• 従業員数:31〜100名
  • 業種:士業 
  • 職種:事務・アシスタント 
  • 職場の若返りを目指す社労士事務所。掲載2週間でインターン3名採用に成功!

    社会保険労務士法人総合経営サービス 肥後労務管理事務所

    2023.04.21

    • 従業員数:64名
    • インターン生数:3名
    • 会社詳細:人事労務管理のプロフェッショナルとして、人事・労務管理の手続き代行、相談、コンサルティングなどを行う。
    • 代表社員:平井 俊輔様

    (2022/4時点)

    「事務所の若返りをしたい」というのがきっかけです

    Q.最初に、インターンシップ採用を始めた経緯を教えてください。

    社労士は、社会人を経験した後に目指す方が多いため、業界的に年齢層が高い傾向にあります。当社の平均年齢も42、3歳です。

    一方、当社のクライアント経営者の年齢は、ベンチャー企業が多いこともあり、20〜30代前半までの若い方々が多いです。

    社労士は人事・労務における「社長の相談役」とも言われます。もっとクライアントに近い感性に触れていく必要があると感じ始め、事務所の若返りとでも言いますか、新卒採用を試してみることにしました。

    早速、私や従業員の出身大学の求職課を訪ねて、学内に新卒求人票を掲載してもらったのですが、全く反応はなし。

    大学生で社労士を知っている人はほとんどいないので、「そりゃそうか」と、半ば諦めかけていました。

    そんな時、社員の一人が学生時代にインターンをやっていたという話が出てきました。

    そして、「新卒採用に繋げられる可能性あるなら、ひとまずやってみよう」という精神でインターン採用を始めたのが経緯です。

    Q.人事・労務の知識がない学生を採用するのに不安はありませんでしたか?

    クライアント企業がインターン採用をしていたり、当社のグループ会社内で、大学生の内定者アルバイトが働いていたり、大学生採用について割と身近で聞いていたため、不安はありませんでした。

    あまり知られていない「社労士」の仕事。大学生にどうPRしていくか?

    Q.インターンシップの募集するにあたって、どんな工夫をしましたか?

    社労士のことを知っている大学生は少ないと思っていたので、社労士の紹介方法を工夫しました。

    社労士のことは知らなくても、人事の仕事は、大学生には人気があると聞きました。

    そこで、「社労士は、人事のプロフェッショナル。色々な会社の人事を学べる」というメッセージで、

    学生に馴染みのある人事の観点から、社労士のことを紹介するように、求人原稿を作ってもらいました。

    Q.実際、応募の反応はどうでしたか?

    掲載2週間足らずで応募が8名もきて驚きました。

    応募者の大半は「人事」に興味を持っている学生でしたので、今回の原稿の打ち出し方は良かったのだと思います。

    応募者のうち2名は、ご家族が経営をしている影響で、社労士という仕事を知っていました。そういう方もいるのだと新しい発見でしたね。

    Q.インターンの場合、応募者に新卒入社の意思はあるのでしょうか?

    学生は、自己成長の場所としてインターン先を選んでいるため、応募時に入社意思がある方はほとんどいません。

    当社としても、まずはインターンで雰囲気を知ってもらい、徐々に新卒入社にも興味を持ってくれたらいいなくらいの気持ちでした。

    とはいえ、全く入社可能性がない方を採用するのは躊躇しますよね。そこで、インターン面接では「新卒入社の可能性も視野に入れている方を採用したいと思っている。」ということを素直に応募者に伝えました。

    その上で、応募者8名のうち、3名をインターンで採用することができました。

    控えめだった社員が、積極的に意見をくれるようになりました。

    Q.インターン入社後は、どのような業務を任せましたか?

    機密情報を取り扱うことも多いため、書類チェックや郵送対応など簡単なバックオフィス業務を行ってもらいました。

    しかし、それだけでは学生が社労士のことを深く知る機会が少ないため、インターン生向けの社内勉強会や動画研修を2週間に1回程度のペースで開催していました。

    Q.勉強会は、誰がどのように企画しているのですか?

    若手社員を中心に社員4名で企画から運営まで行ってくれています。

    「そもそも働くとは?」といった社会人の基本から、「社労士業界の現状」といった内容まで、様々なテーマで実施してきました。

    Q.社員さんは大変じゃないですか?

    大変な面はあると思いますが、主体的にインターンの育成に取り組んでくれています。

    例えば、インターンの育成担当をしている社員は、元々控えめで大人しいタイプだったのですが、インターン生が入ってから、「採用はこうしよう」「育成はこうしていきたい」と積極的に発言をしてくれるようになりました。

    また、インターン生からの勉強会の感想も共有してもらっていて、そこに先輩社員への感謝の声も多く書かれています。

    自分が教えた子たちに感謝されると嬉しいじゃないですか。最近では、勉強会の企画以外にも「こんな仕事も任せてみたい」と社員から提案してくれる機会も増えました。

    当初は考えてもいませんでしたが、インターン生の採用が、結果的に受け入れ側の成長にも繋がったのは、思わぬ相乗効果でしたね。

    既に第二期インターンを採用しようという声が上がっています。

    Q.今後、新卒採用に繋がるインターン生は出てきそうですか?

    現在、インターン生3名が当社の新卒選考に進んでくれているところです。

    他の会社も選考しながらのため、最終的に当社を選んでくれるかは分かりません。しかし、少なくとも当社に興味はもってくれているみたいです。

    Q.インターン採用は今後も続けていきたいですか?

    今回採用した方が新卒採用に繋がらなくても、インターン自体はすごくやって良かったと思っています。実際、既に社内で第二回目のインターン採用をやろうという話も挙がっています。

    一度やってみて味を占めたといいますか、インターン経由からの新卒採用には今後も非常に期待しています。

    社名 社会保険労務士法人総合経営サービス 肥後労務管理事務所
    業種 士業 
    従業員数 31〜100名

    事労務管理のプロフェッショナルとして、人事・労務管理の手続き代行、相談、コンサルティングなどを行う。

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