• 従業員数:1〜10名
  • 業種:IT・インターネット 
  • 職種:営業 
  • 中途採用と社員育成に苦悩する小規模・中小企業にこそ、長期インターン活用をすすめたい理由

    株式会社ZEAR

    2026.10.16

    • 社名:株式会社ZEAR様
    • 設立:2015年11月
    • 従業員数:6名
    • 学生インターン:6名
    • 事業内容:IT/マスコミ・広告・出版
    • お話を伺った方:代表 田嶌哲朗様(2026年10月時点)
    • 中途採用で感じた難しさから、「一から育てる」長期インターンへ

      – まず、御社の事業内容について教えてください。

      当社はインターネット広告代理店です。クライアントから予算をお預かりして広告を運用し、クライアントの売上につなげていくのが主な仕事です。広告運用は基本的に内製しているので、対応のスピードには自信がありますね。

      現在は社員が5名、長期インターン生が6名。合わせて11名ほどの組織です。インターンで長い人だと、もうすぐ2年になります。

      – 社員数よりも多いインターン生を受け入れているんですね。もともと、どのようなきっかけで長期インターンを始めたのでしょうか?

      以前は中途採用を中心に、知り合いを通じたリファラル採用にも挑戦しました。ただ、やっていくなかで、中途採用って結構難しいなと感じるようになったんです。

      経験者採用の場合、前職での仕事のやり方があるので、それが当社と合わないこともありました。業界未経験の方なら、そういった前職の色みたいなものはありませんが、結局は一から仕事を教える必要があります。

      かといって、当社くらいの規模で本格的に新卒採用をするのも簡単ではありません。専任の採用担当がいるわけではないので、通常業務をしながら年間を通して採用活動をして、教育までやるとなるとなかなか大変です。

      そんなときに思い出したのが、周りの企業や以前勤めていた会社でインターン生を受け入れていたことでした。

      学生のうちから長期インターンをしようとする人は、仕事に対する意欲が高い印象がありました。実務経験はほとんどありませんが、今の学生は基本的なPC操作にも慣れていますし、教えたことを素直に吸収して、一生懸命取り組んでくれる。

      どうせ一から教えるのであれば、そういう意欲のあるインターン生を育てていくのも一つの方法なんじゃないかと。まずはやってみよう、という感じで始めました。

     

    • テレアポだけで終わらない。提案書や商談まで実務を任せる

      – 現在、インターン生にはどのような仕事を任せていますか?

      基本は営業ですね。テレアポや営業先のリスト作成、提案書の作成。自分でアポイントを取ったら、その商談にも一緒に出てもらいます。

      ほかにも、デザインなど制作に携わっているインターン生もいます。本人がやってみたいことがあるなら、できるだけ挑戦してもらいたい。そういうスタンスです。

      未経験なので、最初はもちろん教えます。営業ならロープレもしますし、いきなり「じゃあ電話して」ではないです。ただ、仕事の進め方まで全部こちらで決めるつもりはありません。

      たとえばテレアポでも、「今日は100件かけて」ではなく、リスト作りにどれくらい時間を使うのか、何件電話するのか。そこから本人に考えてもらう。

      必要なことは教える。でも、最終的には自分で考えて動いてほしいんですよね。ある程度責任を持って任せています。

      – 普段、インターン生とはどのように接していますか?

      社員とインターン生は同じフロアで、デスクも隣り合わせです。

      テレアポがうまくいかなくて、ちょっとしんどそうなら、社員がふざけて笑わせたり、「はい、行こー」と声をかけたり。ずっと横についているわけではないですけど、放っておくこともしない。

      接し方も社員とそんなに変わらないですね。ダメなものはダメと言うし、良かったらちゃんと褒める。「これやろうぜ」みたいな感じです。

      せっかく働くなら、楽しく仕事をしてもらいたいですからね。

     

    • インターン生を育てる経験が、社員の育成にもつながる

      – インターン生を受け入れて、会社側にも変化はありましたか?

      社員の育成という意味では結構大きいですよ。

      当社はまだ社員数が多くないので、役職がついていても部下を持った経験がない社員もいます。そういう社員に、いきなり「今日から新しい中途社員をマネジメントして」と言っても難しいじゃないですか。

      そこで、インターン生のチームを作って、社員にリーダーを任せています。

      仕事をどう教えるのか。どこまで任せるのか。いつ声をかけるのか。これは実際に人を見ないと分からない。インターン生を育てながら、社員も人を育てる経験ができる。そこは会社にとっても大きいですね。

     

    • 教えるだけじゃない。インターン生から新しい情報をもらうことも

      – 反対に、インターン生から影響を受けることもありますか?

