インターンシップとは?インターンシップの内容や参加するメリットを解説!

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2023.07.25

インターンシップとは?インターンシップの内容や参加するメリットを解説!

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インターンシップとは、学生のうちに企業で働くことができる制度のことです。
大学生のうちに社会人経験を積むという貴重な機会を得ることができます!

この記事では、インターンシップの基礎知識として、インターンシップにはどのような種類があるのか、どのような内容なのか、インターンシップに参加するメリットについて、詳しく解説してみました!

インターンシップとは?

インターンシップとは、大学生や大学院生などの学生が企業や組織で一定期間働くことを指します。
インターンシップの目的は、学生が実際の職場環境で働く経験を得ると同時に、専門的なスキルや知識を身につけることです。
大きく分けると「短期インターンシップ」と「長期インターンシップ」の2つに分けられ、期間が短期間のものから数週間、数ヵ月に及ぶものまであります。
インターンシップの内容は、業種や企業、組織によって大きく異なりますが、一般的には実務を通じた学習やプロジェクトの実施、ミーティングへの参加などが含まれます。
インターンシップは、学生が自分のキャリア目標を明確にし、それに向けたスキルを磨くための機会です。
また、企業や組織にとっては、将来的な雇用候補を早期に見つけ、育成するための手段ともなります。一部のインターンシップは無給ですが、給与が支払われる場合もあります。
インターンシップはキャリア形成における重要なステップとされており、多くの大学では学生に対してインターンシップの参加を推奨しています。
ここからは短期インターンシップと長期インターンシップの2つに分けて解説していきます。

短期インターンシップとは?

短期インターンシップの内容

短期インターンシップで行われる内容は、企業や業界によって異なりますが、一般的な内容を挙げてみました。

●オリエンテーション・研修
企業の概要、ビジョン、ミッション、カルチャー、基礎知識などについての教えてもらう時間です。インターンシップの期間中の期待やルールについても説明されることが多いです。

●実務体験
実際の業務を体験することで、仕事の流れや日常業務に関する理解を深める事に繋がります。これは、プロジェクトの一部を任される形や、チーム内での協力の形となることが多いです。

●ワークショップ
企業や業界に関連するスキルや知識を学ぶためのセミナーやトレーニングを行います。中には自分の考えを発表するプレゼンテーションの場がある場合もあります。

●社員交流
企業内の従業員や他のインターンとの交流の場です。
キャリアのアドバイスや業界の情報を共有する機会となるでしょう。

●フィードバックセッション
インターンシップ中のパフォーマンスや成果に対するフィードバックをもらいます。
これにより、自分の強みや改善点を知ることができるでしょう。

これら全てを行うわけではありません。企業や業界によって異なります。インターンシップの内容が公開されている場合もあるので、参加前にしっかりと確認しておくと良いでしょう。

短期インターンシップの期間

短期インターンシップは通常、夏休みや春休みなどの限られた期間(数週間から数ヶ月)で行われます。 1日から数日に及ぶインターンシップもあり、企業によってさまざまです。

短期インターンシップの申し込み時期

短期インターンシップの申し込み時期は、大学の長期休み前辺りからスタートすると認識しておくと良いでしょう。
夏のインターンの場合は5月、6月辺りから、冬のインターンの場合は10月、11月辺りからです。
申し込み時期も企業によって異なるため、申し込み忘れがないよう普段からチェックしておきましょう。

短期インターンシップ参加のメリット

短期インターンシップに参加するメリットはいくつかあります。

1.短期間で知ることができる!
短期インターンシップは1日、長くても数日で完結するため、さまざまな企業や業界の短期インターンシップに参加することができます。まだ行きたい業界がはっきりしていない方はいろいろなインターンシップに参加してみて自分の「やりたい」を見つけると良いでしょう。

2.人脈が作れる !
短期インターンシップでも、同僚、上司、業界のプロフェッショナルとつながり、有益な関係を築くことができます。
いずれのインターンシップも、参加者が自分のキャリア目標に合わせて最大限に活用することが重要です。

3.選考が有利になる!
短期インターンシップを行う企業の多くは選考を兼ねている場合が多いです。
そのため新卒で入社するにはインターンシップに参加することが必須だったりもします。
必須とはしていない企業でも、インターンシップに参加している学生と参加していない学生であれば、参加している学生が有利になることは間違いありません。興味がある会社があれば、そのインターンシップには必ず参加するようにしておきましょう。

長期インターンシップとは?

