授業を入れていました。 そうすることで、授業と長期インターンのメリハリをつけられているのだと思います。
長期インターンを始める前は、会社の中で働くことに対してお堅いイメージがありました。 しかし、実際入社してみると気軽に社員の方に話しかけられたり、業務以外のことについて話せるようなラフな雰囲気だったのが意外でした。 また、インターン生にとって学びのある業務を選んで任せてくださるのも、良い意味でギャップでした。 正直、専門的な知識が無いと誰でもできる作業しか任せてもらえないのではないかと思っていました。 しかし実際には、インターン生としてその業務をやることで成長できるかを考慮して仕事を割り振っていただいており、やりがいを持って働けています。
やりたいことが明確に決まっている方は、思い切ってその分野の長期インターンに応募してみてほしいです。 一方で将来のビジョンがあまり定まっていない方は、大学で学んでいることに関連する職種や、就職後も活かせるような職種にチャレンジしてみるのが良いと思います。 頑張ってください!