      ありますね。当社は広告の会社なので、若い世代がどんなSNSを見ているのか、どんなYouTuberやインフルエンサーが注目されているのか。そういう情報って仕事にも関係するんですよね。

      何を見て商品を買うのか、どういう流れで申し込むのか。そういう感覚は、若いインターン生のほうが詳しいこともあります。

      AIもそうです。インターン生が使っているのを見て、「じゃあ自分も使ってみよう」となったり、「こっちのほうがいいですよ」と教えてもらったり。

      会社が学生に教えるだけじゃないんですよね。逆にこちらが教えてもらうこともあります。

     

    • 1年以上働いた2人が、来年4月から社員へ

      – インターンから新卒採用にもつながっているのでしょうか?

      今働いているインターン生のうち、2人が来年4月から社員として入社する予定です。2人とも1年以上働いています。

      先ほどお伝えした通り、最初から新卒採用を目的にインターンを始めたわけではありません。でも、実際にやってみると、新卒採用との相性はいいなと感じています。

      一緒に働いていれば、面接だけでは分からないところまで見えるじゃないですか。

      最初の印象だけでは分からなかったけど、働いてみたら「この子、すごくしっかりしているな」と気づくこともある。「ここを変えたらもっと伸びそうだな」というところも見えてきます。

      何カ月、何年と一緒に働いて、「この人とこれからも働きたい」と思った人を採用できる。そこはインターンから新卒採用する大きなメリットだと思いますね。

      – 学生側も、会社を見たうえで新卒入社を決められますね。

      来年新卒入社するうちの一人は、別の大手企業からも内定をもらっていて、そちらでもインターンを経験していました。そのうえで当社に戻ってきたんです。

      本人は営業を勉強したいという気持ちがあって、両方でインターンを経験した結果、当社に就職することを決めてくれました。

      会社が学生を見ているのと同じように、学生も会社を見ていますからね。

      実際に働いて、お互いのことを知ったうえで入社を決められる。これは結構いい採用の形だと思っています。

     

    • インターンから社員へ。その先は「育てる側」に

      – 入社予定のお二人には、現在どこまで仕事を任せていますか?

      もう普通に実務をやっています。目標数字も持ってもらっていますね。

      当社は営業にインセンティブがあるので、「4月に入社したタイミングから、インセンティブをもらえるようにやろうぜ」と話しています。

      1年以上一緒に働いているのに、社員になった瞬間にゼロから始める必要はないじゃないですか。今やっている仕事を、そのまま社員になっても続けていくイメージです。

      今は後輩のインターン生を見る練習もしてもらっています。社員になったら、今度は自分たちが下の人を見る側になるので。

      今後はインターン生の面接にも入ってもらう予定です。インターン生として仕事を覚えた人が社員になって、今度は次のインターン生を育てる。

      最初からここまで考えていたわけではないですけど、インターン採用を続けてきたら、そういう流れができ始めました。

     

    • 採用に悩む企業に、「育てて採用する」という選択肢

      – 最後に、長期インターンはどのような企業におすすめだと思いますか?

      新卒、中途の採用に困っている会社には、結構いいと思います。

      今は給与などの条件も上がっていますし、当社くらいの規模の会社が、大きな会社と同じ土俵で採用を競うのは簡単ではありません。完成された人を採用するだけじゃなくて、一緒に働きながら育てていく。そういう考え方があってもいいんじゃないかなと。

      インターンなら普段の仕事ぶりを見られるし、学生にも会社を知ってもらえる。そのうえで「一緒に働きたい」となれば、社員として採用する。

      当社も最初からそこを狙って始めたわけではないですけど、実際に今、2人が社員として入社するところまできています。

      採用に悩んでいる会社なら、長期インターンから人を育てていくという選択肢は、結構ありだと思いますね。

    社名 株式会社ZEAR
    業種 IT・インターネット 
    従業員数 1〜10名

    株式会社ZEARは、Yahoo!やGoogle、LINEなどのWEB広告を扱い、クライアントのマーケティング支援を行う広告代理店です。取引先数は100社を超え、着実に業績を伸ばしています。広告運用を基本的に内製することで、スピーディーかつ細やかな対応を強みとしており、一定の基準を満たしたYahoo!セールスパートナーにも認定されています。

    導入事例一覧に戻る

    資料請求・お問い合わせ

    必須会社名(団体名)

    {{companyNameMessage}}

    必須担当者名

    {{nameMessage}}

    必須メールアドレス

    {{mailMessage}}

    必須電話番号

    {{telMessage}}

    必須お問い合わせの目的

    {{purposeMessage}}

    その他の場合はこちらにご入力ください
    ※最大800文字でご記入ください

    {{otherMessage}}

    {{sendMessage}}