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ロッテグループのプロ経営者から学ぶ。コーポレートベンチャーキャピタルの長期インターンで見えた投資の本質とは・インターン募集情報ならゼロワンインターン

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2026.01.28

ロッテグループのプロ経営者から学ぶ。コーポレートベンチャーキャピタルの長期インターンで見えた投資の本質とは

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株式会社ロッテベンチャーズ・ジャパンの長期インターン体験談_高野 朝慶の画像

参加したインターン先企業名: 株式会社ロッテベンチャーズ・ジャパン
参加したインターン: 企画
名前: 高野 朝慶
大学名: 慶應義塾大学
学年(取材時): 大学4年生

現在インターンをしている会社について教えてください。

株式会社ロッテベンチャーズ・ジャパンという会社で長期インターンをしています。お菓子メーカーとして知られているロッテグループが持つ、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)の組織になります。 コーポレートベンチャーキャピタルというのは、事業会社が自社の未来につながる可能性を持つベンチャー企業に出資し、単にお金を出すだけでなく、事業面でも関わりながら一緒に成長していく投資組織です。いわゆる独立系ベンチャーキャピタル(VC)と似ている部分もありますが、ロッテという事業会社の視点が入る点が特徴だと思っています。

長期インターン先を選んだ理由についても詳しくお聞かせください。もともとVCに関心があったのでしょうか?

もともとVCには関心がありました。理由は大きく二つあります。 私は卒業後、投資銀行に勤務する予定です。もともとファイナンス全般に強い関心がありました。投資やM&A、企業価値をどうやって高めていくのかといったテーマは、学生の頃から自然と興味を持って見ていた分野です。 内定をいただいたのが去年の2月で、そこから「残りの学生生活で、何を経験するべきか」を改めて考えるようになりました。内定先では、企業と企業の間に立ってアドバイザリーを行う立場になります。 だからこそ、一度は実際に買収したり、投資したりする当事者側を経験してみたいと思うようになったんです。

なるほど。将来を見据えた選択だったのですね。もう一点は?

もう一つは、かなり本音の部分なのですが、将来的に起業したいという思いがあったからです。 起業というと、「どんなプロダクトやサービスを作るか」に目が向きがちだと思います。ただ実際には、「どうやって資金を集めるのか」「投資家からどう見られるのか」といった点も、同じくらい重要だと感じています。とはいえ、そこを体系的に学ぶ機会は、なかなかありません。 それなら、実際に資金調達をしようとしている起業家の方々を間近で見て、話を聞いて、投資する側の視点を学びたい。そう思ったことが、VCという仕事に強く惹かれるようになったきっかけでした。

ロッテベンチャーズ・ジャパンでの長期インターンを選んだ決め手を教えてください。

理由は三つあります。 一つ目は、超少数精鋭のチームだったことです。私が参加した当時、チームは取締役の方々と社員の方が数名、そしてインターン生が私一人という、6人ほどの体制でした。 それでいて、扱っている投資資金は約75億円。この規模の資金を、これだけ少ない人数で動かしているという事実にかなり衝撃を受けました。 少人数だからこそ、インターンであっても任される仕事の幅が広い。裁量をもって関われる環境に、強く惹かれました。 二つ目は、グローバルな環境です。ロッテグループは韓国にも拠点があり、ロッテベンチャーズ・コリアとも連携しています。実際に、同じ企業への投資を検討したり、イベントで協業したりする機会も多くあります。 先週も、韓国チームと英語でミーティングを行いました。日本にいながら、自然と海外とつながる仕事ができる。この環境で働けるのは、大きな魅力だと感じました。

ロッテグループならではのグローバルさですね。最後の決め手は何だったのでしょうか。

それは取締役である澤田貴司さんの存在です。伊藤忠商事、ファーストリテイリング(ユニクロ)、ファミリーマートの社長と、日本を代表する企業を率いてきたプロ経営者の方です。 澤田貴司さんは、実際にチームに深く関わってくださいます。毎週金曜日には同じオフィスで働き、壁打ちをさせていただいたり、時には食事をご一緒させていただくこともあります。 日本をここまで引っ張ってきた経営者が、何を考え、どう意思決定しているのか。その視点を、これほど近い距離で学べる環境は、他にはなかなかないと思います。 本当に恵まれた場所で、インターンをさせていただいているなと、日々感じています。

長期インターン生として、実際にどんな仕事をされているんですか?

まず前提として、ベンチャーキャピタルの仕事は、投資に至るまでの流れが大きく三つに分かれます。 ①ソーシング(投資先を探す)/②エグゼキューション(投資判断〜実行)/③サポート(投資後の支援)です。 その中で、私たちインターン生が主にコミットしているのは、エグゼキューションとサポートの部分です。

エグゼキューションでは、具体的にどんなことをするんですか?

