- 社名:MIRAERA株式会社様
- 設立:2023年10月11日
- 従業員数:5名
- 学生インターン:3名
- 事業内容:教育/福祉/介護
- お話を伺った方:代表 前田 美里様(2026年10月時点)
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メンタルヘルス領域におけるスタートアップの挑戦
– まずは、MIRAERA様の事業内容と現在のチーム体制について教えてください。
弊社は、メンタルヘルスに特化したオンライン産業医サービス「産業医NEO(ネオ)」を展開しています。ストレスチェックをめぐる法改正の動きや、メンタル不調による休職への対応といった課題を抱える中小企業やスタートアップ企業様に向けて、最短翌日からオンラインで産業医面談ができるサービスを提供しています。
チーム体制としては、社内メンバーが5名前後、そこに産業医の先生方を加えると、全体で12〜13名ほどの規模感です。その中で、現在は3名のインターン生が一緒に働いています。
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営業の「内製化」と「検証」を進めるため、長期インターンを導入
– 長期インターンシップを導入された理由をお聞かせください。
まず一番の理由としては、営業体制を自社で立ち上げていこうと考えたからです。最初から外部へ丸ごと外注するのではなく、自社でしっかり内製化しながら検証を回していく必要があると思った際、営業はとても人手が必要な部署だと感じていました。
そこで、営業体制をつくっていくメンバーとして、インターン生を採用したのがきっかけです。
– 「営業の立ち上げ」という重要なフェーズであれば、ほかの採用手法や外部への委託という選択肢もあったかと思います。なぜインターン生だったのでしょうか?
実は以前の会社でもインターン生を受け入れていて、それがすごく良かった経験がありました。
業務委託や副業の方であれば、経験を生かして上手に業務を回してもらえると思います。一方で、営業の立ち上げのように、まず動いて試していく「突破力」が必要な場面では、若い学生さんの熱量がフィットすると感じていました。
特にスタートアップでは、使えるリソースやコストが限られている中で、いかに早く検証を回し、試行回数を増やせるかが大切です。そうした検証を一緒に進めてくれる存在として、インターン生に入ってもらうことには意味があると考えていました。
– ここで仰る「熱量」とは、具体的にどのようなものでしょうか?
成果が見えない中でも、まずやってみようと動いてくれる姿勢ですね。
実際に、こちらから「勉強してきてね」と指示を出したわけでもないのに、産業医に関する本を自発的に読んできてくれた学生もいました。
ゼロワンインターンを利用して応募してくる学生さんは、長期で働くことを前提に応募してくれているので、腰を据えて取り組もうという姿勢を持った学生が多いと感じています。
– 「産業医」は学生にとってあまり馴染みのないテーマだと思いますが、募集するうえで「学生から興味を持ってもらえるのか」という不安はありませんでしたか?
そこに対する心配はあまりありませんでした。実際に面接をしていても、「メンタルヘルスに興味がある」という学生も一部はいましたが、どちらかというと「一からの事業立ち上げに関わりたい」という方が圧倒的だったからです。
「将来社会人になるにあたって汎用的なポータブルスキルを身につけたい」「新しいことに挑戦したい」という動機が多く、商材そのものへのこだわりというよりは、挑戦できる環境を求めて応募してくれていると感じました。
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インターン生の提案から、展示会への出展が実現
– 実際の業務としては、どのようなお仕事を任されているのでしょうか?
「産業医NEO」の営業活動として企業へのテレアポを担当してもらっていたほか、現在は展示会の出展準備や当日の運営サポートなどを中心にお願いしています。一部、カスタマーサクセス(CS)領域を手伝ってくれている子もいますね。
展示会での業務に関しては、実はインターン生からの発案だったんです。
– インターン生からの発案だったのですね!どのような経緯だったのでしょうか?
当初取り組んでもらっていたテレアポで、なかなか成果が出にくい状況があった際に、学生の方から「一回ちゃんと展示会でリストを作りに行きましょう」と提案を受けました。
私としては「出展はもう少し先かな」と思っていたタイミングだったのですが、学生側から自発的に提案してくれたので、「そんなに言うなら一回やってみようか」と実施を決めました。
– 会社側から指示したのではなく、インターン生自身から次の施策を提案してくれたのですね。
そうですね。展示会当日もスタッフとして呼び込みなどを担当してもらったのですが、すっごく大きな声を出して、一生懸命に取り組んでくれていたんです。
ちょっと声を出しすぎていたので、「声の大きさ抑えようか」と伝えたくらいで(笑)。それくらい一生懸命、熱量を持って取り組んでくれていました。
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学生の「突破力」が、スタートアップの試行錯誤を支える
– インターン生と一緒に施策を進める中で、どのような価値を感じましたか?
