- 従業員数:28名
- インターン生数:7名
- 事業内容:子どものためのオンライン英会話スクール「GROBAL CROWN(グローバルクラウン)」の運営。子どもが楽しんで英語を学べる環境を提供している。
- 育成担当 高橋様
(2020/12時点)
創業時からインターン採用を継続しています
-御社はどのような事業を行なっていますか?
3歳から12歳のお子さんを対象にしたオンライン英会話スクール「GLOBAL CROWN」の運営を行なっています。
-長期インターン採用を始めたきっかけは何ですか?
弊社の代表がサイバーエージェントで働いていた頃、学生たちを積極採用していました。責任感を持って仕事に取り組む優秀な学生をみていたため、ハグカムでも長期インターンを採用しようと決めたようです。
-長期インターンはいつから採用しているんですか?
2015年の創業当時からです。当時はバイリンガルの学生を採用して、レッスン講師を任せながら、サービスの初期設計を一緒に考えてもらっていました。
その後も学生のネットワークを活かし、講師の採用に注力してくれるなど、サービス立ち上げ期に大変貢献してくれて、弊社に欠かせない存在でした。
最初のインターン生たちが卒業した後も、知り合い経由でインターン採用し続けています。
-紹介で採用ができている中、なぜゼロワンインターン導入したのですか?
知り合い経由の紹介が徐々に減っていったからです。新たにインターン生を増員したいと思ったときに、ネットでゼロワンインターンさんを見つけ、問い合わせしました。
-導入を決めた理由は何ですか?
インターンシップ関連のキーワードで検索上位に表示されていて、長期インターンシップを探している学生に適切にアプローチできているだろうと思いました。
また、成功報酬で始められる点にも魅力を感じました。
-ゼロワンインターンでは、どのような学生から応募がありましたか?
「英語は出来なくても大丈夫」と求人に記載しましたが、結果的に集まったのは留学経験のある学生や帰国子女の子たちです。
とくに英語教育に関心の強い子が多く、自分たちが英語を通じて得た経験を世に広めたいという想いを持っていました。
例えば、「将来、英語教育に関わる事業を立ち上げたいから、インターンシップで運営側の仕事を経験したい」と応募をしてくれた方がいました。
発展途上国へ留学へ行った際、現地の子供たちと触れ合い、日本との教育格差に心を動かされたそうです。
弊社も「子供に英語の楽しさを知ってもらいたい」という想いでサービスを運営しているので、そこに共感してくれる子だと、採用したくなりますよね。
学生の意見も取り入れながら、リモート体制を整えました
-現在は、何名のインターン生がいるんですか?
全体で7名です。新型コロナでオンライン英会話サービスの利用者が急増したため、運営インターンを5名増員しました。
追加で採用したインターン生たちは、初日からずっとリモートで働いてくれています。
-完全リモート勤務なんですね。インターン生とのやりとりはどのように行なっているんですか?
バーチャルオフィスのような形でテレビ会議を繋ぎながら作業しているので、そこで都度やりとりをしています。
質問があるときはカメラとマイクをonにしてもらって、画面共有をしながら業務の説明をしたり、逆に画面共有をしてもらい、教えた作業ができているか確認したりしています。
-なるほど。具体的にはどんな仕事を任せているんですか?
子供向けオンライン英会話スクールGLOBAL CROWNの運営業務です。
講師のスケジュール管理や保護者からの問い合わせ対応、レッスンのサポート、法人の問い合わせ対応、講師採用など、幅広い仕事を任せています。
-フルリモートでインターン生を受け入れてみていかがでしたか?
思っていたよりも大変じゃなかったですかね。
インターン生もリモートワークにスムーズに慣れてくれて、とても助かっています。
-リモートでの仕事の任せ方や育成など、苦労したことはありませんでしたか?
最初はもちろん、リモート自体初めてということで探り探りな部分はありました。
インターン生にも、どういう働き方が良いか意見を聞きながら、一緒に働きやすい環境を作っていきました。
例えば、メール対応については、最終的に私のチェックがないと送信ができないようにしているのですが、「大学の講義の合間に対応できると嬉しいです」という子がいたら、そこでチェックできるように私の時間を空けておく、といった調整は行なっていました。
-学生の意見を聞きながら、業務体制を整えていったんですね。
そうです。あと育成についても、入社後1週間は、私が仕事の流れやリモート勤務のルールを教えていますが、その後の具体的な業務は、先輩インターン生に指導をお願いしています。
運営業務は基本的に仕事のやり方が決まっているので、一つ業務を覚えたら、すぐに他の人教えることができます。
私がインターン生全員を教えているわけではなく、業務の最終チェックやサポートが必要なときに手を差し伸べるという体制をとっているのでむしろ、私の業務の幅が広がりましたね。
それもこれも、優秀な学生を採用できたからだと思います。
-具体的にどのような場面でインターン生の優秀さを感じますか?
ピンポイントな話になってしまいますが、例えば、保護者から「うちの子供は英語が得意じゃないようです・・・」と相談があった時に、インターン生が「子供たちとはこういう風に英語と触れ合っていくといいですよ」と非常に上手に返答をしていることが多々あります。
自分の英語学習経験を活かしながら、一人一人の悩みに合わせてしっかり返答できているところは優秀だなと思いますね。
また、2ヶ月に1回、個別面談を行なっていますが、「次はこの仕事にチャレンジしたいです」「こうするともっと業務が効率化できると思います」とポジティブな意見をくれます。そうした姿勢を含めて、すごいなと感じます。
リモートワークの課題は、学生間のコミュニケーションを作ること
-リモートで上手にインターン生を受け入れてらっしゃるように見えますが、何か課題に感じていることはありますか?
私とインターン生のコミュニケーションは問題ないのですが、インターン生同士の横のコミュニュケーションを作るのは難しいなと感じます。
オフィスなら、一緒にランチに行ったり、連絡先を交換したりといったやりとりは自然に生まれると思いますが、そのような気軽なやりとりがオンラインだと難しいですよね。インターン生が増えるにつれ、こうした歯がゆさは感じていました。
-そうした学生間のコミュニケーションの課題に対して、何か取り組みはしていますか?
最近インターン生同士でチームを組んで、企画をする新しいプロジェクトを始めてみました。
「英会話レッスン中に使う子供向けゲームを作ろう」「講師数を増やすためにはどうしたらいい?」など、月に1回新しいテーマを作り、自由に考えてもらっています。
まだ始めて間もない取り組みではありますが、徐々に和気藹々とした雰囲気になってきたなと思います。
-当初は想定していなかった取り組みだと思いますが、負担は感じませんか?
私の性格ですかね、一緒に働くからには楽しくやってもらいたいなと思うので、負担ではないですね。
皆やる気に溢れていて、当初思っていた以上に仕事を任せることができていますし、一生懸命取り組んでくれているので、インターン生同士も仲良くなってもらいたいなと思います。
-最後に、高橋様が感じるインターンシップ採用の魅力を教えてください。
毎日働いている社員では気づかないこと、第三者の目線から見て感じることを、インターン生はきちんとアイデアとして伝えてくれるので「あ!こういう考え方もあるんだな」と、とても新鮮です。
アイデアが良いとか悪いとかではなくて、非常にクリエイティブで、良い風を吹かせてくれるなと思っています。
それに、笑顔で「ありがとうございます!」「楽しいです!」って言ってくれるので、コミュニケーションをとりたくなりますし、雰囲気も明るくなります。
頼もしい運営メンバーが増えて、とても心強いですよ。