投資する会社がある程度固まってくると、まず行うのがデューデリジェンス(DD)です。 「この会社に投資して本当に大丈夫か?」を確かめるために、財務面や契約面を中心に、こちらに不利な点がないかを徹底的に調べていきます。私は、まさにこの“調べるところ”のサポートを任せていただいています。 次に行うのが、バリュエーションです。スタートアップは未上場なので、公開市場でつく時価総額がありません。だからこそ、「どのくらいの価値として投資するのが妥当なのか」をチームで考え、数字に落とし込んでいく必要があります。ここも、エグゼキューションの中で重要な作業の一つです。

投資後はどんな支援をしているんですか?

投資して終わりではなく、その後も会社の中に入り込んで、一緒に考え続ける仕事が投資後のサポートです。 例えば、出店を考えている会社があれば、どのエリアが良さそうかを調べるところから関わります。実際に不動産の情報を見ながら、「この場所なら人の流れはどうか」「事業として無理がないか」といった点を社員の方と起業家の方とのディスカッションに同席してそのリサーチなどを担います。 また、ピッチコンテスト(起業家が事業内容やビジョンを短時間で発表し、審査員に評価してもらうイベント)に出場することになれば、提出する資料やスライド作りも手伝います。どうすればその会社の魅力が伝わるのか、どこを強調すべきかを起業家の方と話しながら形にしていきます。 他にも、事業を進める中で「この会社と組めたらいいよね」という話が出てくることもあります。その場合は、提携先の候補になりそうな企業を一緒に探すところから関わります。 これまでを振り返ると、投資先の現場に入り込み、伴走させていただく仕事であると感じています。 このフェーズに関わることで、起業家の方々が今まさに何に悩み、どんな支援を求めているのかを、机上の知識ではなく実感として学べています。将来、起業を考えている自分にとっても、とても大きな経験です。

投資先の方と直接向き合う場面も多いと思います。そうした中で、特に印象に残っている出来事はありますか?

長期インターンを始めてから、およそ20社ほどのスタートアップと関わらせていただきました。正直、どの会社とのやり取りも印象に残っているのですが、その中でも一番記憶に残っているのが、とある投資先が出場したピッチコンテストでの出来事です。 そのコンテストは優勝すると賞金が出るような大会で、「どうすれば勝てるか」というところから一緒に考える必要がありました。事業のどこを一番伝えるべきか、審査員は何を見ているのか。そうした点を一つひとつ整理しながら、スライド作りまで深く関わらせていただきました。 コンテストが終わったあと、先方のCEOの方から、ありがとうのお声をいただけ、感謝されることが一番の喜びだ、という話はこれまで何度も聞いたことがありましたが、実際に“生で”言われると、言葉の重みがまったく違いました。 今でもあの言葉は、自分の中にかなり強く残っています。

そうした経験を通して、ご自身の中で何か変わったと感じる部分はありますか?

そうですね。まず一つ大きいなと思うのは、会社を見る視点がかなり俯瞰的になったことです。 インターンを始める前は、正直「この会社は何をやっているか」とか、「時価総額がどれくらいか」といった、かなり漠然としたポイントでしか企業を見られていませんでした。でも今は、契約書や財務、法務まわりも含めて、投資判断のために「どこを見るべきか」「どこを疑うべきか」が、少しずつ身体に入ってきた感覚があります。 特に、澤田貴司さんの視点や切り口に触れる中で、「あ、プロはここを見るんだ」と気づかされる場面が多くて。会社の見方は、明らかに変わったと思います。

なるほど。視点が変わった、というのは大きいですね。ほかにも、何か変化はありましたか?

もう一つは、価値観の部分での変化です。 インターンを始める前は、ベンチャーキャピタルやファンドに対して、「投資して育てて、売却して利益を出す」という、どこかお金が中心の世界なのかな、という印象を持っていました。 もちろん、利益は大事です。ただ、実際に働いてみて感じたのは、それだけではないということでした。起業して成長したいと本気で願っている会社さんの想いに対して、“愛を持って接する”。その姿勢が、この仕事の根底にあるんだと学びました。 これから私は投資銀行に入り、お金を扱う仕事に就くことになります。でも、利益だけを見るのではなく、相手の会社にきちんと向き合い、愛を持って関わる。そんな姿勢は、これからも大切にしていきたいと思っています。

仕事の難易度も高そうですが、苦戦したこともありましたか?また、そうしたときのフォロー体制はどんな感じでしたか?

まず最初に大変だと感じたのは、初日から任される仕事の難易度でした。ただ、最初から「全部分かっている前提」で振られるわけではありません。 インターン生には、実際に投資を担当している社員の方がメンターとしてついてくださるので、分からないことはその都度聞きながら進められる環境でした。 自分なりに調べた上で、「ここが分かりません」と整理して質問すると、きちんと教えてもらえる。そうやって少しずつ前提知識を積み上げていく感覚です。 私は体育会出身で、追い込まれる環境は割と好きだったので(笑)、分からないことがどさっと目の前に置かれたときも、「ここで伸びるしかないな」と自然とスイッチが入りました。大変ではありましたが、結果的には早く環境に慣れるきっかけになったと思います。 加えて大変だったのが、同時に複数の案件を持つマルチタスクです。人数が少ない分、1日に複数社分の資料をまとめたり、調べ物をしたりすることもあります。最初は、何を優先すべきか戸惑いながら仕事を進めていました。

そのあたりは、どう工夫していたんですか?