スタートアップは使えるリソースやコストが限られているからこそ、いかに早く検証を回し、試行回数を増やせるかが大切です。
今回の展示会も、インターン生自身から提案が出たことで、実際に一つの施策として試すことができました。すべての施策が最初からうまくいくわけではないので、まずやってみて、「何が良くて、何が良くなかったのか」「次はどう変えるのか」を考えていく。その積み重ねが必要だと思っています。
インターン生が頑張ってくれたことで、そうした検証を一定量回すことができたことには、価値があったと感じています。
– 検証を進められること以外にも、「インターン生と一緒に働いて良かった」と感じたことはありましたか?
学生ならではの視点や、ピュアな疑問をもらえることですね。
特に私たちのようなスタートアップは、日々試行錯誤しながら事業をつくっている段階です。社内だけで議論を重ねていると、どうしても視点が固定化してしまうことがあります。
そんな中で、インターン生が投げかけてくれる素朴な疑問が、これまでの考え方を見直すきっかけになるんです。まだ正解が決まっていないフェーズだからこそ、固定観念にとらわれない学生ならではの視点が入ることには意味があると感じています。
あとは、単純に一緒に働いていて楽しいですね(笑)。
展示会のときもそうでしたが、インターン生が一生懸命取り組んでいる姿を近くで見ていると、私自身も「頑張らないとな」と思わせてもらえるんです。
学生に経験してもらうだけではなく、私たちもインターン生から新しい視点や刺激、エネルギーをもらえる。そこも、一緒に働く面白さの一つだと思います。
– インターン生と一緒に働くことで、社内にも何か変化はありましたか?
実際に一緒に働く中で、主体的に動いてくれる学生や、期待以上に頑張ってくれる学生の姿を見て、周りのメンバーからも「こんなに優秀なインターン生がいるんだ」という声が出るようになりました。
インターン生が実際に働く姿を見る中で、社内でも学生に対する見方が変わっていったように感じています。
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インターン期間を超えたつながりが、会社の財産に
– ここまで現在のインターン生との取り組みについて伺ってきましたが、これまで関わってきたインターン生との印象的なエピソードがあれば教えてください。
以前の会社でインターン生として出会った学生がいるのですが、その方は大学を卒業して別の会社に就職した後、現在は弊社のデザイン業務を手伝ってくれているんです。弊社のロゴやサービスサイトも制作してくれました。
当時は、あくまでインターン生と受け入れ企業という関係でした。その先に、また一緒に仕事をする未来があると考えていたわけではありません。それでも、一緒に働いた経験を通じてお互いのことを知り、関係が続いていたからこそ、時間が経った今、また別の形で一緒に仕事ができています。
– インターンを卒業した後も、関係が続いているんですね。
そうですね。ほかにも、以前一緒に働いていたインターン生とは今でもご飯に行ったり、「最近どうしてるの?」と近況を聞いたりしています。インターン期間が終わった後も、こうして関係が続いているんです。
学生のうちから優秀な人たちと出会って、一緒に働きながらお互いのことを知ることができる。その中で築いた関係が、時間が経ってから別の形で仕事につながることもあります。
実際に、以前インターン生だった方と今こうして一緒に仕事ができているので、学生のうちからこうした関係を築けることは、会社にとって大きな財産になると感じています。
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若いうちに、さまざまな経験ができる機会を増やしたい
– 前田さんご自身、学生が社会に出る前にさまざまな経験をすることについて、どのように考えていますか?
私自身、若い頃にもっといろいろな経験ができていたら、何か変わっていたのかなと思うことがあるんです。学生が社会に出る前に、企業や仕事について知ったり、実際に働いてみたり、いろいろな経験ができる機会はもっとあっていいと思っています。
そうした若い人たちを受け入れる企業も、もっと増えていったらいいなと思っています。
– 最後に、これから長期インターンの導入を検討している企業へ、メッセージをお願いします。
これからAIで代替できる仕事も増えていくと思います。だからこそ、若くて優秀な人たちと学生のうちから接点を持って、一緒に仕事ができることにも価値があると思うんです。
ゼロワンインターンは、長期で働くことを前提に応募してくれる学生と出会えるので、そうした学生との接点を持ちたい企業にはおすすめしたいですね。
学生が社会に出る前にさまざまな経験ができて、そうした若い人たちを積極的に受け入れる企業も増えていく。長期インターンを通じて、そんな機会がもっと広がっていったらいいなと思っています。

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