長期インターンシップの内容

短期インターンシップで行われる内容も、企業や業界によって異なりますが、一般的な内容を挙げてみました。

●オリエンテーション・研修
企業の概要、ビジョン、ミッション、カルチャーについての説明を受けます。インターンシップの期間中にどのようなことを行うのかや社内規定についても説明されることが多いです。

●プロジェクトに参加
インターンは特定の部署やチームに所属し、実際の業務に深く関わります。そのため、一定の責任を持った業務が任されることもあります。

●定期的なフィードバック
インターンのパフォーマンスや進捗に関して、定期的にフィードバックを受けることで、自身の成長を実感し、必要なスキルや知識を磨くことができます。経験豊富な従業員から直接学び、指導やアドバイスを受けることができるのはインターンシップならではの貴重な経験です。

長期インターンシップでは、短期よりも実務経験が深くなるため、企業文化や実際の業務フローをより詳しく学ぶことができます。しかし、具体的な内容は企業や業界、そのインターンシップによって異なりますので、参加する前に詳細をしっかりと確認することが重要です。

長期インターンシップの期間

長期インターンシップは数ヶ月から1年以上に及びます。長期インターンシップの場合は期間が定められていることが少なく「最低〇ヵ月は勤めることができる方」などとしているだけで、3ヵ月経ったら退社しなければならないなどのルールはありません。
もちろんそのようなプログラムを作っている企業もありますが、数は非常に少ないです。

長期インターンシップの申し込み時期

長期インターンシップは、通年募集を行っている企業もあれば、欠員が出たタイミングのみ募集をする企業もあります。
そのため、もし興味のある企業がある場合は、頻繁に情報をチェックすることが必要です。

長期インターンシップ参加のメリット

長期インターンシップに参加するメリットはいくつかあります。

1.実務経験ができる!
長期インターンシップの場合、実務に触れる機会が多くあります。専門的なスキルや知識を実際の仕事を通じて学ぶことができます。

2.業界や職種について深く知ることができる!
広告業界・出版業界・マスコミ業界やIT業界、コンサルティング業界、不動産業界、金融業界、人材業界、税理士や会計士などの士業業界・・など、世の中にはたくさんの業界があります。就職活動がはじまると、まず考えるのが、自分がどの業界に行きたいのか、向いているのかです。
短い時間ではなく長期にわたり実務を経験することで、業界や職種の本質を知り、最大の自己分析をすることができるでしょう。

3.人との繋がりが増える!
これは短期、長期に限らず会社の上司やインターンシップ生との交流を持つことができます。また長期インターンシップに関しては、クライアントや協力会社など、その他の業界の専門家との関係を築く機会にもつながります。これらの関係は、将来の就職活動やキャリア発展のための貴重なリソースとなることでしょう。

5.就職活動に役立つ!早く内定がもらえるチャンスも!
実務経験は履歴書や職務経歴書を強化するのに役立ち、就職活動を有利に進めることができます。また、インターンシップを通じて優れたパフォーマンスを示すことで、インターン先の企業からの雇用オファーを得る可能性もあります。

6.自己成長ができる!
インターンシップは、自己の強みと弱点を理解し、プロフェッショナルスキルを磨くための機会です。また、時間管理、コミュニケーション、問題解決などの重要な転職スキルを習得することができます。

長期インターンシップとアルバイトの違い

インターンシップもアルバイトも、どちらも給料がでるという点で、そこまで違いはないのでは?と思う人もいるかもしれません。
しかし、そもそもアルバイトとは、採用する側は”人手(労働力)が足りない”という理由で募集しています。つまり、学生は労働力と時間を提供するかわりに、対価として時給や日給といった賃金をもらえるのです。
業務をスムーズに行うため、マニュアル通りに仕事をすることが重要になることが多いです。

一方、インターンシップはあくまでも職業体験という点から、企業の一員として働き、スキルアップを目的としています。
企業側も、学生に対して社員と同様の目的意識や責任感を求めているため、アルバイトと違い、自分で考えて主体的に行動することが重要です。社員と同じように働く分、対価として賃金が支払われます。

仕事内容に大きな違いがある訳ではありませんが、採用する目的が異なるという点は覚えておきましょう!

インターンシップの探し方

では実際にどうやってインターンシップを開催している会社を探せばいいのか疑問に思う方もいると思います。そこでここからは、インターンシップ先を探す方法について3つお伝えいたします!

