- 従業員数:22名(インターン含む)
- インターン生数:17名
- 会社詳細:業界初のフリーランス特化型プログラミングスクール「COACHTECH」の開発・運営、学習塾の課題を解決するSaaSツール「Stageee」の研究開発を手がけるEdTechベンチャー企業。
- 取締役 COO 中島 様
(2021/2時点)
社員5名の教育系ベンチャーで、インターン17名が活躍!
-まず最初に、簡単な会社紹介をお願いします。
弊社は2019年に設立したEdTechベンチャー企業です。
学習塾の課題を解決するSaaSツール「Stageee」の研究開発と、フリーランス特化型のプログラミングスクール「COACHTECG(コーチテック)」の運営を行なっています。
-インターンシップ採用を始めたきっかけは何ですか?
弊社は、私と他の創業者2名の計3名でスタートした会社です。
元は学生時代に一緒にアプリケーション開発をしてきたメンバーで、大学卒業と同時に法人化しました。そのため、メンバーの年齢も若く、私含め、創業メンバー3名は今年24歳になります。
会社設立当初、まだそこまで採用予算をかけられなかったこともあり、後輩や大学の知り合い経由で採用できるインターンから始めました。
-現在、社員とインターン生は何名いますか?
社員は5名、インターン生は17名います。
-学生の数が非常に多いですね。
そうですね。営業やエンジニア、人事、マーケティング、CS(カスタマーサクセス)など色々な職種で活躍してくれています。
うちは経営メンバーとインターン生が年が近いこともあって、あまり社員とインターンという垣根はありません。
インターンだからこれはダメという仕事はありませんし、先輩インターン生に後輩のマネジメントもお願いしています。
今は営業インターンが10名と一番多いんですけど、営業組織に関しては、インターン生が営業部長として組織を統括しています。
-御社の営業ってどんなことをやるんですか?
フリーランス向けプログラミングスクール「COACHTECH」の営業になります。未経験からエンジニアを目指している方、フリーランスを目指すエンジニアの方に対してのご案内になります。
具体的には、見込み顧客様に対して、Zoomや電話で現在の学習状況や今後の目標をヒアリングしてもらっています。
COACHTECHの特徴は、生徒さん1人1人に専属コーチが付き、ひとりひとりにあった学習計画を設計することです。
そのために、まず最初にその人のスキルレベルと目標を知る必要があります。その役割をインターン生に担ってもらいました。
-プログラミングの知識がなくてもできる仕事なんでしょうか?
高度なスキルがある必要はありませんが、最低限のプログラミング知識はやはり必要です。
そのため、営業インターン生には、COACHTECHのカリキュラムや研修資料を使って最初の1ヶ月でみっちりプログラミングを学んでもらい、簡単なWebアプリケーションを開発できるレベルになってから業務をお任せしています。
-営業志望で入ってきた子がまずプログラミングを勉強するんですね。
はい。学生からは、「サービスやプログラミングの理解がないまま、仕事をするのは怖かったので、研修があって良かったです。」と言われることが多いですね。
プログラミングを学ぶとインターン生自身がCOACHTECHの意義や良さを腹から納得してくれるので、営業を任せる上でここは絶対欠かせないポイントだと思っています。
後輩の育成・マネジメントを任せられる頼もしい存在です
-社員5名でインターン17名をどう育成してるんですか?
開発インターン3名は、エンジニア社員が育成しており、人事、CS、マーケティングのインターン生4名は、私が指導しています。
営業については、インターン中心の組織体制が出来上がっているので、後輩の育成は営業部長やチームリーダーの子が行なっています。
-営業が組織化できているのは大きいですね。営業部長の子はどういう業務をしているんですか?
私が提示した営業部の月間目標数値を達成するために、チームリーダーやメンバーをマネジメントするのが営業部長の主な役割です。
チームリーダーと各チームの進捗確認と次週の改善を話し合ったり、メンバーへ業務のフィードバックをしたりしています。
-マネジメントのやり方はどのように教えたんですか?
ここは結構苦労したポイントで、私自身が感覚的にマネジメントをしてしまっていたので、体系化して教えるのが大変でした。
上手なやり方があったわけではなく、毎週新しいアクションを起こして、それによって後輩の成果がどう変わったか測定してもらう、その繰り返しでマネジメントを学んでもらった感じです。
-マネジメントを任せられるようになるまでどれくらいの期間がかかりましたか?
3〜4ヶ月くらいです。その子は、うちに来る前にプログラミングスクールの営業を経験していたこともあって、かなり早い段階でリーダーポジションを任せることができました。
そこからは私が毎週個別ミーティングを行い、後輩の育成やマネジメントに対するスキルを高めてもらっています。
既に入社して1年近くが経ちますが、今では後輩の成長スピードも伸びてきて、とても頼もしい存在です。
求人媒体を使ってインターンを採用。組織を見直すきっかけになりました。
-少し話は変わりますが、知り合い経由で学生を採用してきた中、ゼロワンインターンを導入したのは何故ですか?
インターンを始めて1年近く経過したタイミングで、声をかけられる知り合いがいなくなってきたからです。
そのタイミングでCOATCHTECHのユーザー数が急増したため、学生の採用ペースを増やしていきたいと思い、ゼロワンインターンさんを利用しました。
-知り合い経由と求人媒体を使った採用で、何か違いは感じましたか?
まず、これまでと全然違うタイプの人材が採用できました。
知り合い経由のときは、教育に興味を持っている子はあまりいなかったのですが、ゼロワンインターンさんでは「教育に関わる仕事がしたい」という方が非常に多くいて良かったですね。
あと、知り合い経由と違って、弊社のことを全く知らない子が入ってきてくれるので、組織を見直すきっかけにもなりました。
-組織を見直す、とはどういうことでしょうか。
例えば、新しく入ってきた子から「この人とまだ話せてない」「あの人がどういう仕事をしているのか分からない」という声が出ました。
他のメンバーと話す機会を作ろうということで、定期的に席をシャッフルしたり、ランチ会を開催したりするようになりました。
これまでは内輪のメンバーだけで、そういったことを言い出す人はいなかったので、そこは良かったポイントです。
既存のメンバーも外から新しい人が入ることで、良い意味で身が引き締まったと思います。
-最後に、今後のインターンの展望を聞かせてください。
今いる子達が育つまでは、一旦インターンの採用は止めようと思っています。
とはいえ、少人数で2つの事業を展開しているので、常に人手は足りていません。営業以外の職種もインターンの中でリーダーを出来る子が出てきたら、もっと採用を増やしていこうと考えています。
あと、3年生のインターン生で、うちに入社したいと言ってくれている子が2〜3名いるので、今後、彼らが社員に繋がってくれたら嬉しいですね。