全部を一人で抱え込まず、「今どれが一番優先度が高いか」を社員の方に確認しながら、仕事を整理していく形でした。そうやってタスクを分解し、順番をつけていくうちに、少しずつ仕事の回し方が身についてきた感覚があります。 インターンが担うのは、基本的に各社員の方が担当している案件のデューデリジェンスの補佐という立ち位置です。少人数で現場との距離が近い分、任される場面も多く、自分で考えながら背負って学ぶ感覚はあります。でもその一方で、迷ったときには必ず手を差し伸べてくれる人がいる。 裁量を与えられながらも、決して一人にはならない。だからこそ、ロッテベンチャーズ・ジャパンのインターンは「厳しいけれど、安心して挑戦できる場所」だと感じています。

かなりしっかり長期インターンにコミットされている印象ですが、実際の稼働や、学業との両立はどのようにされているんですか?

四年生なので授業自体はそこまで多くはありませんが、卒論はありますし、つい最近までは体育会の部活にも所属していました。 部活を引退してからは、基本的に週4日、始業から終業までインターンに入っています。 部活をやっていた頃は、インターンは週に3日ほどでした。部活が夜にあったので、昼間の時間を使って働く、という生活リズムです。試合シーズンになると大阪などへの遠征もあり、その間はインターンのスケジュールを柔軟に調整していただいていました。 正直、忙しくはあります。でも「いればいるほど仕事を任せてもらえる」環境ですし、何よりチームで働くのが本当に楽しいんです。だから自然と、「もっと入りたい」と思うようになりました。 部活や就活、授業など、それぞれ事情があるインターン生に対しても、かなり柔軟に対応してくださるので、その点は本当にありがたいと感じています。

そうした働き方を続ける中で、働くモチベーションや、やりがいを感じているのはどんなところでしょうか。

一番大きいのは、目の前の仕事が、そのまま将来につながる学びになっていると感じられるところです。ロッテベンチャーズ・ジャパンでは、日々取り組んでいる業務そのものが、ファイナンスや投資、経営を理解することに直結している感覚があります。 やればやるほど、「今、自分はちゃんと前に進めているな」と実感できる。その積み重ねが、自然と毎日のモチベーションになっています。 もう一つは、人との関わりの中で生まれるやりがいです。 投資先の会社さんから感謝の言葉をいただいたり、自分がしっかりコミットしたことで、社員の方々から信頼して仕事を任せていただけたり。そうした関係性の中に、大きなやりがいを感じています。 実は以前、テレアポ中心のインターンをしていたこともあって、そのときはどこか一方通行な働き方だなと感じていました。でも今は、チーム全体で一つの目標に向かって、一丸となって取り組んでいる感覚があります。 その「一緒に作っている」感じが、何より楽しいですね。

このインターン経験を踏まえた、今後の目標についても教えてください。

正直に言うと、少しおこがましい目標かもしれませんが…… 私は将来、経営者としてビジネスを動かす側に立ちたいと思っています。 今は、投資する側・サポートする側としてキャリアを積もうとしていますが、いずれは自分自身が事業を作る側に回りたい。その思いは、ロッテベンチャーズ・ジャパンでの経験を通じて、より強くなりました。 特に、澤田貴司さんのようなプロ経営者の姿を間近で見ていると、「自分もいつか、ああいう視座でビジネスを考えられる人間になりたい」と自然と思うようになります。 まだ何をやるかは明確ではありませんが、このインターンで得た学びを一つずつ積み重ねて、いつかその場所に辿り着けたらいいなと思っています。

最後に、長期インターンを迷っている学生さんへメッセージをお願いします。

シンプルですが、「挑戦あるのみ」だと思っています。 「やってみたいな」と少しでも思ったら、まずは応募してみてほしいです。その中で、自分の殻を破る瞬間が何度も訪れると思いますし、それこそが長期インターンの一番の価値だと思っています。 ファイナンスに興味がある人や、リアルなビジネスの現場を見てみたい人、将来的に起業を考えている人にとっては、学びがそのまま自分の糧になる環境だと思います。 また、将来のことを考え始めているけれどまだ自信が持てていない人や、少し背伸びした環境に身を置いてみたい人にとっても、きっと意味のある経験になるはずです。 ロッテベンチャーズ・ジャパンにご縁をいただけなかったら、今の自分の人生の幅は、ここまで広がっていなかったと思います。机上では分からない「お金が動く瞬間」や「事業が成長していく過程」を、すごく近い距離で体感できる。そんな経験ができたことは、これからの自分にとって大きな財産です。

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