1.インターンシップ情報サイトを見る

インターンシップの情報をまとめたサイトがいくつかありますが、主に短期のインターンシップ情報をまとめたサイトと、長期のインターンシップ情報をまとめたサイトの2つに分かれています。
まずはあなたが短期インターンシップに参加したいのか、長期インターンシップに参加したいのを明確にすると良いでしょう。
ちなみに当社が運営しているゼロワンインターンでは、長期インターンシップの情報サイトとして業界トップクラスの掲載数を誇り、業種やエリア、こだわり条件などを絞り込んだ検索ができるようになっています。 あなたの理想に合った長期インターン先が見つかるはずです。ぜひ一度ご覧になってください!
長期インターンシップの募集/求人情報はこちら

2.企業に電話、メールをする

インターネットを探しても、インターンシップに関する情報が出ていない会社もあります。その場合はそもそもインターン生を募集していないことが多いですが、実はアルバイトは募集していたり、正社員は募集していたりするパターンも多くあります。
そのため、ネットに情報がないからと諦めることなく、一度電話やメールにて、インターンシップをしたい旨を伝えてみると良いでしょう。インターンシップはまだこれから浸透してく段階で、インターンシップで人材を確保するという概念がない企業様も多いのが実情です。
もし、どうしてもこの会社でインターンシップをしてみたい!という思いがある方は、ぜひ一度連絡をしてみてください。

3.大学のキャリアセンターに相談する

大学にあるキャリアセンターを訪問することで、インターンシップの情報が掲示板などに張り出されていたり、専門のカウンセラーやアドバイザーが相談に乗ってくれたりします。あなたの希望や目的に基づいてインターンシップの情報を提供してくれることでしょう。
また最近では、キャリアセンターのウェブサイトや専用のオンラインデータベースを通じて、様々なインターンシップの情報を検索することが可能になっている大学もあります。まずはキャリアセンターに足を運んでみてください!

インターンシップ先の選び方

入社したい会社や業界が決まっている方は、迷わずインターン先を決めることが出来ますが、どのインターンシップに参加するのか中々決まらない方も大勢います。そこで今回はインターンを決める時に指標となる6つの要素をご紹介いたします!

1.自分の興味と関連性

自分の専門分野や興味に関連するインターンシップを選ぶことが一番です。学んだことを実際の職場環境で適用する機会が得られ、将来のキャリアに有利に働くことが多いに越したことはありません。

2.身につくスキル

特定のスキルを身につけたい場合、それを習得できるインターンシップを選ぶことが重要です。たとえば、プログラミング、データ分析、プロジェクト管理などのスキルを向上させたい場合、それらの業務に関与する機会があるインターンシップを選びましょう。

3.会社の評判と文化

会社の評判や社風も重要な要素です。あなたが働きやすい環境かどうか、また会社の考え方に同意できるかどうかなどを確認しましょう。以前同じ会社でインターンシップをしたことがある先輩やレビューをチェックすることで理解が深まるでしょう。

4.出会える人がどんな人たちか

インターンシップでは新しい人々に出会い、学生生活では得られないこ構築する絶好の機会です。その業界や職種で働く人々との接触を提供するインターンシップを選ぶと良いでしょう。

5.将来の雇用の可能性

一部のインターンシップは就職につながっています。あなたがもし明確に入りたい会社があるのであれば、その会社が実施するインターンシップには必ず参加しましょう。

6.給与

報酬やその他の利益(たとえば、住宅補助、食事、交通費)も考慮するべき要素です。無給のインターンシップでも充分価値がありますが、長期で働く場合などお金を稼ぎながら働きたい場合は、給与が出るインターン先を選びましょう。

インターンシップに参加するまでの流れ

1.自己分析や業界研究などの事前準備

まず何を学びたいのか、どのような業界や企業で働きたいのか、どのようなスキルを持っていて、どのようなスキルを磨きたいのかなど、自分自身の目標や希望を明確にしておくことが重要です。

2.インターンシップ先を探す

自分のやりたいことや、インターンシップ参加で果たしたい目標が見つかったあとは、実際にアクションを起こしていきましょう。参加するインターンシップ先を探す場合、Webのインターン求人サイトを使うのがメインの活動方法となるでしょう。
それ以外にも、大学内の合説やインターンシップ専用の合同説明会など、探せば情報というのは見つかるものですから、自分がやりやすい手法というのを色々試してみるのが良いでしょう。

3.インターンシップの応募書類を準備+応募する

見つけたインターンシップに応募するために、履歴書や自己紹介用シートなどを作成します。これらの書類は、あなたのスキルや経験、適性を企業に示す重要な手段です。最近では、応募時に書類等が必要ない企業もあるようです。

4.インターンシップの面接

書類選考を通過すると、次は面接です。面接ではあなたの専門知識、コミュニケーション能力、問題解決能力などが試されます。面接前の準備は大切です。インターンシップの場合、基本的に面接は1〜2回程度です。

5.インターンシップに合格+参加

面接が成功すれば、合格通知や企業からインターンシップの合格通知を受け取ります。内容(期間、報酬、業務内容など)を最終確認して返事をしましょう。承諾した後は指定された日からインターンシップが始まるのを待つだけです。その会社を志望した理由を忘れず、毎日の業務に全力で取り組むようにしていきましょう。

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