この企業で募集中の長期インターン

ダイレクト出版株式会社
マーケティング/広報 大阪府【大阪】マーケティング 〜自分の力で利益を生み出すプロになれ〜

参加したインターン先企業名: ダイレクト出版株式会社
参加したインターン: マーケティング/広報
名前: 折戸 俊
大学名: 慶應義塾大学
学年(取材時): 大学3年生
これまで塾や飲食店でのアルバイトを経験してきましたが、より社会人と近い距離で将来に役立つような仕事をしたいと考えるようになり、インターンを探し始めました。 もともと起業に興味があり、ビジネス関連の本を何冊か読んでいたのですが、その中でも特にマーケティングに関心を持つようになりました。 その時にちょうど読んでいた本の出版社がダイレクト出版だったため、インターンシップに応募してみました。
企業がどのようなモチベーションでインターン生を採用しているかという点は重視して見ていました。 インターン生の成長を支援し、それが事業の成長にもつながるような環境であるかを見極めることを大切にしていました。 実際にダイレクト出版では、業務に関連する書籍代を経費で負担してもらえたり、講座を無料で自由に視聴できたりと、学びの機会が豊富にあります。
主に3つの業務に携わっています。 1つ目は、セールスプロモーションの一環として行うセールスライティング、いわゆるコピーライティングの業務です。 具体的には、講演会や書籍、オンライン講座などの商品をどのように訴求すれば、潜在的なお客様に「欲しい」と思っていただけるかを考えます。 その上で、競合となる他の書籍や著者と比較し、商材の強みを分析したうえで、最終的に購買につなげるためのプロモーションビデオを制作しています。 2つ目は、YouTubeのメディア運営に関する仕事です。 具体的には、YouTubeでどのような動画を投稿するかを考えたり、過去に公開されたコンテンツの中から面白い部分を切り出して編集しています。 3つ目は、セールスプロモーションチームのリーダーとしてのマネジメント業務です。 四半期ごとにどのようなプロモーションを打ち出すかの計画を立てたり、新しい商品の企画を行ったりしています。 また、他のメンバーのプロモーションに対して改善点をフィードバックすることもあります。
メンバーそれぞれの働くスタンスを理解し、それに配慮した仕事の割り振りを行うことです。 人によって仕事に対する熱量は異なり、とにかくたくさん働きたいという人もいれば、できる範囲で頑張りたいという人もいます。 そのため、単に業務を割り振るのではなく、メンバーと密にコミュニケーションを取り、それぞれの意向を把握した上で調整することを意識しています。 とはいえやるべき業務もあるため、なるべく個々の希望を尊重しながら、それがチーム全体の成果にもつながるように工夫しています。
ターゲットとなるお客様の価値観や興味を深く理解し、それに沿ったコンテンツを作ることです。 自分が扱っている商材のジャンルは政治や歴史なので、そうしたジャンルに興味のある方々が普段どのようなことに関心を持ち、何を魅力的だと感じるのかを把握するのが難しかったです。 また、興味を持ってもらえるようなスクリプトを書くことも難しいポイントでした。 お客様のニーズを的確に読み取るために、商品のレビューを読んだり、ターゲットに直接インタビューしたりすることもありますが、それだけでは不十分だと感じることもあります。 そのため、よりお客様の思考に寄り添うために、そうした方々が普段接しているコンテンツに触れることを意識するようになりました。 例えば、ターゲット層の年代の方が好んで読む雑誌を読んでみたり、同じようなテーマを扱ったYouTubeの動画や書籍に触れるようにしています。
自分が制作した予告ビデオが、実際に大規模な講演会で流れたことが心に残っています。 その講演会は、歴史を専門とする大学教授が登壇するもので、会場には500人、オンラインでは3000人もの視聴者が集まりました。 その場で自分が作った映像が流れ、先輩社員や登壇した教授から褒めていただき、達成感とともにとても幸せな気持ちになりました。 ただビデオを作るだけでなく、視聴者にどう伝わるかを考えながら制作することの重要性を改めて感じた出来事でしたし、自分の仕事が誰かに影響を与えられることを実感した貴重な経験でした。
プロモーションの良し悪しを見抜く力がついてきたように感じています。 マーケティングとは、お客さんと商品を結びつけることですが、そのためには両者の理解を深め、1番最適なポイントを見つけることが重要です。 そのために、商品に関する知識を深めるだけでなく、お客さんが何を求めているのかをリサーチしながら理解を深めていくことが必要だと実感しています。 ダイレクト出版でのインターンを通じて、人の購買心理について深く考えるようになりました。 日常の中でも意識が変わり、例えば電車の中吊り広告を見た際に、「この広告はどういう意図で作られているのか」「どのターゲット層を狙っているのか」といった視点で考えるようになりました。 以前は何気なく目にしていたものでも、マーケティングの視点を持つことで、より深く分析できるようになったと感じています。
マーケティングに対するイメージが変わりました。 インターンを始める前、マーケティングという仕事には華やかでクリエイティブなイメージしか持っていませんでした。 しかし、実際に業務を経験する中で、マーケティングの裏側には地道なリサーチやお客さんへの深い理解が必要不可欠であることを痛感しました。 マーケティングは単にアイデアを出して形にするだけでなく、調査やデータ分析を重ね、仮説を立てて検証し続ける作業の積み重ねです。 表からは見えにくい部分ではありますが、インターンを通じてこうしたリアルな業務を知ることができたことで、社会人になった際のミスマッチを防ぐ貴重な機会になったと感じています。
ダイレクト出版のインターンは、任される業務の幅が非常に広い点が特徴的だと思っています。 私自身の例で言うと、25万人以上が登録しているYouTubeチャンネルの運営を一任されるなど、実際の事業の一端を担う経験を積むことができています。 また、マーケティングは専門性の高い分野ですが、知識をインプットすればするほど確実に実力がついてくる分野でもあります。 学んだことがすぐに実践に活かせる環境が整っているため、成長意欲のある人にはとても良い機会になると思います。 1つひとつの業務をこなす中で、自分のスキルが積み上がっていく感覚を味わうことができるのがこのインターンの魅力です。ぜひ、一緒に研鑽を積みながら成長していきましょう!